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「is in you」 一穂ミチ/青石ももこ

香港からの転校生・一束は、日本にも教室にもなじめずに立入禁止の旧校舎でまどろんでばかりいる。そんな一束だけの世界を破ったのが、二つ先輩の圭輔だった。まっすぐな圭輔にやがて心を許し、どうしようもなく惹かれていったのに、向けられる想いを拒んでしまった一束―十三年後、新聞社香港支局長になった圭輔と仕事相手として再会し…


やっと会えた。

デビュー作「雪よ林檎の香のごとく」に負けない作品に、もう一度会いたくて、会えると信じて、追いかけ続けた作家様。
ようやく会えたと、声高らかに宣言できる。

これだけ読んでも素晴らしい、でも、追いかけ続けていた読者にはもっと素晴らしい、作者様からの贈り物。心していただく。(ってことで、本年度初マジガチです)
  
                        
◎イメージソング                                                
池田綾子「道行く空」
          

道。未知。満ち。ミチ(笑)。

僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る。高く青い、この空の下。

             
                            

ネタバレマジガチ感想は、次ページで。

  ◎本編感想(本年度初マジガチ)                                                  
彼の地に一歩降り立つと、ムッとする熱気に迎えられる。
ああ、異国に来たんだな、故郷から遠いところにいるんだな、と体で感じて旅が始まる。

この本には、彼の地と同じ熱れ(いきれ)がある。
この話には、あの時と同じ郷愁がある。

彼の地とは香港。あの時とは20世紀。秩序と混沌が入り混じる、遠くて近い、懐かしい場所。
                       
あの日あの時を想うことは、祈りの気持ちと似ているな、と思う。
今この時を感じることは、懺悔の気持ちと似ているな、と思う。

                            

遠い学生時代の思い出のあの人と、十数年を隔てて会えるとしたら、その再会を大喜びで願う人は少ないのではないだろうか。
今の自分に失望しやしないかとか、相手を見てがっかりしないかとか、アレコレ悶々考えて一晩二晩眠れない、なんてことになりそうだ。

再会を実現させるか否かはおいといて、アレコレ悶々考える気持ちの裏に潜むのは、遠いあの日の思い出まで芋づる式に台無しになってしまうんじゃないか、それだけはやめてくれという恐れだろう。
普段はすっかり忘れているけど何かの折、例えば、月がキレイだな、とか 風が気持ちいいな、なんて思った時ふと思い出す、センチメンタルモードへのスイッチ的な甘酸っぱい記憶は、生涯大事にしておきたいんである。←年を重ねれば、なおさらだわね


13年前、主人公・一束(いつか←注・受の名前)16歳から、今作は始まる。
一束は香港からの帰国子女&厄介な持病のため、転校した高校で、というか日本そのものに馴染めない。毎日の鬱々を、秘密の場所(取り壊し前の旧校舎の教室)でたばこの煙と共に吐き出すことで、バランスを保っている。
そこで出会う、2歳上の先輩。彼は一束の憧れるすべてを持っている人だった。

18と16という青い年頃には、学校は世界のほぼすべてだ。
絶対世界で出会ってしまった、自分とまったく違う(と思える)人。
病弱で薄暗い性格(=色白美人)の一束から見れば、先輩・圭輔は太陽神の化身のように見えていただろう。圭輔にしても、一束の翳りや儚げな所作に、月の女神のような神秘の美しさを見たに違いない。
あの日あの時の情熱は「知る」より「想う」恋心、想うことにすべてを懸けてしまうのも無理もないかもしれない。←ここで持病を告白すれば済んだ話なのだが、相手の出方を「想って」ばかりなのでそれができないって意味ね
だからこそ、何年経っても色あせない強い想いが残る。というより時間をかけて、色増すように記憶を淘汰し、想いを昇華するのである。

そして13年、学生生活を終えてそこそこ生きて、それなりの嗜みも諦めも覚え、苦い思い出を「切なさ」に昇華させて、どうにか大人に成れたかな?と思った時に、遠い異国でまさかの再会。心積もりも心構えも出来ていないに決まっている。(この際、再会確率については目をつぶる)
こんなに劇的に再会してしまったら、走り出さずにいられない(笑) 「生涯の想い出」の色を変えるドラマが、望まずとも始まってしまう。
                  

古今東西、大人に成った、成人した、と思う人間ほど、成熟はしていないものである。

「変わらないほうが不気味だ。」「13年も経ってるんですよ。」

などと一束は言うが、実のところ、彼は13年前とさほど変わっていない。変わったのは、バランスを保つ手段である。
今の彼にたばこは要らない。佐伯というオトコがいるからである。身体ごと、吐き出して、受け止めて、お互いに欠けたものが埋まるわけではないが凌ぐことはなんとか出来る、いわゆる大人の関係だ。

この佐伯という男の佇まいが、ずるくて、いい。
少し卑屈で、ちょっと大人げなくて、でも社会人としてはまっとうな仕事ぶり=ゴタゴタを仕事に引きずらない。日本に愛妻が待っているにも係らず、出向先の異国で男の部下に手を出すが、男は一束が初めてという、純なのか不純なのかイマイチ分からん、何ともミステリアスなご仁である。
圭輔と一束の仲を勘ぐって、嫉妬して、いらんこと言って、と、立派に当て馬の役目を果たす佐伯だが、佐伯が圭輔に嫉妬するのは、一束への未練などという陳腐なものでなく、もっと自己都合的理由だったりする。←この時点で、「当て馬」の立場を超えている。
メインカプより十数歳上なのに時に誰よりも子供っぽく見えるこの男と、圭輔と出会わずに大人になった未来の一束の姿が重なって見える。彼の存在があるから、この作品は単なる再会モノで終わっていない。

この作品が「よくある再会モノ」で終わらないもう一つとして、舞台を香港に置いたこともあげられる。今作の香港は、現在を舞台にしながらどこか懐かしいが、それは作中で描かれる香港のほとんどが、「返還前の香港」だからである。(=バブル世代にはドツボ、笑)
圭輔と離れて以降をずっと香港に住み続ける一束は、あの日の香港=過去=圭輔との日本時代を探し続けては、違う今をまのあたりにして、その痛みを自身への罰として与え続けている。いわば贖罪の代償行為だ。佐伯との関係を始めたのも、慰めだけではないだろうと察せられる。

一束にとって圭輔との未来は、単なる恋愛成就という意味だけで終わらない。佐伯だっておそらくもっと若ければ(理想を追える年ならば)、圭輔に惹かれたに違いないんである。

この作品は、どこまでも、「大人になる」ことの定義を突き詰めている。
13年の時を隔てるのも、海を隔て異国に至るのも、異国が「あの時の香港」でなければならないのも、性別の常識を隔てるのもすべて、人として満ちるために乗り越えるべき隔て=ハードルだったりする。時が経てば大人になるのではなく、心が立てば大人になる、と作者様がデビュー作から一貫して追い続けているテーマが、今作で綺麗に、見事に花開いた感だ。
圭輔と共に日本に行く後編「is in me」も、単なるH強化の後日談(だけ)ではなく、一束が「大人」になるための通過儀礼として必要不可欠なエピソードにもなっていて、どこまでも彩やかに魅せてくれる。

過去作で時に過剰に思えた綺羅綺羅しい独特の文章も、今作では精一杯抑えて吟味してあるので、作品をより深く、魅力的に彩るプラスの力しか働かない。もう一つ、わんこの名前が「みかん」というのもストライク♪

やっと会えた、これを待っていたんだな。


これからは、(作者様にも)彼らにも、新たなステージが待っている。
個としてだけではなく、集・合としての「人」を極めるため、圭輔と一束2人でハードルを乗り越えていく日々を始めるのだ。手始めに、あの部屋で…。これまた高いハードル(笑)

大人になるって大変、人生って大変だ。 でも、辛いことばかりじゃ、ない。


余談ながら、佐伯を選ぶ=自分で自分を抱きしめるってのも、また人生だろうと思う。
誰もが世界で一番好きな人(←他に表現はないのか)と結ばれるわけではないが、それでも十分幸せだものね。個人的にはむしろこの方がリアル=ドツボだが、そこは、作者様と私の年の差かもしれない。






                                       

はい、皆様お疲れさまでした☆ まずはご一服
いやはや、超お久しぶりのマジガチは照れますね。UPするのやめようと何度思ったかf(^^;)
でもこの綺麗な作品を称えたい気持ちに従ったら、こうしか書けんかったです。

ここからはリラックマモード、ごゆるり通常テンションでお送りいたしますね。

◎イラストチェック/青石ももこ(コミック派)                              
カラー★★★★
今年は青の年ですかね、先日の北沢さんに続いてまたも美しい青♪作品に込めた「青」をよくすくい取っていらっしゃいます。
青春の青、海の青、少ししか見えないからこそ強まる空の青、影にひそむ青、絵師様お名前にも「青」で、ワンダフルコンボでございます。
身を引いて視線もそらす一束(右側)、でも隠し続けた本当の気持ちが右手に出ちゃうのよね。
もう離さないと強く想いながらも、月の女神(笑)を侵す戸惑いもなくはない、だから手を添えるだけしか触れられない圭輔。よく見れば一束のTシャツにドラゴン模様、香港ぽくていいじゃないですか。

口絵はさらにステキ。言葉を無くす胸キュン度です。う〜ん、いいねいいね♪

カット★★★★☆
お上手でびっくりしました。カラーよりイイなんて、よもや思わんかったのです。カラーだけイイってのはよくあるパターン&ある程度覚悟していただけに、喜びもひとしおです。

丁寧なペンの描線、ちゃんと手で描いていらっしゃるね♪♪ 人物アップあり、背景入りあり、アングルにも工夫あり。エロというより、儚い抱擁といった感じのH画も作品テイストにばっちりです。佐伯はもちろん、影の名わき役・美蘭(メイラン)ちゃんも登場して、見たいシーンが見たいところにちゃんとあります。ワンダフォー!★4・5あげちゃいます
惜しいのは、高校時代と現在の13年の時があまり感じられないことかな。(特に圭輔)髪型変えるとか、衣装に変化つけるとか、まだまだ何かできるような気がします。

にしても、(申し訳ないが)ディアOOス作品でなくて本当によかった、こんな素敵な作品でイラストフライングされたら、OO瓶もって出版社に殴りこむよあたしゃ!←魔法瓶です。だあれ、過激な連想した方?

よい絵師様に出会えました、今後チェックいたしますです。


                                      
                       
【もういっちょ余談】
一穂さんブログ(ここをポチ★)で、圭輔視点のSSが読めます。
太陽神の化身(笑)な、完璧人間がこの世にいるわけがなく、彼もまた人らしい悩みを抱えてます。(と、わかる)
一束や佐伯のような逃げ方や吐き出し方をしない、自分の中だけで鬱々を納められる彼は、今作ではとても強い人に見えますが、世間大多数の人はこうある=天然ものであって、一束(や佐伯)はなんだかんだで温室育ちなんだなあと思うのです。←常夏香港出身だからね(笑)
いってみれば、ひまわりと月下美人の恋を、蘭が邪魔するって感じ?←花に例えるのはいい加減やめろ

このSSまで読むとなお一層面白い、今年度1,2を争う秀作でございました。満足満足♪





                                          〔絵師:あ行〕〔カラー:★★★★〕〔カット:★★★★☆〕

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[小説・作家名あ行]一穂ミチ | comments(5) | - |

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Comments

■liOO様
>ガチでおすすめ
liOO様のこのお言葉で気付きました。ガチでアレコレ書きたくなる作品ですが、ガチでおすすめしたいかどうかは判らん…てへf(^^;) 
過去作がお好きな方(多分お若い世代)には、これはむしろ不評じゃないかと思うんだな。(世代背景とか文章的な変化とか佐伯、笑とか)かといって年輩層に総支持されるほど主人公が大人なわけでもない。
んじゃなぜ私が「(今のところ)本年度1、2」まで言っちゃうほど高評価なのかといえば、上には書いてませんが、この作品は立体化(脚本化)しても面白いんじゃないかな、と思ったからなのですよね=演出魂(分析&再構築)が騒いだってことね
CDでも舞台でも映像でもいいんですが、できれば「視覚」も欲しいから、理想は舞台か映像化(ドラマとか映画とか)かな。←あり得ないけどね(笑)
で、私が演出するとしたらこういう視点から攻めるよな、と思いながら書いたのでした。で、マジガチになった、と。
「蛇喰い」とは違った方向の妄想大爆発と思っていただくと…あはは☆


>獣バースデー
あ、あれがリンクスminiだったのね!そうでそうです、既読です!実物は文庫サイズだったんだね、萌え友様が丁寧に下賜してくださったんで、ミニという感覚が全くなかったわ。
嬉しいお気遣いまでいただいて恐縮です、どうもありがとうーーーっ×××☆(≧▽≦ノ)ノ←感謝のキス室伏投げ

でもって、風見さんSSを改めて読みました。きょうさんご担当じゃ〜ないの♪あれとこれが同じ方だったとはまったく気づきませんでした。風見岳はこれ1冊ってことですか?
またも新人さんだったのか…。
夏乃さんといい、ひのもとさんといい、「淫魔〜」の人といい、今年は新人様当たり年ですね!
comment by: miru-ha | 2011/05/01 11:55
■miOO様
やっぱりこの香港懐かしいよね!まだカイタック空港でハラハラした(笑)時代の香港があふれておりますね。そこと比べて今は…的描写なので、今私どもが香港に降りたったら感じるだろう「湿り」がそのまま描かれている気がする、そこにクルのですよ!
ってことは、一穂さんって私どもと同じぐらい…とは言わないが、37,8才ぐらいってことなのかな。(←miOO様と私はほぼ同い年=不惑越えだと決めつけてます、笑)この位のご年齢ならギリギリあの香港は知ってるかもね。

わたくし仕事が仕事なので(旅行業が本業=長年の仕事で、フローリストは趣味が高じて仕事になった=不定期かけもち)、異国モノにはチトうるさいのですが、これは下手に「香港」を掘り下げようとせず香港に降り立つと感じる空気を書いてるところがよかったんだな〜。
ちなみにえれな嬢の異国譚は、その国の世界遺産(名所が多いでしょ?)を前にBL妄想したらああなるよねっていうトコトン腐なインスピレーションと、それを見事に作品に昇華させる創作魂が愛しいのです。
買ったばかりのガッシュ新刊は異国譚じゃないんだよね、ちょっと残念〜。


>過ぎた時間だけで成長するわけではないし、大人になるってほんとに難しい
そうそう、本当にそうですね!さすがmiOO様、大人ならではの名言です。こういう気持ちを伝えたくてこの方は作品を書いてると思うので、伝わった時は伝わったよって言ってあげたいなと思うんだよね。←ご本人様が読むわけないってわかってますけどね、キモチよキモチ♪

>小さな出来事が積み重なって今があるっていう郷愁を誘う
ああ、本当によくわかります。だから香港なんだよねぇ…ウルウル
今は自分のことを最優先にしないし、出来ないけど、我が身第一に考えていられる時代へのノスタルジーとでも申しましょうか(今は家庭的にも社会的にも面倒みる側=保護側だけど、あの頃はそのような責任はまだない、恋や夢に夢中になることも可能だったなって意味ね)
本編とは関係ないとこまで想い膨らむ作品でございましたよ。やっぱり立体化したら面白いと思う&きっとCD化はすると思うな!←先様へのお返事でも書きましたがホントは青=視覚が欲しいところだけどね

comment by: miru−ha | 2011/05/03 14:49
■ゆOO様
こんなめんどくさい感想、お休み中に読ませてしまって申し訳ない(^^;)
でもイメソンは素敵でしょう?←人のふんどし
池田さん私もだ〜い好きなのです、心洗われるっていうか、うっかりすると別天地に行っちゃうよ(笑)このほか「星降る森」「Light you up 」「はなびら」「プリズム」などなどが私の永久ヘビロテ版(ウォークマン殿堂入り)になってます。

アルバム収録で他にオススメあったら教えてくださいませ〜♪
comment by: miru−ha | 2011/05/06 00:23
■ゆOO様
池田さん情報ありがとう〜♪遊佐未森さんとは懐かしいお名前です、最近聴いておりませんがもちろん存じておりますですよ♪
透明感溢れる世界が確かに似ていらっしゃいますですね〜♪

私は世界ウルルン滞在記のエンディングで池田さんを知ったのですが、この番組のEDってステキアーティストさんがそろってた、これから有名になりそうな方を青田買いできたのです。諫山実生さんとか林明日香さんとか風味堂とか、ナオタローさんもいたね。よかったらこの方々もどーぞ♪
諫山実生さんの「月のワルツ」(これも「みんなの歌」)なんて名曲ですよ〜♪ 
comment by: miru−ha | 2011/05/09 00:24
■けOO様
青石ももこさん、いいよねいいよね!他作をお見かけした覚えがないんですが、新人様でしょうかねぇ。

>OOOO文庫
ごめ〜ん、大人げなくも創刊時からチェックしてるぅ(笑)
だって記念すべき創刊第1号は南国ばななさんだったんですもの!(と、後2人) ばななさん描くイケメン&女の子!そりゃ買うっしょ、観るっしょ☆
でもって潔いエロオンリーぶりにぶっとびました(ばななさんのはそうでもなかったけど、他は…)
姫やら巫女やら羽根やらリボンやら、夢みるファンタジー舞台でありつつ、ある意味BLより生々しいf(^^;)
また新たな隠し本棚を設置するハメになってしまいました。←家人にはとても見せられない


>ののさん
CIELさん、私の中では去年の火崎さん作品(ちょっとアイタタ)で終わってしまっていたんですが、1年ですっごくお上手になられていたのですね、びっくりしました。でも戻しちゃったのよね、棚に(わはは)
「5,6月新刊リスト」でもちょこっと書きましたが、フレブラが終わったらののさん×彩さんのOOOO文庫が見られたりなんてこともあるかもですよ♪←ない

>笠OOOみさん
いや〜この方の絵が大好きで!3月に出たとんでもないアレも買ってしまいましたよ、なにもかもが本当に綺麗でしたっ!(読メにあげられない=BLより恥ずかしいってことなのかしら、笑)このクオリティで描いてあるBLを読みたい…と切に願ってしまいました。雑誌表紙だけでなく小説イラストも描いて下さればいいのにね。

お話も予定調和枠からはみ出ていてよかったです。2人の「今後」をつい想像してしまいました。
感想書いたら…引く?(えへへ☆)
comment by: miru-ha | 2011/05/10 22:52

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