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「倒錯者Aの功罪」 綺月陣/榎本 

「続編」…論文・書物・映画などで前の編に続くもの。

岩波・国語辞典ではこう説明されています。
それではこの作品はなんと呼べばいいんでしょう。特別編?リメイク?
少なくとも続編ではない事だけは確かです。

イラストチェックからネタバレしてるので 早々に折ります。
ちょっとスパイシーです。不快にさせたらごめんなさい。
  ◎イラストチェック
カラー★★★★☆
前作と対になっています。
抱きしめている人物視点で書かれたお話、という意味で、「倒錯者A」は2作それぞれ、別の人物を表している事がわかります。
前作よりお色気激増、口絵のエロさはR30です。29歳でも見ちゃいけません(笑)
カット★★★☆☆
ワイルドでちょい悪な攻、本来ならツボですがちょっと頭でか…いやいや。
受けの小悪魔さはよくでてますが、モデルとデザインがこの話の重要素なのでもうちょっと垢抜けててもいいんじゃってことで★3つ。

◎本編感想
まったく同じ時間軸を、別視点でもう1回。
巻末書下ろしなら大歓迎ですが、これを別本でやるのはかなりの挑戦。
話の展開は判っているため心理描写だけで読ませていく事になるから、相当深い掘り下げか、目からウロコ設定じゃないとお金を払う価値がないと判断されるからです。
凶悪事件の背景を取材した週刊誌、よほど異質な事件か犯人じゃないと買ってまで読もうと思いませんよね?
今回、その自信があるからこの1冊を出したはず。が、結果は、う〜ん、ぶっちゃけてしまうと満足したのは作家さんだけ?なんで純粋な続編にしなかったのか考えると作家さんの心残りを昇華したかったから、としか言いようがない1冊になっています。

前回起きた、取調室でレイプ、軟禁SM三昧、行為撮影などの異常行為。前作がもともと1冊完結のつもりで書かれているから、視点変えたといってもわかってることがかなりあります。つまり半分は同じことをなぞっているだけです。それでも読み進めるのは前回イマイチハッキリしなかったこのお話最大の奇行、撮影テープを受けが警察に送る理由が解明されるから。
攻と離れる事が何よりも怖い受が、なぜ自分の手で終わらせるような真似をしたのか?
ここを嵐視点で描くことが今回こういった形で出した1番の理由と思ったんです。が。

ちょっとすねてやってみたけど、その後忘れてた。

???こんなライトな理由をわざわざ別本で教えてくれたかったの?
浅慮は取り返しのつかない過ちになる場合もある、といいたいのかもしれませんが、この話の主題はそこじゃないでしょう?
新情報として捨てられた?後の嵐も少々書いてあったけど、そこあってもなくてもどっちでもいいんです、2年半後から始まる前巻があるから。
こんな事ならHなしでも離れてた2年半の間を書いてくれた方がまだましです。

前作、端折った造りではありましたが、このお話自体はワタクシは好きです。だから2冊目も読んだんだし。異常な行為を繰り返す2人が離れて再会して、訳を考えて認めて大団円。
ライトな理由も流れに乗っていれば ひと突っ込みで終わること。
別本で繰り返した事がイタイんです。始めから2冊のつもりで構成組んでたら、と思うとホントもったいない。
出版事情で仕方ないのは判りますが、だったら2冊目はソコを含めて新しい展開も入れてほしかった。一応後日談が載ってますが、全プレ?と思うほどのSS。あるだけありがたいけど。このために買ったと思うしかない。

何度も言いますが、色んな意味でもったいない。お化けでそう。

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[小説・作家名か行]綺月 陣 | comments(0) | trackbacks(0) |

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