スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

 

励みになります、ありがとうございます♪ 拍手する
- | - | - |

「是−ZE− 11巻」 志水ゆき

自らが惚れ込んだ男・力一(りきいち)と、彼に懐いてゆく紙様(かみさま)・真鉄(まがね)。
真鉄を抱きながらも脳裏に浮かぶふたりの姿に、和記(わき)の胸は疼く。
そんなとき、滝に流れ着いた傷を負った兄弟が、和記の愛する桃源郷に変化をもたらす……。和記の叫ぶ願いとは!?
超人気シリーズ『是−ZE−』いよいよ完結!!

また1つ、名作が幕を閉じました。
この作品を知ってから、どれだけの時を過ごしたでしょう。3年?4年?もっとかな。どの巻にもワーキャーな思い出が詰まっています。

作品が完結してもコミック11冊は私の手元にあります。これからもたまに読み返してひっそりと思い出を重ねていけますし、きっとそうするでしょう。
でもこうやって感想を書いたり、この作品のためにイメソン探す時=思い出はもうないんですね…。


わたくしからの「是」を、この作品のために選んだ最後のイメソンに託します。


■イメージソング                                             
本日はイメソンを味わっていただいた後、次ページへお進みいただきますよう、伏してお願いいたします。

「Reset」 平原綾香
        

ただひとつ 願いが かなうのなら
時を超えて届けたい




  ■本編感想                                             
大好きな作品ですが、それでもこの作品が完璧だとは申せません。
たくさんの魅力をちりばめたがゆえに、力技で寄り切ってしまった部分もあるし、言葉足らずもあれば、過剰描写もございました。

11巻…
真鉄がどっちの真鉄か読者に委ねるラストはステキでした。
櫻花姉弟のことどうすんのさ!と思ったらちゃんと答え描いて下さっていて、しかもわたくし予想とキレイに違ってて笑えました。
仕事をしない紙様が存在してもいいなら紅劼舛磴鵑鯒鮖罎砲垢詆要がないし、守夜だってあんなに苦しまなくてもよかったんでは?と首をひねりました←弥生&長月カプひいきなものですみません☆
「一族」の存在があまりに希薄で、彰伊が誰に虐げられていたのか、琴葉をあそこまで監禁する必要があったのか考えなければいけなくなりました。
今作のキモ(和記の力一への想いの正体)を「後書き」=素の言葉で補足してしまったのはいかがなものだろうか(内容云々より、作者様もソコが伝わったかどうか不安に思っている、と感じられてしまう)と、ガテンがいきませんでした。


本来ならばその辺りをじっくり探り、できるだけ俯瞰的な感想を書くべきで(と勝手に決めている)、いつもならばそうしています。
でも、本日今この時が最後なら、何よりも伝えなくてはならない「是」があります。

最後のイメソンに託した、わたくしからの「是」だけを以下に書かせていただきます。

                        *

次巻を待ってる時がとても楽しかった。手にした時は嬉しかった。読んでる時、幸せだった。
そして自分なりに捉えた想いをイメソンで結晶化して、ブログで成形して、萌え友様とのお話で完成品に整えて…。
作品と共に過ごしてきたすべての時々が、愛しくてなりません。


>>イメソンリプレイ お願いいたします>>
             

ただひとつ 願いが かなうのなら
時を超えて届けたい

変わらない想いがあるのならば
いつか桜の下で


和記が愛した真鉄は、初めて花と吹雪いた神様でした。
それはそれは美しく作った紙様の「最期」を実際目の当たりにした和記は、果たしてそれを綺麗だと思えたでしょうか。その後でもまだ、「我ながら面白いものを作った」と彼は言えるでしょうか。

散華の花弁は、見事な幽玄の風景を愛しい主に見せた後、花筏となって冥府へと下ります。

桜の下。満開の桜の下で今の命、この世の春を精一杯謳歌して。
桜の下。変わらない想いを抱いて根の国を下れば、そこには愛する人が待っています。

紙は有限(うつわ)。肉も骨も有限。魂と想いは無限(永遠)。
有の存在により、初めて無が実感できます。すなわち無は有から生まれ、有が在るから無も在るのです。否が在るから、是が在るように。

和記に届いた一ひらの花弁(はなびら)。
有なる花弁に託された、無限なる想い。

力一は最期に2人の紙様に言霊を使いましたが、和記には自分の心を、想いを訴えただけとわたくしは思います。そもそも言霊とは無散する音と思念を有限(実害・結果)に転じるもの、力一が和記に伝えたかったのは無償の愛であって、有縛の枷ではないからです。それを言霊のせいにして時を止めていたのは、長い生の中ですべてを諦め逃げる事を覚えてしまった和記自身の弱さといえましょう。
あの一ひらは和記への「是」、力一だけでなく、桃源郷で過ごしたすべての家族・真鉄や宇多や雪乃や白波瀬・やっかい兄弟(=「是」に対する「否」の存在)、無事番った現言霊師×紙様、さらには散華してしまったすべての紙様から生みの親へ送られた感謝と後押しの結晶なのだと思えば、たった一ひらの花弁が、とてつもなく重い存在に思えてきます。
真鉄は力一と和記を繋ぐ愛の形代、無限の想いが産んだ有限なる存在、これもまた一ひらの花弁なのですね。

紙様が正しい主を選ぶ姿をずっと見つめてきた和記、決して自分は選ばれない、蚊帳の外だといつも僻んでいます。←ひどい言い様だがでもホント
でも選ばれるのではなく、和記自らが選ぶことが力一の「是」です。

真鉄がどのような真鉄でも、たとえ和記以外の主を選んでも、考え、行動し、結果を見届ける勇気を持つこと。それが人生=春も冬もある人の生きる道、そして桜は四季があるからこそ、美しく咲きます。
※そう考えると、それぞれのカプに和風月名を振り分けてたのは「是8巻」感想参照あながちトンチンカンではなかったのかも…←我田引水、えへ☆

そうやって有限の生を全うしたものだけが、下った根の国で、散らない桜・永遠の想いに出会えるのだと、俺もそこで待っていると彼は言っているのです。(と思う)




ありがとう。さようなら。

でもいつかまた会えます。桜の樹の下で。







それにしても初陽のラストカット(画像)は、お気の毒だったにゃ〜(笑)









↓↓ この広告画、腹立つ!と思ったらムクさん画が…!癒されてしまいました。



励みになります、ありがとうございます♪ 拍手する
[BLコミック・さ行]志水ゆき | comments(2) | - |

スポンサーサイト

 

励みになります、ありがとうございます♪ 拍手する
- | - | - |
<<prev entry | main | next entry>>

Comments

■かOO様
かOO様の戸惑いとってもわかります。私も本編を読んでた時は真鉄と力一のポジションが逆だったため(真鉄=恋愛、力一=全部ひっくるめたそれ以上の存在)、後書き読んで「え、そうなの?」でした。
この場合の好きってかOO様おっしゃる通り恋愛の好き=抱いたり抱かれたりしたいスキってことですものね。和記が力一にそれを望んでるとは思えなかったですよね〜

逆にあの後書きを読んで「やっぱりそうだったのね!」と思う読者様もいるだろうし、どちらが正しいと言うことではなくて、後書きでそこを補う行為はマンガとしていかがなものなのだろうということと、肝を説明せずにいられなかったのはやっぱり作者様に不安があったからなのかな、と感じたのでした。

記事中あえてそこを書かなかったのは、今回の記事目的が「是」だけを伝えようと思ったからで、この手のお話はこうやってコメントで書かせていただければな〜と思っていたのでした。だからお言葉かけて下さって嬉しいです♪

>真鉄は力一からの贈り物
うんうん、これもステキ♪力一の心(無償の愛)を託し、カッチカチの和記の心を解かすには、真鉄のような屈託ない愛情表現が必要なのですね♪

>月星番外編
きゃ〜、私も私も!
私のごひいきカプは守×隆ですけど、続編最も読みたいのはお空にキラキラトリオ(月・星・太陽)なのです。
が、いつ載るかいつ載るかとワクワクしてるうちに本編終わっちゃいましたよ!マヂ続編希望です。
comment by: miru-ha | 2011/08/08 04:16
■mioo様
終わっちゃいましたね〜☆とりあえず完結まで生きていられたことにお互い感謝しようか(≧ω≦)

>守夜×隆生組
守夜の最初の主って性格悪かったけど、守夜にはコイツの真名が入ったままだよね?

そう考えると力一の神様ズは別格として、(紺クンと)守夜だけが真名の力を超えて、真の主を見つけたってことになるのよね。どんだけ好きなんだ!と思うと、マウントぐらいとらせてやってと隆生にお願したくなるのですよ。お願いする前から取らせてやってるけどさ(笑)

>ビッチ系
わはははは、確かにアチコチデバガメってる=読者視点だよね!
和記編に含むところは色々あるけど(もと言霊師だった神様は1人もいない=「氷見という名の言霊師」はどうした?とか、彰伊の生まれた経緯から考えると時間の流れがどうにも矛盾するとか)、完全に辻褄合わせるのはムリってハナからわかってたもんね(笑)今さらそこをつつくより、完結のセンチメンタリズムに浸りたかったのです。

>総ホモ
総ホモでも文句言われない設定にしたのが素晴らしいよね。BLでありつつ櫻花×紅劼良換腑プもがっつり扱ってくれたり(今はしばしばおみかけするけど)、王道、下剋上、年の差、複数(笑)、ケモミミと、BLカプリングジャンル見本市でございます。このマンガでお気にいりカプ(ジャンル)が見つからないなんて腐女子は、相当屈折系ですよ(笑)←左脳で腐れるタイプってことね

>双子と初陽
わはははは、同じ同じ!先様のコメントお返事に書かせていただいたように、続編最も読みたいのはお空にキラキラトリオですから〜☆
でもあのヤンチャな双子は、2人でも盛り上がれそうだよね♪←腐りMAX

comment by: miru-ha | 2011/08/08 05:12

Leave a comment