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「秘書とシュレディンガーの猫」 榎田尤利/志水ゆき

昨日の犬萌えに引き続き、本日は猫燃えです。
犬は萌えますが、猫は燃えます。考えるにこれは視点の違いかな。
犬は人として萌えてしまうのですが、猫は自分が「猫」なんですね。
犬まねはしようと思いませんが、猫まねは割としますもんね(えっするよね!?あれ?)



お待たせいたしました。
めくるめくアニマル・ハーレクイン・ワールド、ご一緒に参りましょう。
↓↓ネタバレ感想とただ今一押し・イメージソングはこちら↓↓




  現時点のシリーズ全作・発行順に並べてみました。
 
  
◎イラストチェック/志水ゆき(コミック派)
カラー★★★☆3.5
志水さん、今回はまた難しい色を使ってきましたね。かなりの冒険色。
昨日の「犬ほど〜」のほぼモノトーンは全然違います。それこそ犬と猫のように。
志水さんの絵はどっちかというと「猫」派ですから今回は本領発揮です。表紙オール猫様・総出演ですが譲吉がいても雰囲気壊さないのは(ひどッ) さすが、木原音瀬・「Don’t Warry MAMA」で見事に挿絵を描ききった志水さんならでは、といえるでしょう。なんのこっちゃ。

ただ、普通ファブリックとネクタイ(攻め)ってあわせないよな、何か意味がある?よりによって紫だからなあ…。トラ猫がじゃれてますし、猫の好きな色とか?
チラッと見えてる雨宮のネクタイはブルー。このブルーとこの紫はものすごい組み合わせ。手塗りだし文字に隠れてるから救われてます。これ見えてたらかなり危ういバランスでした。

こうやって並べてみると1作で終わる予定だったのが良くわかりますね。2,3作目とのデザイン上の統一感がほとんどない。「PET LOBERS」に救われてますね。
「交渉人シリーズ」を目指せとは言いませんがロゴぐらい統一しても良かったのでは。ムリか。

カット★★★★4.0
雨宮のうつくしいこと、P79なんて鼻血ブー。
扉絵、毬岡翁の横にいる猫は「黒猫」…う〜んうまいね!
「犬ほど〜」の頃より格段に上達されてます。猫(動物)描写もがんばってます。まだこなれてないですけど。


◎本編感想
世界の中心で愛を叫ぶケモノ。それは猫です。
その気になったら我慢出来ない。自分の欲望にまっしぐら 
ぺディグリー〇ャムのCMのごとく、「待ちきれないのね」です。

余所見の相手に猫パンチでちょっかいかけかけ、「わかったわかった」とこっち向いた途端に後ずさりして逃亡!隠れたとこからチラチラ様子見。猫じゃらしフリフリに素直に飛びつけないけど目は釘付け。ウズウズMAX!ついにジャーンプ、爪出して本気で応戦。ハアハア、今日はこのぐらいにしといてやるぜって。(クドイ)
あ〜あ、全部雨宮です。猫そのまんま(笑) 榎田さんの今回のテーマは「猫」の擬人化ですね。

信じられないと言いつつ、態度は貴方が特別と伝えてる。一言で言えば「ツンデレ」です。
加えまして遺産。難題。ライバルイケメン。訳アリ過去。

はい来た。ハーレクイン。
「ツンデレ」美女がオトコくさいイケメンに言い寄られ、素直になれない。大人の関係と別れと再会、最後は熱い抱擁が1セットです。
「悪役」が1人もいなくてイタいシーンもないけどドラマティック。人情ロマンスの王道です。

ネコ派の恋愛はヨーロピアンハーレクインですね。犬はアメリカン(笑)
攻視点なのがBLの特徴・いい所です。本物のハーレクインで男性視点だったらチトキモいですもんね。

意味ありげな「シュレディンガー」もわかってしまえば、深読みしたがる(私の様な)読者をあざ笑うかのような単純明快。イケズだな榎田さん(笑)

ちゃかした感想書いてますがお話はしっとりいい話です。少々優等生すぎるぐらい。
大人の関係バリバリの攻と受がお互いの気持ちを自覚した途端、首まで真っ赤になるBLなんていったいどれだけあるでしょう。


攻の舘。意外とイイ奴で努力の人です。肉食かと思ってたのに草食もOK、みたいな?それって雑食=人じゃないの(笑)
「不機嫌な猫」・ラストの舘のセリフは、彼の良さが全て詰まったこのお話のメインテーマです。このセリフで終わらせるために攻視点だったんだと私はにらんでおります。


3作通して「人としてなくてはならないもの」が「動物」という形で見事にシンボライズされているのには思わず唸ってしまいます。

「犬」は無償の愛。
「獅子」は自由。
「猫」は終の住処。

次作は…なんでしょうね。
「カルガモ」…仲間、かな(笑)←BLにならない
本命は「カメレオン」なんですが、さてどうかな?



◎ただ今一押し、しっとりイメージソングは、
 「桜ノ雨」~standard edit~ absord
動画は
http://www.youtube.com/watch?v=eQ-1M_dWPPI
これ卒業の歌なので教室だの校庭だの出てきますが、ずっと一緒にいようって気持が思いっきり詰まってまして…ウルウルウル。

ラスト・舘を見つめて胸がつまる雨宮・とうとう駆け寄って抱きしめて…
ココは間違いなく「桜の雨」が降ってる筈なんです。そして流れる「桜ノ雨」…。く〜っ泣ける!
やっばいテンション上がってきた。猫燃えバンザイ!バーニング!







◆ここからは余談です。お時間のある方だけどうぞ。
イラストチェックで「猫の好きな色」といいましたが、正直、猫の「好き」という概念が色においてあるかどうかは謎です。食べ物や玩具ならありますが。
犬は色を識別する細胞を持ってませんが、猫はあります。
でも2色(青と黄・人は3色=プリンターインクでおなじみの色です。)しか識別できないので、紫は黄色か白っぽくみえるはずなんです。識別と認知は別問題なので見えてるからといって判断できるかはまた別です。
例えば、この色の器じゃなきゃご飯食べられない、とか、猫の生活において色の区別がつくことが不可欠なら覚えられるかも知れないが「好き」なのではない。ハズ。
という事で、「紫が好きな猫」はありえない訳です。Q.E.D.証明終了。

そもそもこの紫を実際にインテリアとして広範囲に使うのは非常に難しい。相当腕があるかイっちゃって…いやいや。
実生活でこの紫を使いたい時は小物や花、クッション程度にしておいた方が〇です。
どうしてもカーテンやソファにしたいならもっと淡いライラックみたいな色がおすすめ。しかもダイニング以外で。紫は食欲減退、クールダウンの色だからです。
書斎・季節によってはベッドルーム、食事の絡まない店舗とかもいいかも。
あえてダイニングで使ってダイエット目的もアリかな。但し期間限定。
深層心理への作用をあなどってはいけません…。










【関連エントリー】
「交渉人は黙らない」榎田尤利 
「交渉人は疑わない」榎田尤利
「犬ほど素敵な商売はない」榎田尤利
「秘書とシュレディンガーの猫」榎田尤利
志水ゆき「是−3巻」






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[小説・作家名あ行]榎田尤利/ユウリ | comments(2) | trackbacks(0) |

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Comments

四十路のBL読書日記(旧三十路のBL読書日記)のアラスカです。
日頃は相互リンク等、お世話になっています。

このたびブログを引越しいたしました。
大変お手数ですが、リンク先アドレスを下記に変更くださいますようお願い申し上げます。
新アドレス
http://yosojinobl.blog43.fc2.com/

用件のみとなりますが、これからもお付き合いをよろしくお願いいたします。
comment by: アラスカ | 2009/01/09 12:17
アラスカ様、ご連絡ありがとうございました。対応終了いたしました。
ブログ、更に面白くなるのですね、すごく楽しみです。

こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
comment by: miru-ha | 2009/01/10 01:31

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