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19巻発売記念企画・再読で総復習〜「FLESH & BLOOD 6」松岡なつき/雪舟薫


全国5千万のフレブラファンの皆様、おはようございます。
愛の伝道師、腐乱シスコ=miru-haです。

本日は、「FLESH&BLOOD 19巻」発売記念祭り6日目、
再読で総復習〜「FLESH & BLOOD」 6巻
を、お送りいたします。

6巻といえば、楽しくトランプに興じる巻ですね、楽しみですっ


【余談:トランプ】
トランプの日本伝来は16世紀のまさにフレブラ時代、鉄砲などと一緒にポルトガルから伝えられたと言われています。(「カルタ」はポルトガル語だものね)
この頃は国によって枚数が違い、ポルトガルタイプは4枚×12組だったそうな。
その後キリスト教禁止と共にトランプも禁止、かわりに発達したのが花札です。だから、花札も4枚12組なのだねー。
フレブラヒストリーだとスペインタイプが伝来することになりますが、こちらは4枚10組。枚数少ないと駆け引きがしづらいよな、極道生活、大変だぁ。

                          *


早くも余談!しかも蛇足度高い!と思われたお客様。
本日、こんなもんじゃありませんのです。覚悟しいや☆の世界です。


                                                  〔フレブラ6巻〕
                                                 〔フレブライラスト〕
                                              再読感想  〔絵師:彩〕








  本日のバーカラー…「ブルゴーニュ」(フランスの伝統色)
アルドヴィッチ殿の血管に流れているのは…
◆イメージソング                                                 
   「謳う丘 〜Harmonics TILIA〜」 
志方あきこさん音楽のオルゴールアレンジCD。癒される…。
8曲も入ってて700円(通販価格)ってお買い得すぎるっしょ!<現在販売終了
いつもと同じ世界観、でも、ちょっと違ったお楽しみ…なイメージです

◆再読つれづれ〜6巻                                          
  
6巻表紙もいいよねー♪
高所恐怖症のカイトです。撮影はさぞ大変だったことでしょう、そりゃドヤ顔にもなるって(笑)
この巻の口絵,眤膵イなのよねー、シーン選択もアングルも表情も全部素敵だよねー。
こんな風に、キメでもキスでもハグでもない、気のおけない2人ってなかなかお見かけいたしません。時代と世界をまたにかけた波乱万丈ストーリーの主役2人だものね、この時間を大事にしていただきたい…って言われなくとも、だわね。


さてさて、この巻はまるっと番外編です。
船を失ったナヴァール王の臣下・ベルナール=アルドヴィッチ殿をフランスまで送り届ける勅令を、いやいや受けた我らがフレブラトリオ。女王陛下の船を借り受け、フランスへと向かいます。
アルドヴィッチ殿は、他社で同時連載していた作品の主人公です。リンクというか、番宣を兼ねた大物俳優のゲスト出演でございますね。なので、やったらカッコいいんだよ(笑) 
ジェフリーとないじぇるを打ち負かす=子犬のごとくあしらうなんて、本来ならば、「子犬」扱いの意味が違うんじゃ!と腐った礫(つぶて)がビシバシ飛んでくるところですが、こっちでアムールしている彼だから許されるのですね。

「華やかな迷宮」松岡なつき/よしながふみ全5巻。大変楽しく読みました。K様ありがとう
  

…と、ここまではいいんです。
人間(FLESH&BLOOD)だもの、長い道中、寄り道したくなる時だってありますよ。
問題は、フレブラトリオのぶらり旅の行き先が、カレーだってことなんですよ。
うをおお、よりによってカレー… 

今回わたくしの再読の目的は、アルバムトークに加え、史実を軽ーく勉強しなおし、今後の展開に備えようってことだったんですが、この時代のカレーは、そう簡単には踏み込ませてくれない土地なのであります。ガチやがな…。
ええ、だからこそのご選択でしょうとも、作者様☆ 

でも、この辺で歴史背景を整理しといたほうが、この先絶対面白いんだよな。だから、カレーなんだろうしな〜…。
う〜む、これもフレブラを満喫するためのスパイスですね、覚悟を決めてイッキに書くか!

以下、ワイルドに吠えました。<イメージは虎です。スギちゃんじゃないです
正解度7掛けぐらいでお目通し下さい。
【カレーのおおざっぱ歴史】
時は1347年、英国とフランスの百年戦争の折り、英国王エドワード3世は1年にもわたる徹底包囲で、カレー市民を兵糧攻めにした。
フランス軍は敵を退けることができず、飢えたカレー市民は、降伏せざるをえなかった。
←この時の逸話が、有名な「カレーの市民」byロダン

結局、フランスは百年戦争で敗北(1453年)、以後カレ−は、大陸における唯一の英国領となる。
1557年、即位直後のフェリペ2世は英国のメアリ1世(ブラッディ・メアリ〜フェリペの2度目の妻、1558年没)に要請されフランスに出兵、翌年、大将・ギーズ公はカレーを奪回した。
同年(1559年)、イタリア戦争で膨大な戦費を費やし、じり貧だったスペインとフランスは、共倒れによる英国・新教徒派の勢力増大を恐れ、講和条約を結ぶ。(カトー=カンブレジ条約) 
この時カレーはフランス領となり、アンリ2世の娘エリザベートとフェリペ2世の婚姻も同時に決まった。※エリザベートは、もともとフェリペの息子の婚約者だった。

…というわけで、フランス・カレー奪還の立役者がギーズ公フランソワ、あのメアリ=スチュアートの叔父です。

【3アンリ戦争(3アンリの戦い)】(P41)
アンリ・1…ギーズ公フランソワの息子。
アンリ・2…アンリ2世の息子・アンリ3世(小姓を可愛がりすぎる、この時点でのフランス国王)、
       ちなみに、その弟が可愛いカエルさん(P44、1584年没・女王と22歳差)
アンリ・3…アルドヴィッチ殿の主君・ナヴァール王アンリ(アンリ3世の妹・マルゴの夫)
       後のアンリ4世=ブルボン家の初代王

カレーの所有権が、英国、スペイン、フランスと目まぐるしく変わった動乱の時期がこの時代、ちょうどわんわん組が生まれた頃なのでございますね。
エリザベスにとっては、なんとも腹立たしい場所でございましょう。

はあ、やっと本編と繋がった。ほっ。

【余談:イタリア戦争】
イタリア戦争は、スペインもドイツ・オーストリアもナポリもハプスブルグ家(神聖ローマ・カール5世〜フェリペ2世の父)に取られちゃったヴァロア家(フランス・フランソワ1世〜アンリ2世の父)が、残った北イタリアを支配しようとして起きた戦争です。
北イタリア=メディチ家、ローマ教皇のお膝元のため、なんだかんだで、トルコまで巻き込んだ長期大戦争となり、スペイン、フランス、イタリア、ドイツなどのカトリック勢力は弱体化、国庫も空っぽで、何度も破産宣告しております。<なので、苦労して運んできたお宝をかすめ取る海賊が心底憎い
(この時、フランソワ1世と同盟を結び、神聖ローマを裏切った教皇がクレメンス7世。そこからメディチ家→ルネサンス文化→ボルジア家へと繋がる一連がとても好きだったりするわたくし)

カール5世に負けたことが起因で、クレメンス教皇はヘンリー8世(エリザベスの父)の離婚申請を拒否、それに怒ったヘンリー8世は教皇から独立〜国教会を打ちたてちゃうのですから、歴史は巡っております。

でもって、カイトの占いを聞いた時の女王陛下の言葉(P128)は、そのまま作者様の言葉でしょう。どのようなきっかけであれ信仰は死なない、信念を貫く心が尊いのだと女王(と読者)に言ってあげたかったのではないかな。
どちらにも肩入れしない立場で戦争を描く執筆姿勢は、歴史小説界で他例がないわけではないですが、主役ではない歴史上の人物に、大変だったね、お疲れ様とねぎらうため、シーンをわざわざ特設する作家様はそうそういない…と、ここ読んだ時、感じ入ったのでした。<ただ、二兎を追いかけるよくばり展開でもあるので、両刃の剣ではある

                           *

この後、フランス海賊に襲われたりもしながら任務完了、アルトヴィッチ殿を無事カレーに送り届けて6巻終了です。ご静聴、ありがとうございました。



いや、これで終わるっていかんよな!
P135・華麗なるカット「ユア・ウィッシュ・イズ・マイ・コマンド」(←懐かしの名曲思い出すー)、演技力致命的に欠落男子・ビセンテ殿の棒読み小芝居など、豊麗線決壊シーンが諸々あったじゃないの!
そして14巻を満喫するために、1章・髪染めシーンもじっくり読んどかなくちゃいけません。

そうそう、海斗大好きーズで総当たり戦その3・ジェフリーVSないじぇるも勃発してました。
わんわん組が、持てる力の全てを注ぎ、カイトに快気祝いを贈りあう聖戦です
ジェフリーは資産とセンスにモノを言わせ、ないじぇるは値切りテクと持久力でガンバリます。←ロンドン中を駆け回って集めたらしい、笑
こそっと勝敗つけるなら、現代っ子カイトには、(トキメキ不足とはいえ)石鹸の方が嬉しかったかも…とかいったら、キャプテン大時化しちゃうか(笑)
それにしても、快気祝いに石鹸とは、さすがマナーに厳しい航海長❤日本の心を感じました(笑)
                        
                          *

ふぅ、楽しくお勉強できました♪←お前だけだ!Σヽ(゚∀゚;)
ここまで読み通して下さった皆様に、心からの感謝を<キャプテンから、投げKISSイッコお預かりしてます←うそつけ!Σヽ(゚∀゚;)

よーし、歴史脳になってるうちに、ガンガン先に進むぞ!
でも、次巻はピンク一色なんだよ(笑) 歴史脳、持つかな。 









                                             〔絵師:雪舟薫〕


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Comments

こんにちはっ!!
日々姐様の再読記事読ませて頂いて、
ふほぉ〜♪♪♪
へぇ〜!!!!
なるほどっ!!!

と、勉強した気になっている私です。

そして素敵な画像の数々っ♪♪♪

これ、一気に心が飛びますねっ!!!大航海時代にっ!!
フレブラストーリーがよりいっそう心に沁みます♪

旅行者様のページへお邪魔して、クリンクの画像探してみたいと思います♪

p.s 画面右のTwitterアイコンの可愛さに釘付けになりましたっ!!!
comment by: あさみ | 2012/06/11 18:33
■あさみ様、いらっしゃいませ♪
今回特に固くて申し訳ない、お役に立つ情報があればいいんですが…。

>クリンク
ロンドン塔とイメージ混同してた時は、あんなところでうろついてもカイトの部屋?なんてわからんだろうに、すごいなビセンテ、愛の力か?などとと感心していたのですが、見当違いでしたσ(^_^;) 狭い路地、頭上を覆うのは、囚人を込めてつるした籠です。あれをやられていたら、カイトは3日持たなかったでしょう。ぜひ画像探してみてください〜♪

ちなみに、ロンドン塔の画像でテムズ河から塔に入る門が映ってるのですが、わかるかな?
かの有名なトレイターズ・ゲート、ここから入ったものが再び外に出ることはないと言われた、恐怖の門です。でも、エリザベスは根性で出てきたけどね。
これが写ってる画像を探しまくってしまいました、なかなかないのよー(笑)

>アイコン
気がつかれましたか!可愛いっしょ、限定配布だったんだよ〜ん&#10084;
19巻発売記念で、ちょっと考えてることがあって、ただ今こっそりツイート修行中なのです。上手くいったらお知らせしますね〜♪

comment by: miru-ha | 2012/06/11 21:58
世界史を専攻していて良かったと思う瞬間です(笑

未だに山川の世界史小事典&図録集を捨てられませんが
ここで役に立つとは!です。
勉強はしておいて損にはなりませんね〜。

今、高校生だったら
きっと良い点がとれたかと(笑

「華やかな迷宮」は読んでなかったのだった…。
探してみます!


それにしても。
相手の欲しいものをピンポイントで外さない男ナイジェル。
いい男すぎる!
comment by: まりい | 2012/06/14 14:28
■まりい様
>世界史を専攻していて良かったと思う瞬間です(笑
うんうん、ほんとですね!
今はネットがあるから割と簡単に史実は確認できますが、流れを追うのはまた別だものね〜。特にフレブラは、ほぼ西洋史だけど、主人公が東洋人だから東洋の歴史も無関係ではなくて、縦の流れだけでなく横の流れも意識していかなきゃいけないのですよね。
もー、アメリカはもちろんインドやフィリピンなどの植民地歴史も抑えつつなので、感想1本書くのすっごい大変で、特にこの巻と、あと9巻と16巻、恐らく19巻(戦争本番)もこうなるだろうな〜と思ってます。
ほんとに、今高校生だったら…と書いてて本気で思ってました(笑)


感想書くだけでこんなにしんどいんだもん、自分の世界にしちゃう作家様は神!ですよ。


comment by: miru-ha | 2012/06/16 00:01

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