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勝手にBLグラミー2009 特別賞

いまだ去年(2009)年を引きずっておりまして申し訳ありません。
準備期間約3ヵ月…どうにか完成にこぎつけました。
お蔵入りも考えましたが、とある事情によりこの賞だけはUPしておかないと困るのです。

それではここからは、年末(2009・12月末)にタイムスリップ状態でご覧くださいませ。
初稿時より随分時間がたっておりますので、時事関連が少々古かったりいたしますが、どうぞお目こぼしを。
                    
                イラスト、ストーリー、コミック。
グラミー候補作には入れられなかったけど、この作品のココは最高にいいんだよね♪と思う作品は多々ございました。

様々な形で楽しませてくれたあまたのBL作品に敬意を表して、去年「イラスト特別賞」「キャラクター部門」としてお送りした各賞を統一&バージョンアップして独立ページでお届けいたします。

今回発表する、あり得ないぐらいどっさりの各賞は…

◆イメージソング部門
・ベストイメージソング賞

◆キャラクター部門(イラスト・ストーリー各別)
・最もイケてる攻に贈る、「最優秀KING」賞
・最も美しい受に贈る、「最優秀QUEEN」賞
・最もお似合いの2人に贈る、「最優秀COUPLING」賞
・最も印象的な脇役に贈る、「最優秀当て馬」賞
・最も激しいカラミに贈る、「SEXY DYNAMITES」賞
・最も衝撃的だったシーンに贈る、「どうしても頭を離れないで賞」  
・最もかわいい動物に贈る「BEST 肉球」賞
・最も華麗な女装に贈る「BEST DRESSER」賞

◆イラスト部門  特別賞
・「BEST DESIGN」賞
・「一躍STARDOM賞」←新設

◆ストーリー部門 特別賞
・「3大テーマパーク」賞
・「リーマン(ワーキング)」賞
・「学園」賞
・「トンチキ」賞

以上となっております。

以前、某所でお知らせした「みゅうあーPRESENTS ワースト3」は年明けかなり経っているため初笑いにならないって事で、掲載を見合わせました。
も〜し!待っていて下さった奇特なお客様、いらっしゃいましたら申し訳ございません。よろしければ個別対応させていただきますのでご一報くださいませ。


ではでは早速、音楽賞から…。



◆ベストイメージソング賞
ブログ名に「BLイメージソング」と冠しておりますように、拙宅は一応音楽ブログでもございます。割合低しといえども音楽ブログの面目をかけ、今年の「ベストイメージソング」を発表しなければなりません。
これをあげなければ「グラミー」(音楽賞)と名乗った意味がなく、おバカな勘違いを何年もしているお気の毒ブログになってしまうのでございます(失笑)
なのでこの記事だけはどんなに遅くなろうと、どーしても完成させなければならなかったのですね。

…の割には部門が「アカデミー」とごっちゃになってますが、まあお祭りですから(笑)
今年のベストイメソンは2曲(というか2組)です。

■名倉和希「恋愛記憶証明」×東方神起「 nobody knows」(09・4・21UP)

  
いやもう、歌詞・曲・イメージ、すべてが作品世界観とバッチリ♪ イラストとの相性(5対5、笑)まで完璧です。

♪僕がずっと側にいるよ 身体の奥で

うむ、このために創られた曲ですとも(きっぱり) 感想記事「恋愛記録証明」→ここをポチ★
     
        
■谷崎泉「しあわせにできるスペシャル」×カルテット「ベストフレンド」(09・2・9UP)

 

ちょうど1年前の曲。お笑いコンビ・しずるがブレイクする前です。
演技上手いんですよね〜この2人。ネタは毎度腐ってますが(笑)

これはイメージというよりPVが素晴らしくてどうしても押したかった。
PVラストの感動、これでこそこの作品のイメージソングですとも!必ず最後まで見て下さいね♪

感想記事「しあわせにできるスペシャル」→ここをポチ★


それでは、ベストイメソンをご堪能いただきつつ次ページの特別賞へGO






◆Read more...

 

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[【年間ベスト・グラミー】]特別賞 | comments(4) | trackbacks(0) |

「桜の下の欲情」 秀香穂里/汞りょう

私にBLの面白さを教えてくれた秀香穂里さん。
コンプしたがるクセに途中でクールダウンしてしまう、めんどくさい性格の私がこの人の作品だけは全部追いかけている。
冒険心あふれるエロものも、お得意のクリエィティブ系ワーキングBLもどちらも好きだ。

でも近作「聖域の限界」を読んだ時、考えこんでしまった。
初めて秀さんに惰性を感じたからだ。

作品の質の当たり外れは今までもあるけれど、そこは理解できる。
でも「聖域の…」で感じたのはそういうレベルの話ではない。
こんな感じだと受けるかな?とササッとまとめて、するっと書いたかのような?
まるで優勝決定で情熱を燃やしきった後の消化試合のような、あまりに実のない内容に心が冷えた。
行間、というより言葉そのものを読ませて魅せる愛の言霊師・秀さん作とはとても思えない、哀しいただの文字の羅列。
3部作書いたり、ジャンルや表現の冒険もしつくして情熱が萎えてしまったのか。
それでも舞い込むお仕事に、こんな適当な折り合いをつける事を覚えてしまったのか。
「聖域の限界」とは作者自身のことなのかと。


その後「真夏の夜の御伽噺」を読まなかったのは、この作品が書き下ろしではない=「聖域の〜」より前の作品だと知っていたからだ。
全くの書き下ろし作品で今の秀さんを感じたかった。
だから今回の「桜の下の欲情」は私にとっては大きな意味を持つ作品だったわけだ。
(BLごときで何もそこまで…、とは、このブログに遊びに来て下さる方はよもやおっしゃるまいと確信している。)

私がこの作品をどのように受け取ったか、前置きもなしにいきなりマジガチモードで書きすすめていることからもお察しいただけるだろう。
まずはあらすじを記しておく。  
豪胆かつ繊細な筆致で、百年に一人の天才日本画家―。
美術は専門外なのに画壇の寵児・九重鎮之のイラスト連載を担当することになった編集者の本郷。けれど九重は、初対面から傲岸不遜で威圧的。
知識不足を糾弾するように「おまえの取り得は身体ぐらいだ」と迫ってきた!!原稿のためにはこの屈辱に耐えなければならない―。以来、自宅に通っては執筆の合間に抱かれる日々が始まって―。    
仕事と引き換えに脅されて、やられちゃって、でも結局は愛し合って大団円♪というBL界テンプレ設定。あらすじだけ見たら、おいおいまたか、と誰でも思う。
でもこの作品はベタでなければならない。だって、作者様はあえてベタを選んだのだもの。
目新しさも何もない使い古された設定で、それでも文章で魅せて読ませてやる、という、言葉を紡ぐプロとしての挑戦と誇りをこの作品に賭けたから。


百字きっちりでコメントをつける。
この単純ながら技ありの文章課題を実践してみせる事がどれだけ大変か。

対象物である「花」への想いはもちろん、「回を追うごとに雰囲気が出てるコメントになってるよ。」との上司の評価を読者に納得させる、テキスト力の向上まで表現しなければならないのだから問われる力量は半端ない。
実際、先の上司の言葉だけで逃げる事も出来た。でも秀さんはそうはせず5本全部書き上げたのである。
これが昔取った何とやらだけで出来る類の挑戦ではない事は、あまたの編集だの小説家だのが出てくる作品に作中作がほとんど出てこない事からもおわかりと思う。(もっともこれはBLに限った事ではない。作中の二次創作にこだわるぐらいならもう一本新作を書く安全志向の作家の方が多いというだけのことだ)
本筋に間接的な係わりしかない「コメント」でさえここまで魅せるのだから、メインストーリーはまさに言霊。想いのたけが言葉に乗って波と押し寄せる。
マジガチでなければこの本の感想は書き得ない、と己の居住まいを正さねばならぬほどに。

想いをこめすぎて外してしまった表現もないではない。
1例:「愚かな者にこそ、花は美しく映えるのだ」
人は花を愛でる心を持った事で「獣」から「人」になったとも言える。死者に花を手向けるのは愚かだからではないはず。重要アイテム「花」へ寄せた想いがこの一文でひっくり返る危うい表現


が、それすらも創作への真摯な挑戦が引き起こした若干の勇み足。
ご本人の今後の肥やしともなる、目に苦い良薬だろう。
(もっと抒情的なタイトルだったなら、とそこは本気で口惜しいのだが、これもあえてのベタの範疇とムリヤリ自分を納得させておく。)


挑戦と同時にこの作品には作者様の自叙的性格もある。ここに登場する主役2人は今の秀さんそのものだ。
画家の九重に作家としてのご自分を、編集者の本郷にライターだったご自分を多分に投影させ、創ることの苦悩と至福、書くことを仕事に選んだものの覚悟を彼らを通して語らせている。

九重が「桜」を描けなくなったこと、世間の批評、それでも描き続ける「花」。
これはそのまま作者の軌跡だ。

消費される言葉、枷ある表現、仕事で「書く」こと。
本郷の戸惑いはやはり作者の胸の内だろう。


もちろんこれはBLなので、男2人が支え合い救いあって愛と希望のハッピーエンド♪なのだが、2人の迎えるお約束の結末がそれだけの意味ではないのは、これ以上言葉を重ねずとも共感いただけるだろう。
よくここまでご自分を晒したものだ。創作にご自分の血肉を分ける「作家」の業と覚悟を見た。

もう大丈夫と思う。
きっと、これまで以上に邁進されるだろう。
こんな電脳最末端で、ご本人に1読者の言葉など届くはずもないがそれでも記しておく。




先生、お疲れさまでした。面白かったです。
次作も楽しみにしております。










※イラストチェックとイメージソングは次ページで。


◆Read more...

 

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[小説・作家名さ行]秀 香穂里 | comments(1) | trackbacks(0) |