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「薔薇の刻印」「薔薇の血族」「薔薇の陰謀」「薔薇の奪還」 夜光花/奈良千春  まとめてイラストチェック・カラー編〜全体観賞

全国八百万(やおよろず)のイラストスキーな皆様、こんばんは。
本日は、「夏の計画」に間に合わず、「連休特別便」でも間に合わず、「夏の名残りのセンチメンタル…」という意味不明な企画テーマでお送りする羽目になってしまったイラスト特大便を、激ナガでお送りいたします。

ご存知☆世にも奇妙な腐界の道先案内人・夜光花嬢と、腐イラスト界の神絵師・奈良千春様のスーパーコラボが生み出す魅惑のロールプレイングBL・「薔薇シリーズ」既刊4冊〜「薔薇の刻印」「薔薇の血族」「薔薇の陰謀」「薔薇の奪還」をイッキまとめてイラストチェックしてみようという無謀企画だ!←そりゃ時間かかるわなσ(^_^;)

作品テイストにあわせて、拙宅も目いっぱい模様替えしてみたのですがいかがですかにゃ?
※舞い散る花びらで動作が重くなる場合がございます。その場合は、お手数ですが左サイド最下段に設置してあります「花びらスイッチ」をOFFになさってみてくださいませ。

                   

本作は、「二つの原理」を基軸に廻る運命の輪を、ドラマチックに堪能する物語でございます。

二つの原理…例えば、生者と死者。神聖と俗悪。光と闇。男と女。表の顔と裏の顔。 
時に反発し、時に共鳴しながら、世界を構築する一対のエレメンツとでも申しましょうか。

「挿絵イラスト」も同じ存在でございますね。カラー(融合の魅力)とカット(素の迫力)が合わさって、挿絵イラストというひとつの世界を成すのでございます。
ゆえに本作と「イラスト」は大変相性が良い。望めば伝説さえ作れるほどに、可能性無限大のとっても美味しい素材なんでございます。

問題はチェックし甲斐も無限大ってことでして…。数カ月にもわたってじっくり書いていたら、どえらい長さになってしまいました。なので、今回は3回に分けさせていただきます。
毎度悔いのないブログ運営ですみません…

1回目・本日UP…「イラストチェック・カラー編〜全体観賞」
2回目・明日UP…「イラストチェック・カラー編〜巻別観賞」
3回目・来週UP…「イラストチェック・カット編」

カラー編は表の世界=(書中の)現実世界で繰り広げるアドベンチャーストーリーを中心に、華麗&ダイナミックに絵師様が描く運命の縮図をがっつり紐解いていきたく思います。
カット編は裏の世界=心に秘めた紅い情熱・ラブストーリーを中心に、萌え萌えにひやかしていく予定です。

なんだかくどくど書いてますが、要するにカラー編はマジガチ系、カット編はドッチラ系ってことでございます。皆様のその日のご気分で、どこでもお気軽につまんでいっていただければ嬉しゅうございます。

なおチェック性質上、どうしてもピリ辛コメントを回避できない場合がございます。
イラスト談義は好きだけど辛口は勘弁なお客様のために、マークをご用意しておりますので、あらかじめ設置場所をご確認の上、安全に遊んでいって下さいませね



ではでは前口上はこのぐらいにして、早速GO!

◆イメージソング                                             

         

イメージソング・カラー編では、本編のマジガチイメージ「荘厳」「華麗」さを重視した曲をセレクトしてみました。なんたって腐界未曾有のハリウッドスケールで繰り広げる、闇と薔薇の鎮魂歌でございますものね。
制作費25億円☆ゴージャスヴァンパイヤストーリー・メインテーマ!てなイメージで聴いてみてくださいませ♪





  ◎カラーイラストチェック/奈良千春(挿絵マスター) 【全体観賞】                  
2010年拙宅グラミー「惜しくも圏外」にノミネート?した際のコメントで、

これゲームにしてもいいんじゃないの?もち奈良様のすんごいスチルを仕込んでいただいて=18禁(笑)
ゲームにするならルート決定は重要ですね ならばそうねぇ…メインはレヴィン(ブルー攻め)、アテにラウル(レッド攻め)、その他アシュレイ(眼鏡)・文也(オヤジ)・雄心(わんこ)・アダム(エロエロ)ときて、隠れルートとして南条(幼馴染)。または4P(←3Pは実現するとニランでいるので)

などと書かせていただきましたように、今作はバリエーション豊かなイケメンに囲まれつつ世界を救うためにヒロイン大活躍!というオトゲー要素と、様々なジョブクラスの仲間たちとパーティを組みラスボス打倒に向かって突き進むアドベンチャー要素がミックスされた、大変スケールのでっかいRPG的BLとなっております。
各巻がステージ毎の冒険の書、極悪なヒキが次ステージへの復活の呪文ってとこかな☆ 

■イラスト観賞
    
  2010-08-30       2010-11-27      2011-04-28       2011-09-13 

こうやって4作並べてみますと、業界未曾有の暗黒RPGを、ノベルズ最大個性「表裏一体」を最大限に活用して表現しようと絵師様が心を砕いているのがよく分かりますね。

今イラストでは一貫して、
表表紙には、闇に負けず世界を彩る薔薇=ヒーロー達=各巻の運命が描かれ、
裏表紙には、蠢く死者=ステージボス=各巻の謎の象徴が描かれております。

表の世界と裏の世界。
これがどんな意味を持つのか、本編を読んだわたくしどもには既に分かっておりますね。
表が裏を刻んだり、裏が表を奪ったり、はたまた陰謀に負けたりと、互いに激しく干渉しているストーリーがイラストからも強く伺えるのでございます。

表と裏を繋ぐのが、無数の赤薔薇の花弁と白い骨です。
薔薇の「赤」は血の色でもあり、肉の色でもあります。メンタル的には情熱、嫉妬、闘志の象徴かな。
今作はヴァンパイヤ異端のさらに異端児(笑)、キリスト教が一切本編に絡んで来ません(十字架や教会の神性に効力がない)ので、懺悔、贖罪、処女性といった意味合いは含ませていないようにお見受けします。
一方、骨の「白」は色=体温のない「死」の象徴かな。異形の骨に絡む骨は「手」、死してなお重要な騎士の証しを宿す部位でございます。諦念とも、朽ちてなお残る強い想いの結晶とも言えましょうか。
薔薇が散らされるほどに、砕けた骨は形を成してゆき、刻々と変化する正義(表)と悪(裏)のパワーバランスを教えてくれるのです。

「刻印」「血族」「陰謀」「奪還」と、それぞれの巻タイトルを象徴するのが主人公・ケイの表情かな。さらにはケイが手にする武器が重要なメッセージを含んでおります。
つまりケイに注目すれば、その巻の状況はほぼ把握できるようになってるってことですね。人物描写自体がちっさいのでかなり読みとりにくいですが、「主人公」に託す重みは本編のごときなのでございます。
でもって驚異的にちっさい「人物」、これこそ今の絵師様のイラスト信念ではないかと思います。

無人島で暮らすのでもない限り、恋する当事者だけでこの世を生きていけるわけもなく、たとえ独り引きこもっていても、人は、他人の作った物や生活ルールに囲まれて生きております。
その中で育ち輝いていく人間関係(BLなので主に愛情面=恋人同士)というものを表現していきたいというのが、今の絵師様の信念ではないのかな〜。

どんなに美しいキャラが描けても、「挿絵」はそれでは足りません。そのことを絵師様はよっく分かっていらっしゃるのです。←「人物」だけで満足させることも可能ですが、それには相当のデッサン力&お色気が必要なうえ担当できる作品タイプが限られちゃう  
BLイラストで命ともいえる「人物」を、世界を構成する1パーツのごとき扱いに抑え、大胆かつ繊細に他パーツ(ディテール)と解釈を組みこんで完成させる、イラストによるもう一つのストーリー。
「大胆」と「緻密」を合わせ持つことは、絵に限らず芸術の目指すひとつの到達点なのではないでしょうか。

信念を追いかけるがゆえに「人物」自体の魅力が希薄になっている感は否めませんが(「人物」については「カット編」で詳しく書きました)、読者の声をまめに聴いて巻を重ねるごとに粛々と修正されていらっしゃることは、このシリーズ表紙を並べてみれば分かりますものね。←修正の方向が「声」とは違う方向に向いちゃうこともないではないが     
毎度同じ結論で申し訳ないが、ここまでの表現力(と原作消化酵素)をどんな作品にも発揮される絵師様、他に覚えがありません。そこんとこ、まったくもって素晴らしいと思うのです。

■デザイン
もし各レーベルにイメージカラーをつけるなら、SHYさんは絶対黒だよなと常々思っておりますが、今作はまさしく「黒」を中心に、これぞSHY!的魅力を凝縮したカバーとなっておりますです。
スタイリッシュかつ優美なロゴ、表裏一体の特大イラストの迫力、ダークながらビビッドに広げる妖しの世界…うん、いい
それだけに口惜しいのが「陰謀」のカバーです。
せっかくのロングシリーズ、統一デザインの美しさで攻めてほしかったのに、もったいなくも「陰謀」のロゴ位置だけヘンテコ…。

情報をいかにも隙間に詰め込みました的残念デザインにしてしまった原因は、「帯」のせいでしょう。
「陰謀」イラストはレヴィンのお顔が思いのほか下に来ているので、この下にロゴを横置きすると帯でタイトルが隠れちゃう、よってデザインよりも出版社事情を優先させたわけですね。

お気持ちは分かりますが、ただでさえ帯を取った後の表紙絵って空間バランスが悪くて観ててモヤモヤするのに、ロゴ位置まで変えられちゃあなぁ…。
イラストを活かすために変えました(例・フレブラ)っていうならまだしも…。う〜ん、イラストスキーとしてはなんとも複雑です。
反対に、デザインお疲れ様☆と思うのは、最新刊「奪還」かな。メインキャラが黄金の三角構図でがっちり描いてある上に、こそっとサンダーまでいるんでは(笑)、ここにロゴを這わせるしかないもんな〜(笑)

「帯」は電子図書や薄い本では決してお目にかかれない、「書籍」ならではのお楽しみですが、この存在が弊害となる時もあるんだにゃ〜。
そう考えますと、帯位置まで考えて構図を決めなければいけないのだから、表紙イラストって制約が多いお仕事ですよね。


【おまけ】
なんだか、SHYさん発行の他シリーズのバランスも観てみたくなりました。

同じ作者様作品なら…このシリーズかな。
    
水名瀬雅良さん画「堕ちる花」「姦淫の花」「闇の花」の「花シリーズ」、別名「夜光花3部作」(わたくし命名)でございます。←各巻ストーリー(と表紙イラスト)がそれぞれ「の章」「の章」「の章」に無意識ながらなっているから=作者様第一期代表作

絵師様渾身のステキイラストは実は3冊とも同じ構図(L型配置)、花か人物を逆L字状に配してますので、ロゴ位置も大きく狂うことがございません。
おまけに帯があってもなくても見ごたえある、というより帯がある時とない時で与える印象が変わるようにわざわざ描いて下さってる、なにげにスゴ腕イラストなのでございます。「表裏一体」でないのがつくづく惜しい… 
                           *

同じ絵師様作品なら、そりゃもうコレですね!
   
イラストとデザイン(特にロゴ)がぶつかり合ってさらなる世界を語る、腐界伝説の作品。
可南さらささん「水に眠る恋」とこの「エス」が、わたくしにBLデザインを熟考するきっかけをくれたのでございます。

このシリーズの注目は最終巻「残光」です。
絵師様は「薔薇シリーズ」と同じく、帯位置を考えた下半身フリー構図で絵を起こされてますが、デザインの方がそこを無視、作者名&絵師名を下に置いちゃってます。なによぅ、やればできるじゃーん(笑) こうやって画像(帯なし画)で見ると、4巻のバランスのよさがよくわかるよね。
でも好みで言えば、1巻なんですけどね♪寄り添う彼らの佇まいがこの上なく美しく、これからこの2人がどんな物語を繰り広げるのか嫌でも期待してしまうものね。

このシリーズの「裏」もすごいんですよね♪
おそらく奈良様ご担当作品で唯一、「女性」が登場するカラーではないかと思うんだが…違うかな?




ここまで読んで下さったお客様、お疲れさまでした。       
ぶったぎった感満載ながら、本日はここで終了です。あれもこれもと詰め込み過ぎて、いったん切らないと長すぎるものですから…。←結果、1回目は読んで楽しいとはどうにも思えない仕上がりになってしまった、すみません…

ガチに取り組みすぎた結果の迷走に読者がついていけない…自覚してても止められない…。
なるほどこういうことかと痛感しながら上梓した次第です。ここまでお付き合いくださったこと、本当に感謝しております。

あと2回あるんですけど、だんだん壊れていってます。←わたくしの文章がですよ(^_^;)
よろしければ、その辺りの変化などもお楽しみくださいまし。


ではでは、また明日…♪ 


 

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[小説・作家名や〜わ]夜光花 | comments(1) | - |

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Comments

■奈O様
嬉しいお言葉ありがとうございます、お礼がこんなに遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
貴重な英田ねえさん情報をいただいたので、がんばってフェア開催前に「ダブルバインド4」を読み終わらせましたよ!
これで日曜は狩りに行けます♪(私も週末しか行けません、涙) 本編で萌え足りなかった新藤×葉鳥のラブラブSSですもんね、わ〜い♪

最終巻、思うところはイロイロありましたがそこも含めて大変楽しく読みました。
後書きで作者様が言ってらした「死亡予定だった主要キャラ」ね、アレ絶対OOだよね!1巻読後「こりゃ死ぬな…」と思ったキャラがいたのです。
今回の後書きで、やっぱり!と膝を叩いてしまいました。←犯人予想はスカッと外したけどねσ(^_^;)

奈O様の予想はいかがだったでしょうか?


クソナガ×意味不明、もといイメージ重視イラストチェックを読んでいただいて&楽しみとおっしゃって下さってありがとうございます♪がんばる気力がわいてきます!←これ以上?!Σ(- -;;ノ)ノ

>奈良様
ほんとにこれほど密に描き重ねる絵師様は、全盛期円陣様、昨年までの高階佑さん、今年に入っての陸裕さん、彩さんぐらいしか思い浮かばないです。素晴らしい…
あっ、描き重ねないタイプの素晴らしい絵師様ももちろんいらっしゃいますよ、雪舟画聖とかムクさんとか朝南さんとか間々原さんとかえびしさんとか… 
こ、この手のお話は(楽しすぎて)とまらない!!

comment by: miru−ha | 2011/10/06 19:47

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