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勝手にグラミー2012・イラスト部門マイベスト〜カラー画編

◆勝手にBLグラミー2012 ご案内                                             
●拙宅グラミーは、自選候補作を初頁、受賞作と選考理由を次頁で発表する、変則型マイベストです。但し、コミック部門だけは明白なランキングをつけております。
●コミック部門、長編小説部門、短編小説部門、イラスト部門の4柱と、年度によって特別賞、新人賞などが臨設されます。
●イメ−ジソングをタイトルに冠する音楽ブログでもあるため、「アカデミー」ではなく「グラミー」と称しています。
●2012年にmiru-haが読了した全作品から、主観客観織り交ぜ勝手に選出。
今年発行とは限りません


皆様、こんばんは。
2012年BLライフ総決算・勝手にBLグラミー、本日は楽しい楽しいイラスト部門です♪
本日はカラー編〜「最優秀表紙絵賞」「最優秀口絵賞」をお送りいたします。

今年は独立感想がトンと進まず、必然的にイラストチェック回数も激減してしまい、候補作がほぼ初出です。よって全作コメント付&激アツ激ナガとなっております=1回では収まりませんでした
どうか覚悟を決めて、わたくしの激愛を受け止めて下され!(謙遜なく長いので、数回に分けてお楽しみいただければ幸いです…)


◆イラスト部門について                          
●部門賞は以下の通りです
    ・「最優秀表紙絵賞」
    ・「最優秀口絵賞」
    
・「最優秀モノクロ賞」
    ・「特別賞」
● 2012年読了本の★4.5以上評価作を候補作といたします。
●突然文調が変わる、「マジガチ」コメント部分は緑文字にしておきます 
●文中の「今年」表現は2012年に脳内変換してください


◆最優秀表紙絵賞                                                  
表紙イラストに期待するのは、
・1枚の絵を通して、作品の精神世界を個性的かつ真摯に表現しようと努める絵心(絵描きセンス)
・それらが確実に伝えられる技術力研究努力
・購入意欲をそそられる萌えツボごり押し度(←言葉にするとなにやらがっかりだが、大事な要素だよね!)
などです。

【2012年度候補作】    ■   ■   ■   ■   ■   ■   ■   ■   ■ 
■「神に弄ばれた恋」 朝南かつみ
感想・詳細イラストチェックはこちら★

「光と影の間、闘牛士と雄牛の間には名前のない神がいる。」
   −−スペインの作家(哲学者)・ホセ・ベルガミンの著書から
恋を弄んだ神の名はサタナスとアベルが、光と影の間に見た神の名は作者様が、絵師様を愛でたもうた神の名はわたくしがつけてよいのです。

顔を隠し、体を隠し、背景もほぼない。絵的な個性を表現できるモチーフを封じ込めて、それでいてこの強烈な個性。

こんな絵描ける絵師様、この方しかいない。


■「FLES&BLOOD 19」 彩
初めて見た時は言葉が出ませんでした。
その後、何度も何度も、舐めるように見てますが、やっぱり言葉がみつかりません。(でも書く、笑)
愛を視覚化したらこうなるに違いない。
                 *
我が恋人は赤い薔薇。
白と薔薇色で二分割された画面。横一列のロゴ。
水平線に浮かぶ船のように、波間に横たわるジェフリー。
横線を強調した構図の中、ひとり鉛直=縦ラインに佇む海斗が、慈悲溢れる中にも頼もしいです。

赤と波はジェフリーのもっとも大切なもの。魂が還っていく、彼にとっての楽園です。幻影と嘆きを道連れに楽園へと彷徨う難破船を、現世=FLESH&BLOOD〜血と肉の在るところに留めておけたのは、海斗という碇=この世に繋ぎとめる楔がまにあったから。
ただひとつを選んだがために、他の多くを犠牲にしてしまったことへの懺悔や後悔=自らの罪(悪感)を認めて生まれた強さが、海斗をひとり立ちさせた=碇になることができたのですね…(´;д;`)ブワッ

生涯の誓いとひと時の温もり。永遠と刹那が共存する、後世まで残る愛のイコン。


■「月一滴」 花本安嗣 
ナイトブルーの空。ハニーゴールドの月。
彼らの距離は近くて甘く、円と線は、遠く深くに繰り返される

わがまま王子。愛しい人の前ではただのかわいいお姫様。
触れる指先。舞い上がる心。高く天までも飛んで行けそう。

ダメだよ、僕のお姫様。飛んでなんていかせない。階(きざはし)を一歩一歩踏みしめながら、どこまでも共にいこう。月露にそぼつあの雲の向こうまで。
         
てなことを伝えたいんだと思う(笑)
こういう絵を見ていると、BL読みになってよかったなとつくづく思うのです。かわい作品を読む都度うっとり浸ってしまう、あの、行間から滲みでる情感と同じものがこの絵からも感じられます。

投射=どちらかがもう一方の世界観を代弁してるとか、集注=テーマを凝縮してより強く訴えるとかではなく、共鳴=2人のクリエイターの波動が重なって、さらなる世界の広がりを見せてくれるさまに感動する。

                                                                      ■「黒衣の税理士 2」 麻生海
年に3点あれば大豊作と言える、その名もズバリ「レアアート」画、今年は2種(3点)ございました。その1がこちら。
こちら続編ですが、その1もやっぱりレアアート。
←シリーズ1巻
ふふふ、今作タイトルは「黒衣の税理士」=受、本編視点も税理士=受、でも表紙絵だけが攻メインなのだよ!ウキウキ^///^←一緒にウキウキしてくださる貴方が大好き( ˘ ³˘)♥
昨年受賞作の朝南かつみさん画の時も申しましたが、基本受=ヒロイン中心のBL界で、王子様=攻メインのイラストは稀です(シリーズもの除く) 
攻視点ならともかく、今作のように受メインで充分描ける作品内容でこの選択は、絵師様自身のご判断だとはっきりわかります。この姿勢を2巻ともを貫いてくださったことが、すごい!んです。(私にとっては^^;)

1巻ではややくたびれ系おっさんが2巻ではパリッとスーツのイケメンに、俯き加減で弱々しかった税理士も今巻では堂々と黒衣を着こなしています。
穏やかな巣穴を離れ(1巻室内)、2人がそれぞれの道を歩み始めたがために(2巻屋外・でも進んでいく先は同じ)、彼らの物理的距離は遠ざかってしまいましたが、守護たる風竜が彼らを結びつけてくれているので安心です。
絵師様の本編解釈&作品へのリスペクト、うるっとくるほどカッコイイ。

■「部長の男」 佐々木久美子
本編感想はこちら★
2012年レアアート画、その2はこちら。
受お1人で、しかもご尊顔がアップでドーン!過去数点しか見たことのない「ピン画」です。(コミック、シリーズもの除く)
「部長の男」というタイトルで、部長を描かない潔さがイイよね。
                  *
部長の男たるお若い彼は、男の象徴・ネクタイをゆるめながら、誘うかのように流し目を送ります。視線の先にいるのは、きっと愛しい部長のはず。でも実際は、わたくし(読み手)とばっちり目があって、お若い恋人にドギマギする部長の気持ちを疑似体験できるのです。

でもって、部長がどれほど彼を想っているかは、彼の頬を包む優しい手で分かります。手の主と男が見つめる先が同じ「部長」だとすると、ポジション的に不自然なので、これは鏡に映った姿かもしれません。(男は鏡に映った部長を見てるってことね)
たった1人しか描かれていなくても、とても雄弁なイラストです。百戦錬磨の戦士の強さをみた。

■「erotica」 中村明日美子
2012年レアアート画、その3。その2と同じ「ピン画」です。ピン画が年2枚!これも時代の流れよねー。
                 *
偶然にもシャツ&ネクタイ着用の社会人受1人+攻の手、という共通モチーフを選ばれながら、これだけの表現=個性の違い。これぞイラスト観賞の醍醐味でございます。楽しいな♪

男の目はどうなってますか?…視覚の違い
攻と受は触れ合ってますか?…触覚の違い
人以外の存在は描かれてますか?…味覚、嗅覚、聴覚の違い
男は立ってる?座ってる?それとも?…自己表現=「愛」の解釈=シックスセンスの違い

「五感(+1)」とは、動物や人に備わった感覚の総称です。そして、人を人たらしめるものはこの五感を他者に伝えるための表現を模索することといえましょう。そうして示されたものを受け取って、咀嚼して、自己の血肉として、また表現する。この繰り返しが「人」なのです。

さらに驚嘆するのは、このイラストが帯イラスト=帯の存在自体に意味があることです。この本にとって帯は被服=肉体を守り、自己を顕示する「人」の知恵なのでございます。
本能(本編)と理性(帯)は、常にともに在る。だから、erotica。
 
■「二月病」 黒沢要
生まれては祝い花
病んでは見舞い花
隠れては悼み花
花がなくても生きてはいける。でも、花がなければ心がない。

前回イラストグラミーで、白背景は上級技なので結構少ないと書いたのですが、そしたらその後、まー出るわ出るわ(笑) 2012年のトレンドカラーは間違いなく白でございましょう。
そんな中、「おお!白が利いてる!ステキ」とわたくしがウキウキしたのがコレとコレ

有色と無色。主色と差し色。画面の上下で白の役割が反転し、あたかも発熱時に見るせん妄のような美しくも危うい世界を魅せてくれます。

降るように舞い落ちる彩なる花葉を受け止めて、色づいていく白。
雪が世界を無色に変えていくのとは真逆の現象。
二月に降る白い雪を思う色に染めたくなってしまうのは、彼らの心が病んでいるからかもしれません。だって、恋は病(やまい)なのだから。


■「off you go」 青石ももこ
天に天の川。地に雪野原。
働いて、働いて、ようやく許されるつかの間の逢瀬。
川にはかささぎ、雪原には意地っ張りな一言が、恋人たちを繋ぐ架け橋。

ウキウキ通り越して鳥肌立ちました。なんだ、このすごい白使い!
横たわる男。その男を見下ろす男。
彼らを切り離しておかねばならないかのように、中央を袈裟斬りする白。余白ではなく、白が完全主役です。

白の世界を少しだけ色づける小さな切手は、宝石のような思い出の象徴=幼少時代から続く長い縁を暗示します。
目を凝らせば、立っている男の足元には足跡が。新雪を踏みしめながら、眠る男に近づいてきたのがわかります。雪の中で眠る行為が危険なことと分かっていても、近づく男に余裕があるのは、雪原に描きなぐった「off you go(むこういっとけ!)」のメッセージがあるからです。
そして、眠る男は確信犯。徐々に大きくなっていく、雪を踏みしめるキュッ、キュッという音に、思わず笑みが浮かびます。

「むこういっとけ!」は、簡単にデレたりしない彼の、雪のように冷たくもピュアな愛の告白。「ちゃんとお前のところに戻るから、今は離れていてくれ。でも遠くには行くなよ」と静かに甘えているわけですよ。男を無視するつもりなら、そもそもメッセージすら残さないものね。
だから、いつも男は彼を迎えに来る。そして許される精一杯まで接近=白の空間を維持しつつ、その目覚めを待っているのです。目覚めた彼の瞳に最初に映るのは、自分でありたいから

音や視線=会話以外の手段で心を確かめあう2人。インタビュー=会話と質問を基本とする彼らの仕事を考えれば、なんと甚深なことでしょう。
とはいえ、かなりしんどい恋愛ではございます。若いもんにゃームリっぽ(笑)

 
■「頬にしたたる恋の雨」 志水ゆき
白、白と続いたさかい、今度は黒やで♡
黒の貴公子・OHYはんとか、黒の冒険者・O丸ブラックはんとか、黒の踊り子ラOァ−ズ文庫はんとか、社をあげてに取り組んではるレーベルの作品は言わずもがなやけど、永遠のパステルポップ☆ディアプラスはんでこないな黒使い、えらい珍しいんでー。

でもって、この黒とそこに流れる唐花文様は、絵師様によるものやのおて、デザイン担当者様のお仕事やて思うんやなー、元絵は人物だけやったんとちゃうやろか。紙面約半分の面積にデザインがガツンと関与する大胆さが、これまたええなあ♪
レトロなタイプ文字とええ、差し色のチョイスや配色バランスとええ、このレーベルのデザインは、毎年神クラスを必ず出してくれはる…ほれぼれ。


■「地角の衆生」 ミナヅキアキラ

年末滑りこみ作品。
まさか鵺(ぬえ)がこんな可愛いもふもふになるとは思わなかった…!頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎、声はトラツグミに似ているというキメラ妖怪、へたすりゃ人面犬(!)になっちゃいますが、柔らかな色調で描いてくださったこの鵺ちゃんは、人獣ミックス加減が絶妙、可愛さ、儚さ、健気さ、寂しさ等もしかと伝わってきます。

さすが手塗り(と思う)、紙目まで感じられそうな、この上なく丁寧なお仕事。


■「meet、again.」 竹美家らら
透きとおった硝子の中で、さらさらと砂の流れる音がする…。
ほおっておけば抵抗もなく、落ちきって終わってしまう男を揺り動かして、その生を繋ぎとめる。

てなわけで、今作のキーアイテムは砂時計です。
ガラスと砂は大地の恵み。時は天を測るもの。スモークブルーとサンドベージュという押さえたアースカラーで描かれた天地の中で、なにかから解き放たれたかのように大気にあそぶ2人。もっとも、うち1人はこの状態に満足しているわけではないようです(笑)

砂時計という閉じた空間=私自身=内宇宙と、果てなく広がる天地=世界=外宇宙を同時にみつめる。そういった芸術運動が実際にありました。
ららさんのイラストにいつも詩性を感じるのは、詩における「言葉」とイラストにおける「象徴」が同じ役割をもってるいるからかもしれません。深読みスキーにはたまりませんな♪

  
■「隣人たちの食卓」 みずかねりょう
2012年最多忙絵師賞受賞
16作(当社カウント)って!単純に作画だけで考えても1冊分を2,3数週間でこなしちゃう計算です。しかも高クオリティ!すごーっ!w(°o°)w 

レストラン、キッチン、カフェに居酒屋。
腐界に外食産業はあまた登場したしますが、食卓=おうちでご飯は昨今のトレンドです。外食産業の低迷とイクメン人気に1年遅れで反応してる感ですね。腐海における世相の反映は大体1年後だものねー。
                     *
漫画の1コマのように、自然に切り取られた日常生活の中の1シーン。視線を一切読者にむけず、背景や小道具(料理や食器等)もリアルに描くことであえてアピール力を弱め、読者に、いつもとおなじ穏やかな「日常」をより伝えていこうとするものです。
描かれた料理にも意味があるのだよなー。ハンバーグと肉じゃがは、「隣人」にお子ちゃまがいること&家庭料理に飢えている父子家庭の暗示なのでございます。
1枚でも100枚でも、変わらぬお仕事ぶりに胸を打たれる。

 
■「極道幼稚園」 小椋ムク
これもデザインがいいお仕事してるんだ 
メルヘンちっくなムクさんイラストと幼稚園児、鉄板鉄板♪などとウキウキ表紙を眺めると、読み聞かせをする先生の後ろでやんちゃな坊やが壁に落書きしているのがわかります。そしてその落書きが、本作のタイトルになってるのです。上手い、そしてさりげない!

ほかの園児(デカい子含む、笑)は先生のお話に夢中ですが、この坊やだけ余所ごと…? いえいえ、この子は先生のお話が楽しすぎて、自分でその場面を描きたくなっちゃったのです。自分の感動をどうにかして伝えたい!と思って選んだ手段がお絵描きだったのですね。
原始、文字を持たない時代の人々もまた、この坊やと同じ衝動から壁画を残し、道具に模様を彫ったのでございます。

ピュアな衝動を内包しつつ子供は育って大人になり、大人になれば、パイロットやら保父さんやら極道やらと、クレヨンよりもたくさんの中から選んだお仕事(カラー)に就くのです。なかなかに深い。←ちと過剰解釈だけどね(笑)

 
■「兎島−黒と白の兎」 稲荷屋房乃介
ハーイ、皆様お待たせ♪(๑◠ܫ◠๑)ノ ここからは大人の時間ですよ、お子ちゃまは良い子でねんねしてね♪(2枚しかないけど)      
                  *
わあ、にゅるにゅるーぅ( థ ౪థ)
同絵師様「空の涙 獣の蜜」も素晴らしかったんですが、BLならではの「濡れ画」に敬意をより表し(笑)、今年はこちらにいたしました。業界に触手ものはあまたあれど、表紙カラーでこれだけのサポーター(笑)、ひゅーひゅーっ☆モテモテですね!

サブタイトル「黒と白」を意識した、彩度の高いビビッドカラーが目を引きます。(無彩=黒と白の世界の中にくっきり存在する有彩って意味ね) でもって、黒角のロゴは間違いなく離島ミステリーの大家・横溝正史氏へのオマージュでございましょう。
ちなみに日本は6852島からなる島国です。これだけあれば、白と黒のセクスィ兎がウフンアハン♡な島もひとつぐらいありそう、つか、あるに違いない☆

主人公の白ウサギちゃんは、攻様からもサポーターズからも不埒なイタズラされ放題。左攻だけが受と同じく脱衣しているのは、彼なりの誠意の表れでしょうか。その割には左手がお楽しみすぎてるけどね、まあ、愛の形も色々だから

■「トレインビースト」 織田涼歌
西野花さんでもういっちょ☆

わあ、ぎゅうぎゅうーぅ( థ ౪థ)
涼歌さんの描かれる、華やかさとちゃめっけを併せもったイケメン攻様には毎度うっとりいたしますね♡ 今作もうっとり…って、ん?ちょっとまって?!なんだかいろいろとおかしいよ!
大事な恋人が、いたずらでは済まんだろう的辱めを寄ってたかって受けておられますが、よ、よろしいのでしょうか?!
え?気づいてる?むしろ彼のため?わあ、さすがビースト(笑)

堂々チOビ責めもすごいけど、本命攻様以外からの公開プレイってのがまた…/// あっぱれなりR18画です。大人でよかった☆
 

長くてすみません!ここまで読んで下さってありがとう、でもまだ続くよ><
以上15点の候補作から選びました、2012年最優秀イラスト賞と恒例おこたトークは次ページで!

            ■      ■      ■      ■      ■



◆最優秀口絵賞                                                   
今賞は、作品をより期待させる=記憶に残る「口絵カラー絵」に捧げる賞です
口絵カラーでは、作品中の名シーンやサブテーマ・脇キャラなど、読者に「期待」してもらいたいのはここだ!と絵師様や出版社が押しているポイントが、表紙よりずっと明快に反映されております。
2012年読了本で★4.5以上評価をさせていただいた口絵全作を候補作といたします。                   

※「イラスト賞」ながらここから先はノミネートイラストの画像がUP出来ません。作品を未読のかたには全然楽しくない部門でございます、ごめんなさい。
該当作の表紙だけでもあげておきますので、雰囲気だけでもお楽しみいただければ…
  

      
   
(左上から)
■「狗神の花嫁」 高星麻子 
高星さん口絵は、ホストクラブ入り口のメンバー写真=本編登場イケメンカタログになっておりますよねー♪本編へのワクワクがいやがおうにも高まります。
今作はあやかしものなので、洋装和装、ケモミミに黒羽根、美人やショタやワイルド系とメンズバリエも多種多彩。んまあ、どなたをご指名しようかしら^q^

■「双子の獣たち」 笠井あゆみ
セクスィ3P画大家♡笠井あゆみ画伯、小説挿絵での3人画は初めて…かな?
毎度、想像を越えたアングルで繰り出される艶画に驚愕驚嘆いたしますが、今回は表紙→口絵、口絵△函うっひょー( థ ౪థ)度が上がっていくスーパー腐レミアムなお楽しみつきです。
キャラ文庫の良心☆口絵2枚システムフル活用!さすが画伯、スーパーグッジョブ!!!

■「まばたきを三回」 円陣闇丸
縁側、浴衣、セピアの色調。しっとりと二人で過ごす、夏の夕暮れ。
吐息を感じ、小指を絡めて、生きている喜びを噛みしめる。
ストレートなHシーンより、もっとずっと官能的。

■「王と夜啼鳥」 彩
何度も言いますが。☆゚・:*。+.♪うちのこがセンター☆゚・:*。+.♪ 
惚れた欲目を差し引いてもこのクオリティ、引き延ばして皆様にお見せしたい…!

■「薔薇の誕生」 奈良千春
誰もが見たいと願っていた、3人のあの時をカラーで!
1巻口絵と見比べると、まーケイってば大人になったよね(笑)

■「愛のマタドール」 葛西リカコ
表紙と連動している技あり構成が素晴らしい♡
表紙絵にはマタドールからの愛、口絵にはマタドールへの愛が描かれております。
表紙絵で、想い人を襲い中(笑)のマタドール。彼が愛のために犠牲にするのは闘牛士の魂、ムエタ(闘牛用赤マント)です。かたや口絵で破壊僧?が犠牲にするのは砕け散るロザリオ=祈りの具現となっております。
互いに供物を捧げ、教会で愛を確かめ合う2人。(誓うのではなく肉体交渉ってのがミソ) 
この対画は、いってみれば、BL教会を飾る二連の祭壇画なのでございますね。ああ、なるほど。←自分で言うな

■「神に弄ばれた恋」 朝南かつみ
えれな嬢マタドールシリーズでもういっちょ☆
偶然ながら、こちらも表紙と口絵の連画です。2枚合わせて初めて真の意味が見いだせます。
(絵説き詳細はイラストチェック★をどうぞ) 
サタナス=闇に落ちた天使だけが1人佇むアレーナ。なぜ「恋」の当事者=攻受2人を描かず、攻だけを描いたのか、考えはじめたら今夜も寝られない。

                          *

以上7点の候補作から選びました「最優秀口絵賞」は、次ページで!
恒例おこたトークもよろしくね☆






…ここまで長っ!!!かなり削ったのに!ドン引かれてないといいんですが…

         
              ■      ■      ■      ■      ■





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[【年間ベスト・グラミー】]イラスト部門 | comments(3) | - |

勝手にグラミー2011・イラスト部門〜カラー絵編

皆様、こんばんは。
2011年BLライフ総決算・勝手にBLグラミー、まだやってます…。
本日はついに完成☆イラスト部門です。

2011年は個別チェックがほとんどできなかった関係で、許されない程の激ナガでになってしまいました。イラストの魅力を伝えるためのコメントで、うんざりさせてしまっては本末転倒でございます。よって今回は「カラー絵編」「モノクロカット編」の2回に分けさせていただきます。
なんだか年々大ごとに…σ(^_^;) まいっか☆
 ◆勝手にBLグラミー2011・イラスト部門                 
  ■部門賞は以下の通りです。
    ・「最優秀表紙絵賞」
    ・「最優秀口絵賞」
    ・「最優秀モノクロ賞」…後日掲載
    ・「特別賞」…後日掲載
  ■発表要綱
  ・2011年にmiru-haが読了した全作品から、主観客観織り交ぜ勝手に選出。
   今年度発行とは限りません

  ・激しくネタバレ&敬称略です。
  ■発表の見方
    ・1ページ目…ノミネート作発表
    ・次ページ目…受賞作発表と授賞理由・おこたトーク

遅れたお詫び代わりに、本編感想などもちょこちょこ書きたしつつ、やっぱり激ナガでお送りいたします。どうぞ、リラックスグッズをお手元に、まったり気分でおつきあいください。
※文中の「今年」は、「2011年」に置きかえてくださいね。


◆最優秀表紙絵賞                                          

表紙イラストに期待するのは、1枚の絵を通して作品の精神世界を個性的かつ真摯に表現しようと努める絵心(絵描きセンス)、それらが確実に伝えられる技術力研究努力、購入意欲をそそられる萌えツボごり押し度(←言葉にするとなにやらがっかりだが、大事な要素だよね!)などです。                           
2011年読了本で★4.5以上評価をさせていただいた表紙絵全作を候補作といたします。
                         
【イラストチェック済ノミネート作品】(順不同) ※絵師名ポチで感想記事に飛びます。
は2011年発行 

北沢きょう   高階佑   穂波ゆきね      彩        三尾じゅん太   松尾マアタ 

【イラストチェック未ノミネート作品】(順不動) は2011年発行 

「FLESH&BLOOD 17」 彩
ついにキタ━━(゚∀゚)☆━━━!! 彩さんの白
彩さんの白が見たいと、事あるごとにこぼし続けた甲斐がありました。ありがたや〜寿命が延びる〜
                  *
カラー画における白背景は一見ラクなように思えますが、テクニック的には上級クラス。無背景=手抜きと思われないギリギリのラインで「余白」をデザインの一部として使うとなると、初期段階から相当高度な空間計算が必要になるからです。(凡例:掛軸画の余白) 

17巻で「白」っていうのが、これまた感動的ではないですか。
この白は、ドアが開いて溢れた光なのでしょうか。
ホーの丘に群れ羽ばたく海鳥の翼でしょうか。
もう交わらないカイトと和哉の人生=白紙の未来の象徴でしょうか…。
ううう和哉っ!おばちゃんの胸でお泣きっ( iдi ) ハウー
                             
ちなみに彩さん描くフレブライラストで、わたくしプチ注目ポイントは「刺繍」でございます。
「刺繍」は、前絵師・雪舟薫画聖が拘っていらしたディテールです。これを彩さん画に見つける度、彩さんから雪舟さんへのリスペクトを感じ、胸が熱くなるのです。
今回も見事なステッチ、しかと楽しませていただきました。ありがとう


「饒舌に夜を騙れ」 織田涼歌
雄々しく誘って誘われる❤攻×攻の特殊警察ラブに織田さんとは、なんと意表を突くキャスティング。出版社様GJ でもって、期待を裏切らない絵師様のお仕事ぶりもお見事です。プロ×プロのガチ勝負は本編内だけではないのですね。

手錠、使用済ナイフ(!)、銃火器、防弾チョッキと、およそ女性向け書籍と思えぬ重苦しいハードボイルドアイテムてんこ盛りながら、この華やかさはどうよ。肉体派男子のすえた臭い(オエ)など微塵も感じません。ヲトメの求める夢(ソフト)と現実(ハード)のミックス加減が絶妙です。
それにしても、脱がせるのが大変そうなご衣装だこと。この業界では新鮮♪


恋愛の系譜」 小山田あみ
今年も精力的なご活躍でございました。これだけのお仕事量でも手抜きや衰えを感じない驚異の絵師様です。
                     *
シェイクハンズ=握手=友情と信頼の証が横断する大胆デザインが目を惹きます。某自治体や人道系NPOの啓発ポスターとして、このまま駅の構内に貼ってもあってもいいぐらい。←もちろんこっそりお持ち帰り
でも手の形をよ〜く見ると、この絵は「握手」=人と人が向かい合い手を取り合っているのではなく、「引率」=前行く人が後ろの人の手を引いて、誘導している図だとわかります。
公的には、リード役とサポート役が上図のように割り振られるこのお2人は、椿の花降り注ぐ私的空間(恋愛面)では、お役が交代するのです。
導くように絡まる、運命の赤い糸。「糸」と「系」がよく似ているのは、偶然ではないってことなのね。相変わらず、かっこいいなぁ…


「禁縛」 嵩梨 尚
金襴緞子の帯締めながら、花嫁御寮はなぜ泣くのだろう…

漆黒の中に浮かびあがる、金朱の彩錦。
抱き締めるように縛られる、花嫁のような女形役者。
彼らにとっての「縄」は、縛りつけ動きを封じる道具というだけでなく、他人の眼や世間体から切り離されて心を解放するための道具でもあります。
「束縛」と「解放」という対義が同義となる妖しい世界を華麗に封じ込めて、人体ポーズを大胆にデフォルメした結果、エゴンシーレやクリムトのような世紀末的幻想世界が広がりました。綺麗。奇麗。

   
「親友の距離」 穂波ゆきね
これまたキタ━━(゚∀゚)☆━━━!! ゆきねさんのスーツ×スーツ!
美少年もいいけど、ゆきねさんの魅力はやはりオトコだと思うんだ☆

帰社途中か、帰宅途中か、目的地に着く前に雨に降られて散々な2人、どうやら時間も押しているようです。親友同志のやり取りなので、遠慮ない会話が交わされているのでしょう。
2人の間の距離はちょうど腕一本分ぐらい。つまり、どちらかが手を伸ばせば掴める距離です。でもそれをしない、というかできないのは、2人がまだ親友だから。これ以上近づくことも離れることもできないまま、視線だけはそらさずに、この2人は目的地まで急ぐのです。
この均衡を崩すのはどちらから?く〜っ気になるっ!本編を読まなければ!←思うツボ
                              *
恋愛前夜」イラストチェックで、この絵師様の魅力は「線」だと書きました。線とは「描線」の他、「視線」という意味もございました。わたくしがゆきねさん画で注目するのは、いつも視線です。
この絵師様の描く2人がどこを見ているか(または見ていないか)からアレコレ妄想する作業は、とても楽しいです♪←同志募集中

    
「背徳のマリア」 AZ pt 
まいった…。幼児はともかく、「赤子」を抱くヒロイン画をBL表紙絵で見る日がこようとは…。
BL=男同士の愛情物語で、最も扱いにくい「母性」を取り上げた問題作にふさわしい衝撃です。←命を育てる母性じゃなくて、孕み産むまでの母性って意味ね

タイトルからもお分かりのように、徹底して「懐妊」を追求するストーリーながら、結局は本編中一度も登場しない赤ちゃんを抱く男。
上巻・執念が生み出す黒い妄想を抱いて俯く主人公が、下巻・月が満ちて本当の赤子を抱いた時=息づく生命を実感できた時、顔を上げて前を見ていることが、この作品の希望・未来の象徴だと思いたいです。

タイトル、作者名、ガッシュマークの位置に至るまで徹底的にシンメトリー。文字カラーにも気を使ってあって繊細で美しいっす。 
ただイラストを活かしたいのは分かるが、ロゴの存在が儚すぎると上巻発売時に申したわけですが、こうして2冊並べてみると…やっぱこれでいいとは言えんな(笑) 


■「秘蜜」 朝南かつみ
強い視線が捉える先は…。ようこそ、乳と蜜の流れる、秘めたる楽園(カナン)へ。
きゃーっ、ドキドキする
男子2人が座ってるだけなのに、なんだかな、この危ういまでのお色気は。
基本の一色(主にぬばたまの髪色)を元に、グラデーションで世界を広げていかれる絵師様だと2010年BLグラミーイラスト特別賞・ベストデザイン賞(記事はココをポチ★)でも書きましたが、今回もその通り。緑がかった綺麗な黒を基調とした抑えた色調が、イケメン2人のクセものぶりをなお一層引き立たせております。(こんなにクールなお2人が、いつも考えてることっていったら…

あまりにステキでうっとりしますが、先述しました通りこのイラストは攻組オンリーの稀なる1枚です。受の堕ち方より攻2人の堕とし方のほうが読み説き甲斐のある本編なので、このようなご選択になったのでしょう。この選択こそが、絵師様の魅力の真髄なのよ!
今作の口絵は同背景の受1人ですが、BLイラストの倣いを考えると、本来なら口絵を表紙にしてもよいところ。そこをあえての攻組セレクトです。この「あえて」の一言の裏に、記事を一本書けるぐらいの勇気と努力がある。(…ので独立感想を書く予定です。4月からちとヒマになるからできるハズ…!) 
この絵師様画の非凡センスは、「あえて」の選択肢において最大に発揮されるのでございます。

この絵師様が描く「あえて」は、まだまだございます。
例えば、こちら

「花蝕の淫−狂おしく夜は満ちて」 朝南かつみ
こちらは後ろ向きのヒロインたった1人。これまた激レア。

後ろ向きの人物像は、本来「逃避」「隠蔽」「拒絶」など負のイメージを伝えるモチーフです。さらに、1人きりの人物から感じるイメージは、「決意」「自立」「孤独」等かな。どちらも、愛する人と手に手をとってハッピーエンド(←たとえ当人同士だけが幸せな茨道でも)をゴールとするボーイズラブでは、まず描かれない構図です。
でもこの絵は、文字通り「背徳」=徳に背を向け、禁忌に生きるほの暗い決意だけを描いているわけではなく、衣を脱ぎ捨て裸身を晒すことで、淫靡な中にも「開放」「脱皮」「再生」などの前向きな姿勢をも示そうとしています。(と思う)
うぅむ、絵解きで得られるメッセージの質が違うんだよな〜。このまま谷崎や三島作品の表紙を飾っても、ちっともおかしくない。

激レア要素を抜きにしても、この絵の美しさには目を奪われます。
僧衣の色でもある墨染(薄墨=ねずみ色)を意識した世界の中、文様のような花木の白と、淡く立ち昇る蛇紋が幻想的です。まさに墨絵のような、静謐な美しさ。
墨染を脱ぎ捨て、聖(ひじり)の世界に決別したヒロインは、素の身に情念だけを、蛇のごとく纏わせたまま一人歩んでいきます。進む先には、蝕まれてなお花をつける樹木のように、命を削って鮮やかに生きる徒花の世界が待っておるのですね。←と、気持ちを盛り上げていざ本編に突入すると、ラストゴンどころか、しょっぱなからゴンゴン飛ばされるのだった。えれな節上級編(笑)←と、黒人格・みゅうあーがどうしても言いたいんだって。すみません。

この2枚のイラストはひと昔前ならボツってもおかしくなかった、「あえて」の異端画でございます。こんな絵描ける絵師様、他にいない。


「罪の海に満ちる星」 竹美家らら

年の瀬滑り込み作品・その1。

まったく買うつもりなかったのに、この絵を見た途端レジに直行してました。これほどに目を惹く彩の中に、哀しさが確かにある。


「すき」 麻々原絵里依  
年の瀬滑り込み作品・その2。

優しいパパ。キレイなママ。愛くるしいお子ちゃま。
うむ、これぞ理想のBL川の字
柔らかなパステルカラーで描かれた、親子3人(?)の憩いのひととき。背景からすると、ここは絵本専門店とかでしょうか。2人の愛を独占するように美味しい中央ポジションを萌々香ちゃんが取っておりますが、それも当然。この2人は、萌々香ちゃんがいなければおそらく結ばれなかったカップルなんでございます。全く関係ないが、萌々香という字面になぜか照れたわたくし、もう戻れないかもしれない…。

でもってこちら、絵もステキだけどカバーデザインがすっごくいい。
愛しい一粒種を挟んで、パパとママ(笑)が密かに交わす言葉は、「す」「き」←ちゃんとフキダシになっている かわいいっ
本棚、川の字と、縦ラインが目立つ今イラストで、フキダシの丸曲線は小さくともとても目立ちます。可愛いだけでなく、タイトルロゴとしても、アイキャッチとしても立派なお役目を果たしてます。イラスト=絵師も、タイトル=作家も、デザイン=出版社も、それぞれが一流のお仕事をされた結果の完璧なトータルバランスです。これぞ憧れのプロのお仕事。

余談ながら、ディアプOスさんデザインて、麻々原さんイラストだと気合の入れ方が違うような気がするんだが…。気のせい?(笑)


■「夕陽と君の背中」 山岸ほくと  
2011年は六青むつみさん祭りをこそっと開催しており、遅まきながらこちらを読みました。
う〜む、いさぎよい 
「夕陽」「君」「背中」と、ストレートな語句=固定イメージを抱きやすい語句で構成されたタイトルをさっくり無視して、互いだけを一心に見つめる2人をUPで描く大胆さにホレボレです。

互いに強く想いあう、青い時代の一途な恋心…的なイラストに見えますが、よく見ると攻めクンの両手はかなりフラチです。
のしかかり、女性の乳房をつかむように胸に手を這わせる攻クンの行為は、まるで男と女の身体の違いを触覚で確認しているかのよう。そしてそれを許す受クンの表情に戸惑いあれども、喜びが感じられません。
本編を読むと、これが実に「なるほど〜」なのでございます。芽吹いた恋の花がなかなか満開と咲かないのも、オトコの身勝手さも、より多く愛した方が負けなのも、恋愛の切ないお約束だものね。
多少の狂いをものともせず、ひたすらに世界表現を追いかける絵師様の絵描き魂が、2人の等身大の恋心と共鳴していて、苦しくも美しい。


「いたいけな嘘」 陸裕千景子
ぐはっ あまりの美しさに、毎月恒例☆書店地蔵モードを通り越し、ヤンキーモードを発動しそうになりました。神々しい…。
※ヤンキーモード…衝撃のあまりヤンキー座り=うずくまっちゃうこと。発動後一発退場(書店員による強制退場)覚悟の切腹絶賛モード

全裸の受を背後から抱きしめる、定番・直列型BL抱きしめイラストなのに、なぜ、こんなに美しいのか…。
それはですね、ポーズは平凡でも図(配置)が非凡だからなのですね。←自問自答かよΣヽ(゚∀゚;)

人物を右上に寄せて、咲き乱れる花々に思い切った空間を割り当てることで、華やかさが一層際立つ。地上の楽園〜ミモザと芸術の国・イタリアを舞台に繰り広げられるミステリアスラブストーリーという作品イメージが、脳裏にぱぁーっと広がってまいります。
求めあう2人と、溢れんばかりの花々をどちらも主役に描くことで、この世の楽園と、この世ならざる楽園に同時に遊ぶ2人を描かれたかったのですね。(と思う) 
でもって、神々しい中にも、なにげに悪戯っこな攻の左手。わ〜お☆   
                  


以上18点は多すぎたけど、愛とは決して後悔しないものだと、自分に言い聞かせつつ選びぬいた「最優秀表紙絵賞」の発表と、おこたトークは次ページで!


                               
    


※「イラスト賞」なのにここから先はノミネートイラストの画像がUP出来ません。作品を未読のかたには全然楽しくない部門でございます、ごめんなさい…。
該当作の表紙だけでもあげておきますので、雰囲気だけでもお楽しみいただければと思います
  
◆最優秀口絵賞                                          
口絵カラーで表現されるのは、作品中の名シーンやサブテーマ・脇キャラなどで、読者に「期待」してもらいたいのはここだ!と絵師様や出版社が押しているポイントが、表紙よりずっと明快に反映されております。                    *

今賞は、作品をより期待させる=記憶に残る「口絵カラー絵」に捧げる賞です。
2011年読了本で★4.5以上評価をさせていただいた口絵全作を候補作といたします。                           【イラストチェック未・ノミネート作品】
     
   
・上段左から
■「積木の恋」 朝南かつみ
背中合わせの表紙絵とは対照的に、嫌でも正面を向きあわなければいけないシチュエーションを口絵に選ばれました。波紋が広がる音が聴こえてくるような表紙絵と、2枚セットでグッとくる。

■「FLESH&BLOOD外伝 女王陛下の海賊たち」 彩
雑誌掲載扉カラーなので描き下ろしではないが、口絵◆Ε錺ダフル子犬ペアの犯罪的な美しさをどうしてもどうしても称えずにいられません。海賊たちの女王陛下になりたいワン←コレが犯罪だというんです

■「シュガーギルド」 小椋ムク
オヤジの鈍さとずるさと純情に、ああああああってなる作品。(別名:「BLるるぶ〜紋別」)
ムクさん画ではおよそお見かけしたことない、ガリンコ号のあの色(笑)、よくぞ挑戦して下さった。
もしガリンコ号乗船チャンスがございましたら、伝説土産誕生秘話絵本 ありがとうガリンコ号」をぜひお買い求めください。
※BLるるぶ…恋に落ち・寝現地に飛が詰まった、愛のご当地BLのこと

■「リセット 上下」 奈良千春
表紙絵賞と迷いましたが、口絵の方が「リセット〜時間と意識の変化」がより明快に伝わってまいりましたのでこちらにいたしました。何をどうリセットしても、変わらないものがある。

・下段左から

■「神の囲い人」 梨とりこ
3カプ6人による人体の神秘と限界を追求した意欲作。作者様のナナメなガンバリは、文庫カバーで表裏一体という快挙を成し遂げました。
しかし、カバー全部を使わなければ伝えられない6人の意欲愛を、その半分サイズの口絵でいったいどう扱うというのか。おそらく3カプのどれかを取り上げたエロ画であろう(沙野作品だし)とアタリをつけて、ドキドキページをめくったら、「‼‼Σ(- -;;ノ)ノ」 こうきたか(笑)

■「恋人がなぜか多すぎる」 高星麻子
梨さんとは対照的に、口絵2枚を贅沢に使った「多すぎる」恋人たち。ビバ!総ホモワールド☆
キャラ文庫の企業良心「口絵2枚システム」をフルに利用した楽しい1枚、いや2枚です。これ、ハサミを入れてリバーシブル栞にしちゃえば高値で売れ…。越後屋、おぬしも悪よのう…。

■「ホームドラマ」 本間アキラ
BL口絵真骨頂・エロ画で、肌色を全く使わない潔さにうっとりします。ホームドラマ全盛期の白黒TV時代を思い起こさせるような、鈍色のアダルトシーン。
気遣い、色使い、腰使い、どれも超一級♪←腐りすぎて脳ミソ液状化

                         *

以上7点の中から選びました「最優秀口絵賞」は(ドラムロール)、次ページで!
おこたトークもあるよ!←だから?










◆Read more...

 

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[【年間ベスト・グラミー】]イラスト部門 | comments(2) | trackbacks(0) |

勝手にBLグラミー・2010 イラスト部門

皆様、こんばんは。
2010年のツケを払い、腐久(ふく)を呼び込む禊ぎ企画・「勝手にBLグラミー・2010」
楽しい楽しい「イラスト部門」がようやく完成いたしました。
200を超えました2010年初読みBL小説から、愛情と時間と文字数をたっぷりかけてノミネート作を選考、そこからさらに受賞作を絞らせていただいてます。

例年に倣いまして、拙宅グラミーは明確なランキングをつけておりません。
「イメソン」「小説」「イラスト」と1記事に3倍の時間がかかる拙宅ブログの性格上、読了作すべてを記事に挙げられるわけではなく、イイ!と思った作品でさえご紹介できるのは一部です。
「年末グラミー」はわたくしの1年間のBLライフ総決算ですので、出来るだけたくさんのステキ作品を褒め&萌え語りたく、このような形を取らせていただいております。
分かりにくい(しかも見にくい)特集ですが、出来る限りの愛と努力を詰め込みました。わたくしだけが楽しんでいるのでなければいいんですが…。

謙遜なく長いのでさっそく本題へ。あ、文中の「今年」「2010年」に置き換えてくださいね☆



◆勝手にBLグラミー2010・イラスト部門◆


部門賞は以下の通りです。
・「最優秀表紙絵賞」
・「最優秀口絵賞」
・「最優秀モノクロ賞」

◎発表要綱
・管理人が「今年読んだ作品」から選出、今年度発行とは限りません
・敬称略とさせていただきます。

・発表の見方
  1ページ目…ノミネート作発表
  次ページ目…受賞作発表と授賞理由・おこたトーク

・済チェック作品…絵師様名ポチで感想記事に飛びます。
・未チェック作品…このページにチェックコメント書いてあります。

◆「最優秀表紙絵賞」

表紙イラストに期待するのは、1枚の絵を通して作品の精神世界を個性的かつ真摯に表現しようと努める絵心(絵描きセンス)、それらが確実に伝えられる技術力研究努力、購入意欲をそそられる萌えツボごり押し度(←言葉にするとなにやらがっかりだが、大事な要素だよね!)などです。                           
2010年読了本で★4.5以上評価をさせていただいた表紙絵全作を候補作といたします。
                         
                             

【イラストチェック済ノミネート作品】(順不同) ※絵師名ポチで感想記事に飛びます。
は2010年発行
       
奈良千春      ■佐々成美         高階 佑        高宮東                
  ■奈良千春      亜樹良のりかず   ■朝南かつみ       高久尚子
    
  ■高階 佑       実相寺紫子                  
 
                                                      
【イラストチェック未ノミネート作品】(順不同) は2010年発行

■「描くのは愛」 朝南かつみ
ううむ、素晴らしい☆
攻め受けともに見事にすっぱり。肌色礼賛のBLイラスト界でも、こうまで潔い表紙はお目にかかった記憶がございません。昨今の諸事情で委縮しがちな腐界を射抜く一条の光明のごとき存在感です。
(といっても、イラストに毎度深い意味を持たせる絵師様が作品精神を表現するため熟考を重ねた上での「すっぱり」なので、インパクトあれども特に反骨狙いなわけではない)

官能的ではありますが、下卑たエロさやグロさは微塵も感じない。芸術作品における「ヌード」とはそういう性質のものであると再認識させられます。
BLイラストでこんな風に考えさせてくれる作品が存在することが何ともすごいことだと、この絵を描いた絵師様にも描かせた作者様にも感動いたしました。
通販システムのありがたみを噛みしめるおまけ付き☆
★「
黒衣の公爵・特装版」 珠黎 皐夕

麗しさ、別次元。画集イラストのようなクオリティです。
もっとたくさんの作品を拝見したいですが、作家様側としては簡単に起用指名できる絵師様ではありませんよね。←この絵に相応しい物語を創造しなければならない重圧は並ではないと思う
悩ましいところです。

「真夜中に歌うアリア」 沖銀ジョウ
今年イチオシのニューカマー絵師様。華やかでとっても綺麗なお絵柄です。
本編が大変難しい作品でしたので(苦笑)カットはしんどかったろうと思いますが、表紙イラストはバッチリ!
「アリア」の持つ魅力、世界を満たす深い響きと広がりを純白の羽根に託し、それを生みだす歌手(人間)のアレコレを豊かに想像させるこの上なく優美なBLイラストです。
この方の描くアングラ作品(ダークなキメ顔)が見てみたい。

「愛はね、」 小椋ムク

年の瀬滑り込み作品。
ムクさんの無垢さ(名は体を表す法則に該当)がよくでておりますね〜♪
柔らかくて優しくて、ちょっと淋しくて、思わずなでなでしたくなる。

■「美しいこと」日高ショーコ
遅ればせながらようやく読みました。噂にたがわず、本編・イラスト共に一級品でございました……。←反芻中

視覚で捉える「美しさ」と捉えられない「美しさ」を合わせて表現しようとなさっている絵師様のお気持ちが、舞う花びらのように、こぼれる真珠のように、見る側(わたくし)に伝わってまいります。美しい。

寛末が手を取ってくれてよかった、さあ、後は引き寄せ、みつめ合い、ギュッと抱きしめるだけだ!

「執愛の契り」 北畠あけの
実を申せばあまり得意ではない絵師様ですが、このイラストは実に綺麗。
雪のちらつく京都の山裾で、体温をしかと伝える情熱的な直列抱きしめをかわす2人。でも正面から抱き合うことができません、お互い向きあうのが怖いからです。射るほどに肌を刺すのは凍える夜気か、あの人の視線か…。
わぁ、ドラマティック。さすがえれな嬢☆
画面を横断する椿の凛とした美しさと大胆さが、作品イメージとぴったりです。
でもって、しっかり着こんでいる(
着衣の乱れがない)攻めと、帯一本で生まれたままの姿になれる受け。(笑)
これぞ執着系BLの様式美でございますね。

「楽園は何処にもない」 実相寺紫子
えれな嬢、もいっちょ♪
神と悪魔をその身に宿らせる完璧な美貌の男×東洋の黒真珠。
リモンチェッロの香も芳しいシシリアの港町で繰り広げられる、血と凌辱とピアスあふれるめくるめく愛の世界です。
えれな嬢×実相寺様の夢のコラボが生み出す、異国譚シリーズ最高レベルのゴージャスドラマティックにクラクラきます。←資力、権力、人格とんがり度が過去最高

味覚障害にショートスイーパーと、美しい男は持病も美しく☆
華麗にBLポーズを決めるこのお2人ならば、たとえ年老いても坐骨神経痛やイO痔などには決して罹患しないと強く信じられるのでした。

■「眠り姫の目覚め」 真生るいす
眠り=仰臥の姿勢とはいえ、まさかの天地90度回転。
姫も王子も薔薇までもすべて左横を上にした(でも横たわっているわけではない)イレギュラーアングル=余白の重要性がより増す=日本画の美に近いです。BLイラストで「日本画の心」を感じたのは、草間さかえさん以来ですよ!
出来そうで出来ない思い切った発想です、薔薇を安易な赤やピンクにしなかったこともポイント高い。
画面全体の調和と個性、記憶に残る素敵な1枚と思います。

「今宵、月の裏側で」 麻々原絵里依
「白衣モノ」の傑作イラストが今年は2本でました♪その1がこちら。
窓の外から室内を描く視点はアメリカのTVドラマっぽいカメラワーク、転じてコマの美しさにこだわる少女マンガ的発想(大和和紀マンガでよくお目にかかる)=この構図を描く方はほぼマスターランクのコミック派です。

真正面or室内から描くのもアリでしたが、わざわざ屋外頭上から俯瞰しているのは、窓に映る月から見た2人を描いているからです。でもこの視点で人物描くのは簡単なことじゃ〜ありませんよ?
右側男子、背中と胸と膝が見えるポジションなんて日常生活ではめったに意識しない視点=デッサンを相当しないとたどり着けないポ―ジングです。さらには頭部と胴部を繋ぐ首から肩のラインが意地悪なほど難しい。これもちょーっと狂ってるけど、全体バランスがいいので気になりません。

室内の明かりを消し月を眺める2人、さほど明るくない三日月が樹の影を映す程に輝くのは2人の想い(と白衣)が光をにじませているからです。いいネ!

「法医学者と刑事の相性」 高階佑
「白衣モノ」傑作イラスト・その2。これには参った。
例えばわたくし(並み感覚の絵好き)がこの作品のイラストを描くとして、その背景に「法医学者の仕事部屋の壁」を選んだのなら、研究室っぽい窓と机とか、並んだ医療キャビネット(ガラス戸と引き出し付きの棚)、いいトコ本棚ぐらいを描くと思います。
が、それら「らしい絵」になる壁部分を切り取らず、わざわざスチールラック=どんな仕事部屋にもあるに決まっているが、医療モノ背景ではまず選択しない壁面をごまかしなく描く道を選ぶ感覚に参りました。
きっとここには見えない後ろ壁には、先述したような備品棚や窓、ドアなんかがあるんでしょうね。
絵師様がこの壁を選んだのは、猥雑なバック(桃色変換可能、笑)がお似合いなワイルド刑事とお仕事がんばるクールビューティをどちらも活かそうと思うがゆえ、ラインをナナメに切ったことで、アングラ作品に期待するドライブ感(ドラマ性)もしかと伝わってきます。

そもそも口絵ならまだしも、表紙絵に室内リアル背景フルに描くこと自体マレです。室内では「動き」が限られるからです。
比較的描かれる背景はイスやベッド等のインテリア系ですが、それらはたいてい窓やドア、あるいはカーテンや植物など、大きな「動」が可能なものとセットで描かれます。リアル(静止の無機物)を描きつつ絵で「人=心の動き」を語るのがイラストですから、「動=開放=ドラマ」を予感させるなにかを無意識に描き加えたくなるのがレーターの絵心というものなのです。
が、リアル背景を選んでおきながら超ちっさい動き(備品移動やメモのひらひら感ぐらい)しか選ばず他の手段でドラマ性を模索する高階さん画は、絵萌えの次元が全然違います。葉っぱ一枚描かないもんな〜… 
さすが業界一のイノセント絵師様、BLであってBLでない透き通った感性。いつまでもこの清廉な高みを維持していただきたいです。

                                               

以上、22点(多いな)の中から迷いに迷って選ばせていただきました、2010年「最優秀表紙絵賞」の発表は次ページで。
  




◆「最優秀口絵賞」
※「イラスト賞」なのにここから先はノミネートイラストの画像がUP出来ません。作品を未読のかたには全然楽しくない部門でございます、ごめんなさい…。
該当作の表紙だけでもあげておきますので、雰囲気だけでもお楽しみいただければと思います

口絵カラーで表現されるのは作品中の名シーンやサブテーマ・脇キャラなどで、読者に「期待」してもらいたいのはここだ!と絵師様や出版社が押しているポイントが、表紙よりずっと明快に反映されております。
今賞は、作品をより期待させる=記憶に残る「口絵カラー絵」に捧げる賞です。
2010年読了本で★4.5以上評価をさせていただいた口絵全作を候補作といたします。
                            
                             

【イラストチェック済・ノミネート作品】  ※絵師名ポチで感想記事に飛びます。
は2010年発行
      
朝南かつみ  奈良千春  高階 佑                           

【イラストチェック未・ノミネート作品】(順不同)
     
左:「終わりなき夜の果て」 円陣闇丸
清澗寺家勢ぞろいのゴージャスさに酔いしれました。代々受け継がれた由緒ある受けの血筋が今ここに!呪われた家系とは、攻めが生まれないって意味なのか(笑)

中:「憂える天使」 穂波ゆきね 
それはそれは美しい1枚。言葉はいらないです。    

右:サーカスギャロップ」 今市子
はるひん作品に今さんとはなかなか思い切ったキャスティングでございます。
この口絵を表紙にしてもおかしくない気がするなあ…。
                   
                       
                             
                                                   
昨年はノミネート1作=自動的に受賞でしたが、今年は9点!
ウキウキと選びました、2010年・「最優秀口絵賞」は次ページで。






◆「最優秀モノクロ賞」(ベストカット賞)
作品理解(妄想)の最大の助けともなる、「BL」の存在意義の一端を担う素晴らしい「挿絵」システム、その役目を最大限に果たしていると感じられるカットに贈る賞です。
2010年読了本で★4.5以上評価をさせていただいたモノクロ絵全作を候補作といたします。

イラストチェック済・ノミネート作品】(順不同) ※絵師名ポチで感想記事に飛びます。
は2010年発行
   Heimat Rose―覇王 (ガッシュ文庫) 
★佐々成美         高永ひなこ   実相寺紫子    夢花李      AZ pt
    
                            ■奈良千春         高階 佑

【イラストチェック未・ノミネート作品】(順不同) は2010年発行

■「巫女姫の結末」 佐々成美

麗しの解語の花・現代版カグヤ姫が別世界からご降嫁されるお話なので、姫の美しさ神がかりです。
誰がどう見ても(脱いでさえ)可憐な少女ですが、作者様がそれを望んでいるので問題ございません。
文字通り、流れる黒髪と絵師様本領発揮の和服(女物)の数々、眼福です。
「薔薇の血族」 奈良千春
2010年奈良様ご担当作の総合ベストと思います。(わたくしが見た中で、です)
扉絵にゾクッ、P61にゾクゾクッ☆☆、P233でキャ〜ッ★★★
物語上とても重要な啓の右手…こんな風に描く絵師様、他には絶対いないでしょう。<P61
やっぱりついて行く!と心の拳を突き上げた。
                                                                                「ふしだら者ですが」 小山田あみ
2010年最多忙絵師賞受賞←今作りました
イラストご担当作品が軽く10を超えてます(1年だけでだよ!)
どの作品も丁寧な仕上がり、しかも硬派なアングラからコメディ、遊郭モノにアラブと穴がないのがこれまたすごい。お体を壊されないか少々心配です。

カラーは言わずもがなのハイレベル画ばかりでしたが、今年はカットがより記憶に残りました。中でもこの作品のイラストは存在感ありました。本編のカオスに負けていないもんなあ…。
老若男女と喜怒哀楽をしかと描き分けられる画力が不可欠な絵師泣かせのお話でもあるので、あみさん以外だったら闇に埋もれてしまったかも。


■「月を抱く夜想宮」 汞りょう
りょう様大ファンのわたくし、時々過去作をまとめて購入したりいたします。
驚異のデッサン力で着衣体も脱衣体も狂いが全くなく、安心して難しい衣装も体位も(ははは)観賞できる絵師様です。
しかし残念ながらりょう様ご担当作品にアタリは少ない…というか、類まれなる画力をエロシーンにしか活かせない作品ばっかりあたってしまうというか、なかなかイラストチェックにあげられないのですね。本日は嬉しゅうございます。
今作のイラストは「アラブらしくないアラブ」を作者様が目指しているので、アラブ情緒を漂わせた現代的なイケメン、といういいトコどり。しかも攻め受けともストレートヘア!YEAR!!
え?興奮ポイントが分かりづらい?
え〜っと、りょう様は巻き髪とみまごうばかりのゴージャスな天パ男子を好んで描かれる絵師様なのですね。ですが、わたくしが好きなのはりょう様描くストレート男子なのです。
ゆえに今作はキャラデザインだけで既にハイスコアです。←冷静さのかけらもない
「あめの帰るところ」 テクノサマタ

イラストの持つ透明感と本編の持つピュアな情熱が綺麗に重なって、読み手の胸に切なく響く。調和(ハーモニー)とはこういうことかと思う。

このキャスティングをなさった編集様をあわせて称えたいです。


■「春夢楼に咲く華は」 御園えりい
遊郭ものは苦手ジャンルです。が、巻末に用語解説まである本格的な遊郭ものならば苦手などと言っておられません。で、読みました。
すごかった。←ストーリー部門で書くべし

そしてカットもすごかった。
カットの素晴らしいBL作品を読んだ、というより読み応えある小説に美麗な挿絵がついてきたと考えた方が近い感覚です。(カラーも表紙絵賞候補に入れたかったぐらい華麗ですが) 
P101の「床指導」の1枚はなんというか…エロ美しくて寿命が延びる想いです
「コルセ−ア」以来のお付き合い絵師様ですが、見るたびに上達されていかれますね。(出たよ、ナニサマ) 次作も楽しみ♪  

「天国より野蛮」 織田涼香

絵師様の個性と天使と悪魔のエターナルラブというアニメドラマチックな設定が素晴らしくシンクロして、お話が一層盛り上がる。
司祭服で翼を広げる華麗な悪魔、思わずイメソンつけたくなりました。

■「背徳のマリア」 茶屋町勝呂
研ぎ澄まされた白と黒にしびれます。
BLカットというより新聞小説の挿絵のような、1枚絵としても完成している美しさです。
本編の持つ狂気と混沌にひきずられそうになるところを、イラストが救ってくれる。
■「美しいこと」 日高ショーコ
いきなり女装談義で申し訳ないが(必要なんですよ!好きなわけじゃないから!←うそつけ)「美しい女装をした男子」のハードルは、絵的にはとても高いものです。
女性そのものを描いてしまうか「美しい」とあまり思えない女装が99%のイラスト界において、身体特徴的に嘘なく「美しい女装」と「素のイケメン」を描き分けられた絵師様にお会いしたのは、汞りょう様以来です。これが初挿絵とは到底思えない。

一抹の不安もなくページをめくれる幸せ。
期待以上の絵を拝見できる喜び。

センスと技術と勤勉さ、天は二物以上を与えることもございますね。

ああ、こんなに書いたのにまだまだ取り上げたい作品があるのですよ!今年はレベルが高すぎます。

以上、19点から迷いに迷って選んだ2010年の最優秀モノクロ(カット)賞、
発表は次ページで!





    
           
             ◆ここから先は 受賞作発表ページです◆

     



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「リンクス記念プレシャスブック・7周年」(2010)

本日も、「リンクス記念プレシャスBOOK」感想をお送りいたします。今回は現在の最新刊、
2010年発行の「7周年記念プレシャスBOOK」感想です♪

今刊も2段組です。
でも作家様によって、1段19行〜16行までばらつきが。(前年は全部17行だった)←貧乏性なので多いほど嬉しい(笑)
そして巻頭イラストは、ポストカードからピンナップになっています。きっとピンナップの方がサイズ大きいのですよね?そりゃそのほうが嬉しいよねえ、壁に貼るかどうかはともかく(笑)

お題が、年を追うにつれ間口の狭い(解釈幅が狭い)モノになってまいりました。7年も続けていらっしゃるならネタ考えるのも大変だろうな〜と思います。
一巡して2度目ってのもアリだけど、10周年の節目までこのまま頑張っていただきたいかな。
編集さん、ファイト!と応援しつつ、感想とTOP1は次ページで。


今回はあえての裏表紙  左から5・6・7周年








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勝手にBLグラミー2009 特別賞

いまだ去年(2009)年を引きずっておりまして申し訳ありません。
準備期間約3ヵ月…どうにか完成にこぎつけました。
お蔵入りも考えましたが、とある事情によりこの賞だけはUPしておかないと困るのです。

それではここからは、年末(2009・12月末)にタイムスリップ状態でご覧くださいませ。
初稿時より随分時間がたっておりますので、時事関連が少々古かったりいたしますが、どうぞお目こぼしを。
                    
                イラスト、ストーリー、コミック。
グラミー候補作には入れられなかったけど、この作品のココは最高にいいんだよね♪と思う作品は多々ございました。

様々な形で楽しませてくれたあまたのBL作品に敬意を表して、去年「イラスト特別賞」「キャラクター部門」としてお送りした各賞を統一&バージョンアップして独立ページでお届けいたします。

今回発表する、あり得ないぐらいどっさりの各賞は…

◆イメージソング部門
・ベストイメージソング賞

◆キャラクター部門(イラスト・ストーリー各別)
・最もイケてる攻に贈る、「最優秀KING」賞
・最も美しい受に贈る、「最優秀QUEEN」賞
・最もお似合いの2人に贈る、「最優秀COUPLING」賞
・最も印象的な脇役に贈る、「最優秀当て馬」賞
・最も激しいカラミに贈る、「SEXY DYNAMITES」賞
・最も衝撃的だったシーンに贈る、「どうしても頭を離れないで賞」  
・最もかわいい動物に贈る「BEST 肉球」賞
・最も華麗な女装に贈る「BEST DRESSER」賞

◆イラスト部門  特別賞
・「BEST DESIGN」賞
・「一躍STARDOM賞」←新設

◆ストーリー部門 特別賞
・「3大テーマパーク」賞
・「リーマン(ワーキング)」賞
・「学園」賞
・「トンチキ」賞

以上となっております。

以前、某所でお知らせした「みゅうあーPRESENTS ワースト3」は年明けかなり経っているため初笑いにならないって事で、掲載を見合わせました。
も〜し!待っていて下さった奇特なお客様、いらっしゃいましたら申し訳ございません。よろしければ個別対応させていただきますのでご一報くださいませ。


ではでは早速、音楽賞から…。



◆ベストイメージソング賞
ブログ名に「BLイメージソング」と冠しておりますように、拙宅は一応音楽ブログでもございます。割合低しといえども音楽ブログの面目をかけ、今年の「ベストイメージソング」を発表しなければなりません。
これをあげなければ「グラミー」(音楽賞)と名乗った意味がなく、おバカな勘違いを何年もしているお気の毒ブログになってしまうのでございます(失笑)
なのでこの記事だけはどんなに遅くなろうと、どーしても完成させなければならなかったのですね。

…の割には部門が「アカデミー」とごっちゃになってますが、まあお祭りですから(笑)
今年のベストイメソンは2曲(というか2組)です。

■名倉和希「恋愛記憶証明」×東方神起「 nobody knows」(09・4・21UP)

  
いやもう、歌詞・曲・イメージ、すべてが作品世界観とバッチリ♪ イラストとの相性(5対5、笑)まで完璧です。

♪僕がずっと側にいるよ 身体の奥で

うむ、このために創られた曲ですとも(きっぱり) 感想記事「恋愛記録証明」→ここをポチ★
     
        
■谷崎泉「しあわせにできるスペシャル」×カルテット「ベストフレンド」(09・2・9UP)

 

ちょうど1年前の曲。お笑いコンビ・しずるがブレイクする前です。
演技上手いんですよね〜この2人。ネタは毎度腐ってますが(笑)

これはイメージというよりPVが素晴らしくてどうしても押したかった。
PVラストの感動、これでこそこの作品のイメージソングですとも!必ず最後まで見て下さいね♪

感想記事「しあわせにできるスペシャル」→ここをポチ★


それでは、ベストイメソンをご堪能いただきつつ次ページの特別賞へGO






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新春特別企画・「無人島ギャラリー・沁みる抒情編」〜お気に入り表紙イラスト投票・結果発表

こんばんは、miru-haです。
前回の1人上手企画「無人島ギャラリー・生きる情熱編」に思いもかけないご反響をいただき、恐縮しつつ、喜び舞い上がっております。
いただきましたたくさんのコメントに、笑い、うなずき、感動させていただきました。ブログの運営あるなしに係わらず、BLとイラストを愛する方々と共に盛り上がろう♪をコンセプトとした新年お祭り企画でございましたが、その幾ばくかは達成できたのかと感無量でございます…。

みゅうあー:私共の力ではなく、イラストの力と皆様のご協力の賜物なんですけどね。

M:まったくもってその通り☆
皆様のご期待に添えているかどうかわかりませんが、持てる力はすべて使いました、の新春企画第2回目、「無人島ギャラリー・沁みる抒情編」を本日お送りいたします。
謙遜ではなく本当にナガいので早速まいりますね。

今回のイメージソングはNujabesというかSHING02というか、hydeout Productionsの「Luv sick −魔女の宅急便ver 」です。
クールながらアツいHIPHOP、でも抒情的で沁み入る「あの」サウンド。まさに今回のコンセプトそのものです。J-POPじゃないじゃん、と思われた方
(いるのか?)Nujabesさんは日本人ですのでこれもアリなのです。

『情熱』とは違った反射で、愛を表現する珠玉のイラストをご堪能下さい。

 


◆「
無人島でも眺めていたい♪ 1番好きなのはこの表紙」イラストアンケート結果発表

1回目=「無人島ギャラリー・生きる情熱編」
2回目=「無人島ギャラリー・沁みる抒情編」
■対談表示・色分け
miru-ha=M
みゅうあー=みゅ
コメンテーター様のご意見、
絵師名(敬省略)と作品タイトルは赤文字(下線ありタイトルは記事にリンク)

               
                        
         
M:2回目の「無人島ギャラリー・沁みる抒情編」は、1人孤島で水平線に沈む夕日を見ながら、胸にこみ上げる想いを噛みしめる…そんな時ふと見つめるとじわっと沁みる珠玉のイラスト、としてみました。

みゅ:無人島でこんな心境に陥ったらそのまま入水したくなるんじゃ…。

M:(無視) このジャンル?断トツのご支持はBLイラスト界の輝く彗星・彩さん・画のこちら♪
「FLESH&BLOOD 13巻」
こちらのイラスト対談は、特別ゲストに「彩萌え友の会」会長・会員No.1の「Pursuit of Love」あるとさんをお招きしてお送りいたします。ちなみにわたくしは会員No.2、メンバーはまだ2名です(笑)。
みゅ:1人上手が限界に近いんで、ゲストのお力を借りたんじゃ…。

M:ゴホンゲホン!
この企画を気にいって下さって、投票期間中ステキブログで連日紹介して下さったあるとさんに、ここで改めてお礼を申し上げます。
M&みゅ:本当にありがとうございました♪

M:さて、彩さん作品では断トツ人気のこちらのイラスト、あるとさんおすすめ作品もこちらでしたね?

あると:はい、イチ押しです♪
ハッピーエンドが基本であるBLで、これほど切ない表紙というのはいまだかつてあったでしょうか。

M:うんうん♪「沁みる抒情編」オープニングにふさわしい、万感の思いがこみ上げちゃう1枚ですね。

あると:主人公二人が向かいあって抱きあってないというのはいくらでもあるのでしょうけど、このショットは二人の心情を表わしすぎるほど表現してるかと。

M:と言いますと?

あると:まず、
・カイトの右手はジェフリーには向けられてない。(つまりは両手で抱き締めてはいない)
・カイトの左手は一見、ジェフリーを手放したくないと彼の腕に強くすがっているようにも見える。

みゅ:正面切って求めあえないもどかしさを感じるよね。やっぱり「異端の恋」だからかな。

あると:「両手」ではないところが、反対に「振りほどきたい」のではないかと…。

M:なるほどぉ!確かにそうとも取れますね。気付かなかったな〜っ。今のカイトは1番傍にいてほしい人を最も遠ざけなければいけない状態ですもんね。

あると:「ジェフリーと共にいたい。でも病気を移したくない」というカイトの葛藤を表しているように見えます。それに反してジェフリーは「絶対に離さない。そばにいるだけでいい」という気持ちがひしひしと伝わる。

M:この時代「航海」は死と隣り合わせ、常に死を覚悟して生きる男ですから、愛するものと共に散るなら彼は本望でしょうね。そんな事されたらカイトはたまらんでしょうが。ジェフの顔が決して曇っているわけではないのはそんなところからきているのかもしれませんね。

みゅ:秋林瑞佳さんからはレトロな様式美を感じます』と、コメントいただいたよ?
え〜っと、
『たとえば「F&B」のロゴは雪舟さんの頃から変わってませんけど、彩さんになってから「12」「13」ともに、ロゴ&著者名挿入位置は同じ』 …どれどれ。
(2冊をのぞき込み)おお〜、ほんとだ♪

『構図だけでなくタイトルロゴデザイン、配置…すべてが往年のハリウッド映画のポスターみたい。狙って作ったならグッジョブです。』とのスルドイご指摘。

あると:確かに!「風と共に去りぬ」とかそんな感じでしょうか?

M:うんうん、ドラマティックの中に漂う哀愁…。黄昏の潔いオレンジ、マットな塗り方がたまらなく懐かしげだよね。
彩さんは背景を抽象的に処理される事の多い絵師様だけど、今回ははっきり「夕暮れ」を描いてきましたね。その辺りも「往年のポスター」を感じさせる一因なのかも。昔の映画の看板やポスターの元絵なんかは、題字も名シーン再現も全部手書きだったもんねぇ。
たまに、とんでもなくイタいビビアン・リーとかにお目にかかって失笑したりしましたよね。

みゅ:でたよ、miru-haさんの昔語り(笑)

M:うっさいわ! ん?…待てよ?背景…。
12巻の暗い背景って脱出時の「夜の森」だとすれば、13巻って…あれ、もしかして「夕暮れ」じゃなくて夜明けの「朝焼け」なのか、これ?(考える人ポーズで硬直)

みゅ:朝でも夕でもどっちでもいいけど、この場合は陰影というか、「光」の使い方を褒めるべきでしょう。

あると:ですね♪ 
抱きしめるジェフリーの右手に力強さを、カイトの右頬のわずかな明るさに悲しげな心情を、光でしっかりと強調しているように思えます。カイトの表情が辛すぎるけど…(泣)
12巻の表紙の再会を心から喜ぶ3人の絵とのギャップがすごくて、彩様の実力が恐ろし…

M:(突然)そうなんですよっ!この表紙は『2枚並べると最強』なんです!!
12巻の「陰で陽」、13巻の「陽で陰」、2冊そろって威力倍増!!!!!
BL界で初のシリーズものをご担当される彩様、次の巻も並べると威力を増すような作品に仕上げてこられるのは間違いないです!次巻、私の予想はブルーか白を基調にした1枚なのではないかと思いますっっ!!!

みゅ:(ビックリ!)ちょ、落ち着いてmiru-ha!
じ、次巻がどう来るのかワクワクしますね〜。「F&B14巻」は2月発売とか。楽しみですね♪
あるとさん、本日はどうもありがとうございました♪ …って黒人格にまとめさせるなよ、頼むよ表人格ぅ

M:…すみません 萌えポイント直撃で我を忘れました…。    
                                                                                                                               
          
                         

M:(気を取り直し)え〜『2枚並べると最強』パターンの表紙は最近よくお見かけしますね。
ここからはアニメ・コミックにもお詳しい「北の主腐から」わにこさんとご一緒に、「2枚ひと組イラスト」について語ってまいります。

わにこ:2枚ひと組のイラストって、絵師様もここぞとばかりに気合とアイデアを盛り込んでくるので、購買意欲をそそられる作品が多くて(笑)

M:前回ご紹介した高階佑さん「タナトスの双子」なんて、まさにそうですね(笑)

わにこ:その昔『ドラゴンボール』の背表紙を眺めるのが好きだった私としては、今後も2枚と言わず3枚とかw大作がどんどん増えるといいなぁ、と楽しみなんです。

みゅ:おお、『ドラゴンボール』とはこれまた懐かしい♪ 少年マンガはコミック巻数が多いので並べると圧巻だよね。
偶然ですが、ただ今イチ押し少年マンガの表紙も連続の美なのよ♪ 脱線するけど教えちゃう♪

☆おまけ:「ぬらりひょんの孫」百鬼夜行ギャラリー・現在8巻
←1〜4巻←5〜8巻
みゅ:椎崎寛さん木飛呂彦さんのアシさんだっただけあって、半端ないうねうねの画力。私の読みでは、2巻と3巻の間にもう1枚あるんだよね(笑)
8巻のBL定番ラブカットも少年マンガでは新鮮!
アニメ化バンザイ!          

◆おまけのおまけ 荒木 飛呂彦さん参考作品→                                                                                       
作品精神を反映しているかどうかは微妙だが、イラストは圧巻。でも、私は
「汚れつちまつた悲しみに」
浅田弘幸さん
しか名作文庫マンガ家表紙のグッジョブを認めません。


                


M:すみません、このまま「ジャンプ作家特集」にしてしまいそうなイキオイのみゅうあーさんはほっといて、閑話休題です。
わにこさん、印象に残る「2枚ひと組」イラストってあるかな?

わにこ:思い浮かぶのは「スキャンダル」ですね。
1冊につき1キャラ、でも実は手錠で繋がってるってところに二人の禁断の関係が表現されていて面白い。

M:おお、高座朗さんだ♪ 今年の注目絵師様のお一人です。「半化粧の恋」は絵も作品も予想外に良かったもんなあ♪

みゅ:(何気に合流)なるほど、この2人を結ぶのは「赤い糸」じゃなく「銀の手錠」なのね。う〜ん、ハードラブ(笑) 

M:これ、背景がおもしろいなあ…普通ならロゴ部分の黒バー?は対称操作(対にするとか同調させるとか)するもんだけど、微妙に非対称にする事で不安定感を出して視線を集めてるんだよね。しかも人物の「足」の傾きと同調させてある。
デザインのプロだな、いい仕事してるな、とついつい見入っちゃう。こういう演出大好物なんです、ワタクシ♪
みゅ:コレなんかもすごいよ?
梨とりこさん画・「月に笑う」 
例えば上巻1冊だけならタイトルは「月に」だけなんだよ?(笑)

M:さすがに小さく全タイトル入れてはあるけど、初めに2冊ありきの大胆デザインだよね。


みゅ:2冊合わせて初めて「月」と「昇龍」を見る事が出来るデザインも粋♪

M:でもこれ、実物は白い帯に隠れてて「月」は見えないんだよね。帯を外して初めて月の存在に気付くの。ちょっとジンと来る。

みゅ:画像だとあっさりネタバレしちゃうね、やっぱり本物の魅力には叶わないというところかな?

M:さあ、いよいよ真打登場!『2枚で最強』絵を語るなら、この作品を忘れちゃいけませんね。
これ買って、並べてみなかった人はいまい(笑)との匿名希望?(笑)様ご指摘通りの事をしてしまった、
日高ショーコさん画・「美しいこと」

わにこ:1冊じゃないけど1枚絵って、横に繋げると1枚ってのは結構あるけど「斜め」ってこの作品だけじゃないかと。


M:よいしょ!(画面操作) こういう事ですね?

             

みゅ:右上の構図はブログ泣かせ(笑)合わせるのに苦労したわ…

M:こちらは、わにこさんのご投票作品ですよね?

わにこ:はい。とんでもなく痛い二人の性格と物語の内容を見事なまでに描ききった傑作だと思います。

M:わたくしビビりのため、こちら未だ積読なのですが、寛末(左)が妙に素敵(苦笑) と匿名様からラブコールもいただいているイケメン・寛末、やっぱそんなにイタイ奴なの?

わにこ:そりゃもう!松岡(右)が寛末を切なげに見つめ、手を差し伸べているのと対照的に、寛末は視線を合わせてはいないし表情も微妙。そのくせ松岡の手は掴んでるというムカつくまでの優柔不断さ自分勝手さに、思わず「寛末氏ね!」と呪詛をつぶやきたくなる。

みゅ:わははは!『BL流行語大賞』をとったあの名フレーズですね!

M:みゅうあーさん、また大ウソを…。でもBL流行語大賞はちょっと面白いな(笑)新ネタゲット。

みゅ:それにしても美形だねぇこの2人 初めは同一人物かと思ったけど(笑)

M:未読ゆえもちろん「挿絵」も見てないんだけど、モノクロだともっと区別しやすいんだよね?
                                                                 画面クリックで拡大                 
わにこ:これ、お土産です。
「美しいこと」の続編(非売品小冊子)の表紙です。

M:ぎゃーっ※☆ק▼←言葉にならない興奮 
わにこさん、お宝映像ありがとおおおおおお!挿絵でなく「表紙」で用意して下さるとはおさすがです!!!
皆様にもゼヒとも大画面でご堪能いただきたい!画像ポチしてみて下さいませ♪(戻る際は「×」でなく「←」で戻って下さいね)

わにこ:こちらも日高さん画ですが、本編と対になっているような絵で、ベタ甘な寛末が松岡を抱きしめ、幸せ(寛末)を信じきれず不安そうな表情の松岡という図になってます。
モノクロとはいえ、これまた内容にぴったりの傑作。
今度はちゃんと見詰め合ってます。(笑)


みゅ:なるほどこれなら間違えない(笑)
この小冊子表紙まで見て完全完結ってことかぁ。いや〜、見られてよかった〜♪ 眼福です


わにこ:日高さん、この作品が初挿絵だなんて凄すぎます。

M:カラー彩色も含めて、日高さんの個性であるすっきりと品の良いタッチと細部までの丁寧な描き込みが、かえって、執着めいた情熱を秘かに感じさせますね。抒情的でありつつ含蓄のある1枚って感じ?

みゅ:『腕時計』に鳥肌モノ!との匿名希望?(笑)様のご指摘も納得の描き込みぶりだよね。葉の1枚、真珠の一粒まで手書きだもんなあ…。欠けてる部分(右下)が無性に見たい!
小物描き込みに手を抜かない方=観察眼の鋭い&根気のある方だから、そういう方の描くマンガは面白いよね。日高さんも例にもれず、です。

M:わにこさん、お土産付きでお付き合いして下さってどうもありがとうございました♪

 
                          
  

M&みゅ:「無人島ギャラリー・沁みる抒情編」 
私どもに負けず劣らずのイラストラブ♪の腐女様方が選んだ抒情派名作の数々、次ページでもたっぷりとご紹介いたしま〜す








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[【特別企画・イラスト編】]アンケート〜ベスト表紙絵 | comments(1) | trackbacks(0) |

「妖しの剣」 剛しいら/槇えびし

皆様、こんばんは。本日2度目のmiru-haです。

おまたせしました、新刊エントリー。
激忙時秘儀!「出来あがったパーツからUP」第2弾です。(第1弾は11/10UP「桜の下の欲情」

本日は剛しいらさんの「妖しの剣」のイラストチェックのみです。
すみません、今週は多分これが精一杯…。
そ、そのかわりがっつり書きましたから!

絵師様アンケート開催中ゆえ、いつもより数倍気合入ってます(うそです、単に好みなだけです)
本日も汁気満載、防水対策よろしくお願いいたします。



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[小説・作家名か行]剛 しいら | comments(0) | trackbacks(0) |

表紙ギャラリー〜彩

彩さんの表紙ギャラリーです
基本、既読本のみです。記事未UP作品は簡単にコメントをつけてあります。
追加作品にはマークが頭についてます。(最新更新2010・12月)




◆絵師様カンタン考察
※「F&B」でたっぷり語ってしまったので、二番煎じになりますがお許しを。
新人絵師様と思うのだが、画力が群を抜く。何より「表現」に個性がある。
イラストで個性を感じるのはほとんどが人物。いわゆる「顔」の描き方で個性を感じるものだが、着色法やホワイトの使い方などなどの効果や構図などの「表現」に個性を感じる方は本当にマレ。アート派の真髄を極めている。もう少し数が見たいな〜。そしたらすぐにも挿絵マスターに押したいです。
2010・12月追記
FLESH&BLOOD14巻で挿絵マスターに認定させていただきました♪




◆感想・イラストチェック済作品 
※各巻感想記事へのリンクは、ページ最下段にまとめてあります
FLESH & BLOOD12 (キャラ文庫)  FLESH & BLOOD〈13〉 (キャラ文庫)   
↑ 「勝手にBLグラミー2009」 最優秀表紙絵賞受賞作品

FLESH & BLOOD (14) (キャラ文庫) FLESH & BLOOD 15 (キャラ文庫) FLESH & BLOOD 16 (キャラ文庫) 
絵が素晴らしいのに相変わらずカバーデザインがイマイチ。せっかく12,13、14とロゴ位置を揃えてきたのに15と16でガタガタ。イラストの構図上仕方ないかもしれませんが、それにしても統一性がなさすぎる。巻数も空いたとこに入れときゃいいや〜的な配置だし…。(12巻・16巻)
どうもこの文庫のデザインは「絵力(えぢから)」に頼りすぎです。


 








  

◆感想・イラストチェック未作品
    
■左・「船出」 小説キャラ Vol・21掲載(2009))
貴重な文字なしイラスト(図書カード)、この2人麗しすぎるっっ
これほどの美形が2人、ただ立っているだけでも目の保養ですのに、このジェフリーったら見せつけるような接近ぶりで大サービス☆わたくしどもの黄色い悲鳴(死語?)を確信してますね、いけずだわっ!!そしてジェフリーの独占欲など思いもよらず、まじめに親友と船のことを考える未来の航海長。ごちそう様です

■右・「妖精の分け前」 小説キャラ Vol・19掲載(2008))
これってもしかして、彩さん初めてのフレブライラストでしょうか?
眼帯してなきゃ海斗かと思うような、ないじぇるの赤毛にびっくりです。初々しい…♪

 

青の疑惑 (キャラ文庫)  烈火の契り (キャラ文庫 し 2-11)
■左・「青の疑惑」(2007) 
・これなんてデザインが絵も作品も殺してます。
なんだこの文字デザインと配置!ここから感じる「疑惑」ってなに?
これじゃいいとこ「海猿」みたいな海洋冒険譚かSFじゃないの!内容全然違うのに。
この作品のカットはステキです♪ チョイひげ、万歳!

■右・「烈火の契り」(2007)
・「青の〜」よりマシだけどこれもベタデザイン。せっかくカッコイイタイトルなのに。
この文庫の「作家名ローマ字表記」への激しいこだわりは往年の昭和歌謡番組(ザ・OOテン!とか)のバック(背景)を思い出させる。←スクールメイツと電光の歌手名はお約束でしたよね。 I・KU・E とか(笑)
こうやってみると彩さんてキャラ文庫(とラノベ)しかお仕事していないのかしら?他にもあるのかな?


 

◆ラノベ作品
Walhalla―賢者の食卓 (一迅社文庫アイリス)Walhalla―ヴァルハラ (一迅社文庫アイリス)Walhalla-希望の大樹 (一迅社文庫 アイリス な 2-3)
うそう、このくらいクールなデザインして下さい♪粋なカラーグラデーションですね。3巻だけちょっとテイストが違うかな?
「ビースト」という実験動物が主人公なので、彩さんの貴重な生物カットが見られたシリーズでしたがなんと申しますかお話が…というか文章が…。絵師様への愛をもってしても1巻で挫折してしまったのでした。ゴメン☆
生物カラー(2巻)初めて見ましたが上手いな〜。やっぱりこの方の塗り(表現)、好きです♪


 

◆世菜りんご名義の同人誌
   とらのあなさんから勝手に画像いただきました。
※左は現在発売中の最新刊、わたくしも買いますので画像UPお許し下さい…ってダメかな

犬飼ののさんと組まれたアニメ2次同人誌のほかにも、ハガレン同人(コミック)を単独で出しておられます。
フレブラでは(今んとこ)決して見られない、フェロモンだだ漏れ超美麗イラストでございますね!
茶屋町画伯のシキ様とはまた違った魅力です。ゲーム未プレイなので何とも申せませんがシキ様ってどなたが描いてもゴージャス下まつ毛になるお方なのね。

2010年は彩さんの貴重なコミック同人「プレシャスワンダー」1・2を萌え友様から破格値で譲っていただきましたので、いつでも彩さんの美麗なマンガが楽しめるという天国を見せていただいた年でありました。お話は難解ながら(笑)、装丁からなにから凝りに凝っていてそれはもう美しいアート本、萌えを超えたデザイン性の高さとセンスに感動いたしました。画像で表紙あげるだけではこのすごさ伝わらない…残念だ!!







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「FLESH&BLOOD14」イラストチェック&フレブラCDジャケットギャラリー(2010)
「FLESH&BLOOD15」イラストチェック完全版(2010)
「FLESH & BLOOD 16 」 松岡なつき/彩(2010) 

「FLESH & BLOOD 17」松岡なつき/彩 〜A&Q編(2011.04.03)
「FLESH & BLOOD 17」特別編 〜さよならの代わりに(2011.04.02)

「FLESH&BLOOD 18」松岡なつき/彩 〜感想前編〜付・キャラバースデーフェア小冊子SS「古傷」感想(2011.07.24)
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新春特別企画・「無人島ギャラリー・生きる情熱編」〜お気に入り表紙イラスト投票・結果発表
新春特別企画・「無人島ギャラリー・沁みる抒情編」〜お気に入り表紙イラスト投票・結果発表





〔フレブライラストギャラリー〕  
〔絵師:彩〕   
 
〔画:レアアート〕 
〔画:ギャラリー〕
〔画:グラミー賞〕



※追記
・ご一緒に同人活動されている犬飼ののさんのコレ↓↓が、彩さん商業誌デビュー作でした。
                


                                                   

 

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[特設☆FLESH&BLOOD]フレブラギャラリー | comments(2) | trackbacks(0) |

表紙ギャラリー〜高階佑

高階佑さんの表紙ギャラリーです。
基本、既読本のみです。随時追加。←オススメあったら教えて下さいませ♪
記事未UP作品は簡単にコメントをつけてあります。
追加作品にはマークが頭についてます。(最新更新2010・12月)



 

◆絵師様カンタン考察
アート派→挿絵マスター。
「イラスト考察・コミック派とアート派」「余談:絵師の趣味(少数派)」に該当する絵師様。
絵描き魂(萌え)がやおい画=男同士のくんずほぐれつにない、BL界では超珍しいイノセント絵師様ともいえる。
人物、大道具、小道具、すべてに画力が高い。カラー絵が本当に美麗(アート派だから)
いわゆる「狂いのある絵」が1枚もない方です。デッサンも下書きも相当こなす方と思われます。男女の描き分けもきちんとできる画力、貴重です。でも「生物」(動物や植物)はあまりお得意ではないかも。
今後ご多忙が予想されるが、描き込みが減ってしまわないかと心配。

 
 

◆イラストチェック済作品
※画像下タイトルをポチすると各記事に飛びます。

『DEADLOCK』 『 DEADHEAT』 英田サキ/高階佑 (2006・2007)
『DEADSHOT』 英田サキ/高階佑 (2007)
「SIMPLEX DEADLOCK外伝」 英田サキ/高階佑(2008)

代表作。アングロサクソンの魅力ここに極まれり。絶対ミリタリー好き。

堕ちゆく者の記録 (キャラ文庫) ワケアリ (二見シャレード文庫 な 2-10) うたかたの愛は、海の彼方へ (ガッシュ文庫)
■左・ 「堕ちゆく者の記録」  (2009) 
コミック系の構図(顔またはバストUPと全身像の組み合わせ)初挑戦と思います。
デッサン力のある方なので決め顔のUPは迫力の美。
■中・「ワケアリ」 (2009)
イラストチェックでもんのすごく熱く語っております。よかったらどうぞ♪
■右・「うたかたの愛は、海の彼方へ」(2010) 
本編感想、イラストチェックともに熱いです。異常に長いです。


  
「タナトスの双子 1912・1917」 (2010)
イラストチェックは熱く絶賛しておりますが、本編感想は拙宅全記事中TOP1(?)の大まじめな酷評です。
イラストチェックが真っ黒記事の最後に来ておりますので、もし読んでいただけるなら感想次ページの最後ちかくまで飛ばしてくださいませね。お手数かけます…

  
■左・「 眠る劣情」 (2009)   
8/4記事で暑苦しく語っています。  
■右・ 「熱砂の王と冷たい月」 (2007)
貴重なアラブ。BL絵師なら一度は受けるアラブの洗礼。作家もですが(笑)
パープルに倒した淡い色使いとアラビアンナイト(月だから)を意識したディテールがステキ。
カット…多分高階さんのミリタリー画力を期待しての指名と思うが、お話があまりにあまりで画力関係なく(苦笑)せっかくの実力が活かしきれなかったのが残念。
   



◆感想未UP作品 
※ギャラリーなのでコメントは控え目です
深紅の背徳 (ラヴァーズ文庫 57) 金色の龍を抱け (キャラ文庫)
■左・「深紅の背徳」(2008) 
珍しい「生物」カットがある作品。ちょっとぎこちないが高階さんならすぐ上達されますね。←いったいナニサマ…

■右・「金色の龍を抱け」(2009)
カラーはどれも極上でございます!このために買いました(笑)
ただ表紙で若干デッサンの狂いが…。二人の人体比が少々おかしい。気にならない程度なので全く問題ないですが、この方に限っては超お珍しい現象で貴重と言えば貴重。
カットはこちらも高階さんには珍しくキレがあまり良くないです。いや、キレはあるけどキレしかないのか。動線を意識しすぎて全身カットばかりになってしまい、やや単調かな。
普段のレベルがお高いのでこちらの要求度もついつい高くなってしまいますね、すみません…。
典型的なアート派の絵師様ですので、アクション不可欠の拳法BL(?)はなかなか難作だったのかもしれません。


法医学者と刑事の相性 (キャラ文庫 し 3-18) 義を継ぐ者 (キャラ文庫)
■左「法医学者と刑事の相性」(2010)
何と美麗な…!この表紙だけで本編読みたくなりますよね♪
残念ながら作品内容はわたくし的にはヒットしませんでしたが、ここまでしっかり背景いれたイラストがシリーズで見られるのなら続編もゼヒ手に取ってみたい…

■「義を継ぐ者」(2010)
スーツ、うま!
イケてる大人には欠かせないスーツ姿ですが、描くのはとても難しいです。着物程ではありませんが硬質の生地で肉体という丸い立体を覆うので、直線的な曲線の描写が多用されるので線の重みがケタ違いなのですよね。マントやドレスなどのファンタジー衣装や、カジュアルな洋装の方がずっと描きやすいです。よってスーツの御上手な方は「線」に自信と拘りのある方、麻々原絵里依さんとか須賀邦彦さん、実相寺様などが該当するのでは〜と思いますです。

水底の月 (SHY NOVELS193) 青鯉 (SHYノベルズ) 
■左「水底の月」(2007)
お魚になったわ・た・し☆シリーズその1←?
受け(ヒロイン)が攻めの後ろ手にすっかり隠れちゃった=メインではない画期的作品。
BL界での「抱きしめイラスト」はヒロインこそメイン=女性力高アピールが大鉄則です。(BLは女性向け作品だから) しかもこの作品はよるべない身の上の健気遊女受け、半裸で抱きしめられてもおかしくないお話なのです。なのにこう来る絵師様のピュアさが堪らなく好きです。

カプ2人だけのイラストで攻めがメインをはる表紙、本当にレアです。書店へお出かけの際は新刊平台前でちょっとお気にかけてみて下さいませ。なかなか面白いですよん♪
※ちなみに2010年は1冊しか見つかりませんでしたが、高階さん以外の絵師様だったので、ビックリ。

■右「青鯉」(2007)
お魚になったわ・た・し☆シリーズその2←?
この作品も絵師様にとっては画期的、というか貴重な一枚。
花です、花!亜樹良さんじゃないのよ、高階さんの花!!

 御曹司の口説き方 (ビーボーイノベルズ)  
■左・「御曹司の口説き方」(2010)
こんなにも扇情的なはだけ方なのに、チOビ死守(笑)
さすが業界随一のイノセント絵師様。

■右・同人誌「Te Quiero Mucho」
同人誌に高階さんとはなんと贅沢な!英田先生ならではのご快挙でございますね♪
ネト×ロブではなくて、ネト&ロブなのがこの2人の関係なのでこのような構図となります。
そこはいい、それはいいんだが…。
読んで\( ̄▽ ̄;) / どっひゃ〜! ロブってバリタチじゃないんだ…!!
ゲイの世界の「&」の関係、おっとなすぎて、みるは、わかんな〜い

      

※ここからは「和紗」名での作品
  
↑多分高階さんの初ファンタジー(違うかな)
翻訳ファンタジーを読み慣れていないと結構しんどい作品と思います。
絵師様が作品のグレードをかなり上げている(笑)

最右「月影の罠」〜Night Life・最新刊
このシリーズもう買わないと思うので(笑)、表紙だけでも堪能させていただきます。
銃・服のファスナー=小道具(無機物)の写実が半端ない。さすが、例外発展絵師様♪
正直申しますと絵が極上すぎて、作品のキャライメージとイマイチあってないのですね。特に兄(笑)
むろん、高階さんの描かれる方が数段素晴らしいです(ひどいな、おい)
 
←雪舟画聖から引き継いだ作品。
変更が仕方ないことなら、良い判断と思います。絵師様のドレスカット、稀少(現段階では)


 
    


【ブログ内関連記事はこちら】
「ワケアリ」 中原一也/高橋佑
眠る劣情 夜行花/高橋佑
『DEADLOCK』 『 DEADHEAT』 英田サキ/高階佑
『DEADSHOT』 英田サキ/高階佑
「堕ちゆく者の記録」 秀香穂里/高階佑
「熱砂の王と冷たい月」愁堂れな/高階佑
イラスト考察「コミック派」と「アート派」
当ブログ用語辞典

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新春特別企画・「無人島ギャラリー・生きる情熱編」〜お気に入り表紙イラスト投票・結果発表
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「ディック!今お腹の子が動いたよ
  「ユウト、丈夫な子供を産んでくれよ、さあ一緒に練習しよう。はい、ひっひっふー☆」
   ※K様ごめ〜ん、ココで使っちゃった(笑)




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イラストチェック臨時便:「笹上」嬢を探せ!

JUGEMがおバカさんで「コメント」欄に画像が入りません。
サイドバーの掲示板だと気付いていただけないかもしれない&すこぶる感動してしまった&返信が激長、でしたので独立記事にいたしました。
hOO様、お知らせいただきありがとうございます(感涙!)
お断りなく公にしてしまって、まずかった、でしょうか?もし何か支障がありましたら即対処いたします。 
         ☆           ★          ☆
 
「ラブシック」感想記事でイラストレーター「笹上」さんについて愛を絶叫していましたが、その後全然お見かけできず寂しい思いをしておりました。
そこに朗報!

これです!!↓↓↓
この絵が「笹上」さんかどうか、が今回の臨時イラストチェックのテーマでございます。
では、次ページにて早速。









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イラスト考察・「女装とBL」2009

本日の「日曜コミックDAY」は、コミックではなく「イラスト」。
情けなくも秘かなライフワーク、「特集・女装イラスト・2009」でございます。

前回はメモ程度でしたので、今回改めて編集。考察を兼ねた記事にいたしました。
(よって2008年リストは公開終了)


◆「人物」と「女装」
「人物」描写が上手いのはプロ絵師として本来当たり前なのですが、BLの場合は男性ばかりハイレベルで他(女性、子供など)さっぱり、というパターンも少なくありません。

「女装」は男性が女性服を着るという、ある意味どちらも理解した上でないと描き分けられない人物描写です。どこまで「男女」を表現できるかで絵師様の画力レベルがはっきりわかってしまいます。
また「衣装」は、絵師様の好み、興味、ひいては世代などが如実に反映される面白アイテムです。

女性が描く「女性」は絵師様のリアルが反映されすぎて遊びの幅が少ないため、「女装」を集めているのです。
…などと、尤もらしい事を言っていますが、ただの趣味、ただのオタクです。




女装イラストリストとしても活用(私以外の誰が使うんだ)出来るよう、整えてまいりたいと思います。


長いので折ります。お時間ある方は次ページへどうぞ。 



※リスト以外の女装イラスト情報、ぜひとも教えて下さい!個人では限界が…









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