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19巻発売記念企画・再読で総復習〜「FLESH & BLOOD 10」松岡なつき/雪舟薫

全国5千万のフレブラファンの皆様、こんばんは。
愛の伝道師、腐乱シスコ=miru-haです。

再読祭りも後半突入☆19巻を満喫するために驀進していきますよー!(でないと間に合わない)

本日は、「FLESH&BLOOD 19巻」発売記念祭り10日目、
再読で総復習〜「FLESH & BLOOD」 10巻
を、お送りいたします


10巻といえば…わたくしが思う、最もフレブラらしい巻でございます。楽しみでっす




〔フレブラ10巻〕
〔フレブライラスト〕
再読感想
〔絵師:彩〕
  本日のバーカラー…「ロザリオ」(ポルトガルの伝統色)
ロザリオは祈りの具現。十字架から始まり、珠に沿って祈りを進め、最後に十字架に戻ります。
楽園へと導く道は、祈りの薔薇(ロザリー)に彩られるのです
◆イメージソング                                              
   「サクリファイス」   
ヨハネによる福音書15章13節
「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」

◆本編つれづれ~10巻                                                           
さてさて。 
発売を心待ちにし、イラストだけでマジ泣き、いいトシしたおばちゃんに寝食を犠牲にして連日激ナガ感想を書かせてしまう、我らがフレブラの魅力をあたらめて考えてみました。

わたくし個人の考えながら、フレブラの魅力は、ドラマチックな冒険劇、相乗効果の華麗なイラスト、人間模様とキャラ達への愛(と愛ゆえのツッコミ、笑)、重厚な歴史の重み、粋なセリフ、妄想(含むシャンパンファイト)、そして物語に託された寓意、などではないかと思います。
でもって、10巻はこれらが全部揃っている、最もフレブラらしい巻だと思うのです。←基本的にはどの巻にも揃っているが、すべてがいい塩梅で盛り込まれていて、物語の個性がよく出ていると思う巻って意味ね

長くなりそうなので、箇条書きで失礼をば。

■ドラマチックな冒険劇
ついにやってきた異端審問。この国で異端の嫌疑がかかることは、火刑とほぼ同義語です。
カイトを守るためにビセンテ(と王様)が精一杯がんばりますが、ここではやっぱりラウルが主役です。異議あり!でどんどん論破していくラウルが、悔しいけどカッコいい。(すごい切り札持ってるしさー、笑)まるで逆転裁判の傍聴人になったような気分です、ここのくだり。
ふぅ、満喫❤と思うまもなく、カイトがぐふうっ こ、今度はなに?!息つく暇がない!!
救いは、命懸けには違いないが5巻のそれとは種類が違う=拷問がないってことですね。よかったねって、カイトに言ってはあげられないけどね。

■相乗効果の華麗なイラスト
9巻のイラスト受難を経験した後ですので、口絵が減っていても、カラー描き下ろし2枚はそりゃもう嬉しいです。
そして、フレブラ表紙をピンで飾るという、主役でさえ成し得なかった偉業をビセンテが成し遂げました。ハレルヤ!モノクロームの中に、瞳の翠がそっと美しい。じわっとくるなぁ…。

でもって、9巻でカイトとビセンテが陛下に見せてもらった、ヒエロニムス・ボスの祭壇画「快楽の園」がこのイラストとちょっと関係してるかな?と、今回の再読で初めて気がつきました。
ビセンテが解釈を述べていたこの画の裏絵は、「グリザイユ」=グレーを基調とした単色画で描かれているのですね。
モノクロ世界の中に、少しだけ緑をおいて表現されるグリザイユ。黒と白と緑、これはまさしくビセンテの色ではありませんか。カイトがこの時のビセンテを称賛しているので、絵師様はこういう表現を選ばれたのではないかなぁ…などと思うのは考えすぎでしょうか。

■重厚な歴史の重み、粋なセリフ、人間模様とキャラ達への愛(と愛ゆえのツッコミ、笑)
【本日の画像】San Lorenzo de El Escorial 王立エル・エスコリアル聖ロレンソ修道院
1563年着工、1584年完成。宮殿、修道院の他、博物館、図書館でもある。

「フェリペ2世の椅子」
宮殿から数キロ南下した丘にある。王様はここに座って、自ら宮殿工事の進行具合を確かめていたそうな。さすが慎重王。
↑画像より距離は遠いが、アングルはこんな感じに見えたはず

ううむ、画像選ぶの楽しいな。時間ないのについ凝っちゃうよ(笑)

ここを舞台に、実際存在していた人たちが、創作のキャラクター達と絡んで、縺れて、複雑な権力駆け引きを織りなす様は、まるで、歴史の重みがそのまま物語の厚みになったかのよう。圧巻というしかありません。フレブラというよりは筆者様ご自身の魅力、筆の冴えかな。ビセンテとイサベル王女の逸話なんて、本筋には全く関係ないながら、さもありなんと納得しちゃうものね。粋なセリフの土台となる深い知識にも舌を巻く、松岡先生は、フォックス先生の師ではないでしょうか。

>P152
雪舟時代、最後のモノクロカットはまさかのラウルでした。だからこそ、これから活躍(暗躍)する重要人物なんだなって気づけたんですが。
これにより、雪舟ないじぇるラストカットは、8巻の包帯カットとなりました。当初はセミヌードコスプレにキャッキャしておりましたが、あらためて海斗大好きーズ3人のラストカットを見てみると、偶然ながら、それぞれの愛の在り方が示唆されていて感慨深かったです。

・ジェフリーラストカット…10巻・グローリア号の心意気の象徴=キャプテンの人生の象徴である金髪を犠牲にする
・ビセンテラストカット…8巻・国王すら手が出せない絶対権力からカイトを庇い、憤る
・ないじぇるラスト…8巻・失恋レストラン営業&スペイン組に大敗で満心身創痍、親友からなでなでされてる

ないじぇるが、ナイジェルになる日はまだ遠い…(笑)

妄想(含むシャンパンファイト)
>P60
「これを見てくれ」
ジェフリーはホーズの隠しから取り出した紙片を2人に示した。 

**ピンクタイム終了**

>>4章撮影終了後
G「どうした?難しい顔して。」
N「いや…」
G「もしかして、まだショックなのか?俺が髪を切ったこと」
N「……台本通りとはいえ、俺はあんたの長い髪…嫌いじゃなかった」
G「知ってるよ。いつもお前は、俺の髪いじりながら寝てるからな。仕事とはいえ、俺だって複雑なんだ。お前もこらえてくれよ」
N「(灰青色の眼差しを苦しげに歪めた後、突然マッカになって)おい!俺のこと悪魔って呼べ!」
G「はぁ?お前は俺の天使だ、悪魔なんて呼べるわけないだろう(きっぱり)。まあ、強いていうなら小悪魔か…」
N「何でもいい!俺は悪魔だな?そうだな?!」
G「あ、ああ…」
N「悪魔の俺が、あんたの髪をもらった。だから…」
G「(P71・15行目セリフを思い出す)お、おまえ、かわいすぎっ!!」

控室は突然の熱気に包まれました。

**ピンクタイム・その2終了**


■物語に託された寓意
ピンクタイムの後で書きづらいんですがσ(^ω^;) はい、深呼吸〜☆☆ついてきてね〜

サクリファイスとは、犠牲、生贄の意ですが、宗教と犠牲は切っても切れないものです。洋の東西を問わず人類の歴史はほぼ宗教史、でもって、信仰の歴史は犠牲の記録でもあります。

英国での投獄&宗教裁判(5巻)は、カイトが初めてたった1人で自身と向き合い、その心を探るために必要な試練でございました。
今巻スペインでのそれは、16世紀英国を自身の中心にはっきり置いたカイトが、さらなる広い視野で敵国を見つめ、忌むべきは戦争の敵国ではなく、戦争を起こす人(の弱さと罪)だということを悟るための試練となっております。
敵国だからとスペイン人を誰でも憎いと思わず、善きサマリア人のように、隣人そのもの〜FLESH&BLOODを見よ、と作者様はおっしゃっているのですね。(と思う) 
だからといって、聖職者のようにどんな隣人でも愛せとも言っていない、普通の人間なのだから苦手な人や好かない人がいて当たり前、それが悪役・ラウルの存在に繋がっていくのでございます。

でもって、ビセンテの情熱コンサートは、ここに辿り着くための大切な布石です。決して、筆者謹製・ツッコミ術上達テキストなどではないのです。←そんなバチあたりはお前だけだΣヽ(゚∀゚;)

わたくしども信者にとってフレブラはバイブルですが、タイトルにFLESH&BLOODと冠しているように、この物語には、文字通り聖書の教えが詰まっております。(宗教戦争史だからという以上にって意味ね)
世界で最も読まれている書物、聖書。信者でなくても、心に迷いがあった時、人は救いを書に求めたくなるものです。作者様は、そんな気持ちまで物語に込めているのではないかなあ。
そんなことを考えさせられたのが、この巻でございました。
                           
                            *

はあ、10巻も面白かったですね!
危うく、カイトのお初はババリアの伝統民具に持っていかれるところでした。たとえ未遂でも、ジェフリーがお初で本当によかったです。(民具の出自を明らかにするところがさすが御大。この拘りについていきたくなる)
マジメな話、ないじぇるがジェフリーの髪を集めた時、遺髪フラグに心底ビビりました。死別じゃなくても離別はあるかなって。その可能性は今でも消えてないし…。


さて、11巻はわたくしの大好きなわんわん組コスプレイベントが待っておる巻です。
明日もよろしくです♪




P.S.
>P212
鍵も入ってたか さぞもっこゴ!ゴホンゲホゲホン!!




 

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[特設☆FLESH&BLOOD]本編感想・2巡目 | comments(1) | - |

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Comments

■瑞O様
いつか一緒にカラオケに!でも、入ってるのかしらこの曲たち?

>密林
ご連絡いただいてすぐ自分でも調べたんだけど、どうしても情報が見つからなくて焦っていたら、ツイッターの方で、出版社編集者様から、予定通りだとご連絡があった旨教えていただきました。よかったっよ〜。゚(゚´Д`゚)゚。
でもお知らせ来たんだものね、真相気になりますよね。
万が一ってこともありますし、何か動きがありましたらぜひとも教えてくださいませね!

comment by: miru-ha | 2012/06/20 00:51

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