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「EGOISTE」3部作  かわい有美子/石田育絵

神戸の冬の風物詩「ルミナリエ」 今年は12月14日に終わってしまいました。
毎年開催が危ぶまれていて、3年ほど前から期間短縮。
震災復興を祈って始まったイベントですが、祈りの結晶とはこういう事かと素直に思える光の世界、点灯時に自然と上がる歓声は 何度体験しても感動します。
どんな形でもいいから続けていってほしいです(募金ぐらいしか協力できないんだけど)

短縮前はクリスマス頃出かけていた事を思い出して 読みたくなったのが本日の。

「EGOISTE」3部作 (CROSS NOVELS) かわい有美子/石田育絵
なんちゃってあらすじ
2人でいれば何もいらない…

★イラストチェック
ワタクシが持っているのは2004年発行の新装版なんですが、表紙も挿絵も改めて描きおろしされたんですね。そうですか…。最近がこれですか…
だめだ。合わない…特に横顔とアゴ。う〜んお話がシリアスだからこれくらいでいいのかなあ。

最近読んだメディカル・ラブが最悪だったので、余計に心が洗われました。
読み直してよかった!の感想とイメージソングは↓↓
 

◎本編感想
「伝説のドクターズ・ラブ」のあおりは大げさじゃありません。定期的に読み返してしまう中毒めいた魅力があります。評判高いのも納得です。

医者というよりは学閥問題に重きをおいたストーリー展開ですがそれもスパイス。むしろ半身を求めて止まない渇望の人間ドラマです。

辛い生い立ちから人間関係をうまく形成できない白井。
受の心理をあっさり見抜き、強引な追い詰め方で手に入れる古谷。
隠してた「秘密」を留守中ベッドにまかれる…そりゃ悲鳴もあがるわ。思わず浮かぶ横綱級のBL達…同じ事されたらワタクシも即死です。
同じ行為でも、お袋に見られちゃったゼ!な高校生とは重みが違います。
加えて殺意の水攻めなど、さぞ壊れた鬼畜攻かと思えば手元に置きたかったのは
「君なら僕から離れていかない…」
こんな悲しい理由あるでしょうか。
何でも持っている恵まれた男のはずが、誰でも持てる「愛情」を持ってなかった。憧れて探し続けて、やっと見つけた飢えた「半身」 く〜っ切ない。

受の白井は誰にも愛されない人生を送ってきた「愛」自体を知らない人間なので飢えは半端なく、でも無自覚。それが泥酔時にああいう形で出てしまう。白井が自分と同じ「飢えた」人間だと確信が持てた古谷はもう攻撃をゆるめません。白井もこれが愛だと判ってしまえば「飢え」は古谷以上ですから彼に全てを委ねる。
1人の恐さを知っているから もうお互いに離さないし離れていかない確信もある。
読み違えて浮気されてはいますが(笑)

受が家族から愛されない理由。真実が重過ぎて、もし知ってしまったら古谷でも支えきれないのではないかと思うぐらいですが、それを本人に告げずに逝った事が僅かながら母の愛情なのかなと。

話が進むにつれ攻がどんどん柔らかくなって、翻弄役が逆転。受けは求めてもらえる幸せが信じられない疑り深い性格をなかなか治せない。貝になりたい、と思ったらとことん貝になれる、ある意味冷たいガンコ受に右往左往して外からノックし続ける攻めはかわいいといってもいいぐらい。もともと家族や家などに愛情持てる人ですから満たされちゃったらアマアマです。

仲直り京都編はご馳走様の連続。
「ケンカの後理論」(←ケンカの後のHは燃えるってやつ。)はここでも証明されています。
受が妖艶さMAXで何しててもエロい。行間からにじみ出るって相当です。攻が林檎飴を買い与えるくだりは ここまで愛しちゃったのね、と感動すら覚えます。
しかしどのお話でも、旅館で浴衣ってどうしてこんなにインビなんでしょうね。日本の鉄板。
その上京訛り。「堪忍して下さい…」って、うひ〜っガチガチです。
「男が京都弁なんて嫌らしいだけや」 お祖母さんそこは正しい。

さて、これでハッピーエンド。とコブシ握ったらあの天災…
運命ってやつはどこまで、とツバ飛ばしたくなる展開ですがその事がこのお話にさらに深みを与えているので、某少女マンガのように、あれはなしにしてくれとは言えません。(※某少女マンガ=「NANA」。9.11が起きてない設定になってます。)

短編集・2人手を繋いでルミナリエのアーチを潜る場面はボーボーと男泣き。
修羅を潜って今がある喜び…
「名残の熱を…」でその後の愛溢れる暮らしが確認できて ようやく安心しました。
「エゴイスト」が「ブルガリ」になってて時代が変ったんだな、と妙な感心も。

イメージソングは
 「ひかり」 星村麻衣
PVは:http://www.youtube.com/watch?v=sDG2gh6SZnI


♪ 明日になれば陽はまた昇る
某医療ドラマ主題歌。イメージぴったんこ。あたりまえか。
2巻のラストでこれ聴いたら 悶絶します。

余談: 「20世紀最後のクリスマス・イブ」っていうと2000年12/24。
この前の日ワタクシもここにいたんです。あの時のお話か〜なんか感無量。
あの年は仕事じゃなくて友人と行ったからよく覚えてる。で、家人に泣かれて翌年は家族でいったんだよな。懐かしい…


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[小説・作家名か行]かわい有美子 | comments(0) | trackbacks(0) |

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