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「罪の褥も濡れる夜」 和泉桂/円陣闇丸

デカッ! 
あまりの好きさに大きくしてみましたがデカイわ、いくらなんでも。中庸ってもんがないですね、この画像サイズ。

気を取り直して。
美しい。とにかく美しい。絵もストーリーも全て美しい。これこそBL読んでる悦び。
これ1冊だったら間違いなく最優秀賞にしてましたが、連作中これだけがずば抜けて良かったから候補にも出来なかったんですよね。
CDもチョー気になるけど3枚組だとか。タダでさえアニメ好きの声フェチなのに(声優さん当てクイズとかないですかね、どっかで。いい線いくと思うんだけどな。最近名前が出てこないが)CDに手を出したら、ハマリすぎて仕事行けなくなりそう…。もう少し我慢します。

怖いぐらいピッタリのイメージソング見つかったんでようやくUP!
BL界のシュトルム・ウント・ドランク。感情が理性を凌駕する疾風怒濤のロマン活劇、いってみよっ!

 

◎イラストチェック
カラー★★★★★
「勝手にBLグラミー2008」イラスト部門総なめ。大満足の1品です。手塗りばんざい!いつでも寄り添う伏見に涙し、いつでも寄り添わせる冬貴に涙。口絵の巫女冬貴もく〜っ。だめだ言葉が見つからない、完敗。乾杯。
カット★★★★★
どれをとってもこちらの想像以上。「男だったのか!」ゆうよね〜っ。わかるわ、伏見。
あれもこれも、おじい様でさえ美しい。P241の冬貴以上に妖艶な受は見た事なくってよ。画集あったら間違いなく買うっちゅうねん。私がモノクロ画集を買うなんてビアズリー以来だわよ、アートよアート。

◎本編感想
「清澗寺シリーズ」とどこかのレビューで見た時、てっきり「性・感じシリーズ」をもじっているギャグモノかと思ってしばらく敬遠していたのも懐かしい思い出です(ホントです)
とんでもない誤解でしたが、第一印象とは恐ろしいもので、その後もしばしば「清澗寺家」やら「清澗寺の坊ちゃん」を「性感じ系」だの「性感じの坊ちゃん」などと勝手に脳内変換してしまい。むむぅ、これこそ「清澗寺家の呪い」。さすがのお家柄です。

本編はねえ、3日下さいって言いたい位。語り始めたら止まんない。
伏見の、分かっている様で分かっていない未熟な部分も、冬貴の良くも悪くも純粋なところも何もかもいとおしい。
神がいなくなったこの国で巫女は朽ちていくしかないのです。伏見は堕ちた国を支えるいわば人の代表。神からつかわされた最後の巫女は人の子へと託される。これからは人として国に係われと神からいわれているようです。
こういう書き方するとまるでハイ・ファンタジーですね。ファンタジーには違いないが。

お互いに望むものが一緒なのに、自分の範疇で愛そうとするので歪みが生じます。ただ欲しいだけ。これを認めるのに17年。神には短いが人には長いです。
伏見は自分1人が欲しがってる、と盛大に拗ねて色々やってますが、冬貴はお前がいれば他はいらないって言ってるんですからそうしてあげればいいんです。ずっと一緒にいて、しまいには腹上死するぐらいの覚悟で嫁にもらえばいいんですよ。まあ、彼が悩んで暴走するおかげで、こちらも儀式やら水責めやらで楽しめる?ので読者思いとは言えますが。

生活も冬貴だけなら何とでもなったはず。そのための儀式でしょう?へたに子作りするから因果が子に報いるんだし?綾子は4人の子供残して早々に亡くなってますから後ろ盾には大してなってなくて、その後生活は困窮してます。
どうせ伏見が面倒見るなら冬貴だけでよかったのに。伏見が清澗寺の子孫を残したがった意味だけは分かりません。ここらへんが後付のしんどいとこですね。
とはいえ、後付設定をここまで昇華できる手腕はアッパレです。さすがユニットの一環をになうだけの作家さんでいらっしゃいます。

淫らであればあるほど冬貴が切なくて仕方ないんです。あの日「半分しかくれなかった」には泣かされた!あの日からずっと、残りの半分を探していたが故のご乱行だとはついぞ思いませんでした。
手紙をボロボロになるまで読み返すけなげさ。なぜもっと早く気づいてやれなかったの、伏見(泣)崇拝しすぎです。

書き下ろし・「罪の褥を濡らす愛」…「愛」!
やっと「愛」と名乗って良いんですね。長かったわ、ここまで。待ってましたのラブラブです。もう冬貴が可愛くて可愛くて!パパなのに。冬貴の愛の示し方はいつもいつも一途。伏見を独り占めしたくて、問題解決に手を回す賢さもあります。凍傷になりかけながら氷を取りにいくシーンなんて、雪の庭に降り立つ冬貴が見えましたよ、私には(病院に行け)

相変わらず伏見は困ったちゃんで、冬貴に謎解きしてもらわないと自分がまったくわかりません。じゃあ冬貴の事は分かってるのかと言うとそうでもない。行動力も判断力もあるくせに確信がないと余裕が持てない。ちょっとへタレはいってる愛すべき困ったちゃんです。いい男だからいいけど。冬貴は気が長い。
「孕むまでしてやる」 「孕むまでほしい」 すごい(笑)相聞歌。万葉集はキャッな歌も多いですし、この2人も見方によっては益荒男と手弱女と言えなくもないか。ただし、益荒男は冬貴です(笑)

せっかくなので全シリーズ簡単に★付けを。
「この罪深き夜に」=★★★
「夜ごと蜜は滴りて」=★★★(3.5)
「切なさは夜の媚薬」=★★★(3.5)
「罪の褥も濡れる夜」=★★★★★★★
「紅楼の夜に罪を咬む」=★★★★

◎イメージソング、やってくれたぜ、ついに来た!
 「serenato」 Kalafina
PVは
http://jp.youtube.com/watch?v=PK_eUQ7_omw
天才・梶浦由記が選んだ4人の女性ボーカルのユニット Kalafina 。梶原さんFANの私の大好物アーティストです。お気に入りにしか使わなくってよ。
ただ今、全7作の某映画の主題歌を担当してます。どれも鳥肌モノによろしいのですが、最新曲はその名も「FairyTale」 妖精さんにもってこいの歌じゃないですか!でもカップリングのこちらの「serenato」 の方がよりピッタリなので今回はこちらを。

◎思い出す少女マンガ=田村由美・「BASARA」 ずっと理性で抑えてきた恋心を今わの際に吐露するあの名シーン。理性を超えた感情とはかくも激しいものなんだす。話全然違うけどね。ドラマティック大河ドラマな展開と登場人物多いとこは似てるだす。

余談です。
某ユニットの新作、気になるものの 出揃ってからと思い未読です。
今のところ、このユニットの1番の面白さは誰が担当かと予想する「謎解き」になってしまっているのが残念です。それもアリだし実際ものすご気になるけど、本業となると?
長短の差こそあれ1作家1話担当ではユニットじゃなくても読めるわけだし。アンソロじゃないんだから、せっかく作家4人集まるなら、攻めが〇〇、受けが××、みたいなキャラ別に担当して1つのお話作るとか、1冊の起承転結を4人で分けてどうなるかわかんない話にするとか、ホントの意味で合作したのが読んでみたいと思ってしまうのは贅沢なのか、モノを知らないBLerの戯言なのか。あ〜後者っぽい。


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[小説・作家名あ行]和泉 桂 | comments(2) | trackbacks(0) |

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Comments

>まOO様

こんな読みにくいモノ読ませてしまって申し訳ないです…。2009年4月頃までは自分探しの真っ最中でして(笑) 記事内容もハチャメチャ、1人で盛り上がっているだけでして…(ノ∀`)ゝテヘッ

でもこの作品の★7評価は今も変わっておりません。
和泉さんのねっとり文表現、パパの色狂いゆえの純情、えらそーにカッコつけといて結局冬貴に一本取られてばっかりの伏見のオトコ前小物ぶり(ヒドイ)、もちろん円陣様の神懸かりイラスト、すべてがワンダフリャ☆でございます!
私はCD未デビューなのですが、CDについているパスワードがないと読めないSSがあると聞いた時はもう読みたくて読みたくて!! ムダにパスワードハッキングで何時間も費やしたのはココだけの秘密です。

でもさすがに、平安時代までさかのぼるのはやめといて〜(泣)でした。わはは。
comment by: miru-ha | 2010/02/10 14:22
■あOO様 いらっしゃいませ〜♪♪
過去記事まで読んで下さってありがとうございます、でもこんな意味分からん文章読ませてしまってマジ申し訳ない(|||▽||| )ウワァ…
あーホント恥ずかしい!大好き作品だけに余計許せん、もういっそイチから書き直したいよ…

でもこの作品が大好きな気持ちはあの頃より変わっておりません。あれほどのツユダクパパは、業界広しといえどもそうそうお目にかかれるものではございませんよね♪(笑)

でもって、この作品があOO様の腐デビューとは!なんと濃ゆい、もとい、思い出深い初体験でございましたね。やっぱり「初めて」って大事よね☆

>CD
お気遣いありがとうございます、すっごく嬉しい〜♪♪
おかげ様でこのシリーズは4作目(パパ編)まで聴ける幸運に恵まれました。でもBLCDひよっこキキミミストのわたくしに3枚組パパはあまりにも遠い存在で、いまだ未聴なのっす。でも今年中には聴きたいと思っています、噂のシャンパンファイトモドキ(三男編)に身悶えなきゃ!スワベ様…キャ 照ッ(〃ノ∇ノ

comment by: miru-ha | 2012/05/11 22:46

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