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「神官は王を悩ませる」吉田珠姫/高永ひなこ 

冴紗との婚礼の儀を済ませ、幸せなはずの羅剛王。しかし、想いが通じたからこその苦しみが羅剛を襲う。冴紗を常に自分のもとにおいておきたい、ひと時たりとも他人の目に触れさせたくない。手に入れた者だけの苦しみに羅剛は囚われる。
そんな折、羅剛と冴紗は隣国・萋葩より招待を受け赴くことになった。冴紗の美貌に狂った萋葩王が催した宴に、羅剛は大いに怒り―。
王と神官のファンタジックラブロマン、シリーズ最新作


やあ、皆様こんばんは☆
ボク、花と虹の国・麗しの侈才邏(いざいら)国の特産品  霊獣☆飛竜でっす!!

ボク達飛竜は気高き黒の羅剛王(らごうおう)がお治めになる侈才邏(いざいら)国でしか生まれない、貴重で神聖な生き物です。ボク達がいるから、侈才邏国はこの世で最強の国なんですよ♪
あ、国名は「イイザ」じゃなくて「イイラ」ですからね?ミルハとかいう怪しい吟遊詩人がよっく間違えてたのでお節介ながら一言添えておきますね☆

ボク達、ちょっといかつい顔はしてますけど温和な草食性だし、人にもとっても従順で背に乗せたりとかも喜んでしちゃうし、本来「神の使い」として崇められてもおかしくない存在なんです。
でも我が侈才邏国には生きた「神の愛し子」虹の冴紗(さしゃ)様がいらっしゃるので、あんまりありがたがってもらえないっていうか…。あっ、決してひがんでいるんじゃないですよ だって、ボク、冴紗様のこと大好きですから!

というわけで、今日は普段スポットの当たらないボクが、我が国☆侈才邏とお2人の魅力をたっぷりと語っちゃいます♪

え?倒産したインターコミュニケーションズ様へのオマージュレビューはどうしたかって?
それは、明日の「神官は王を悩ませる・付録ミニドラマCD感想」までお待ち下さいって、ミルハとかいう流しの吟遊詩人が申しておりましたよ。 ではでは早速♪


◎イメージソング
後から来るっていってたミルハとかいう吟遊詩人が、王様と冴紗様のことをお話しするときはこれを聴くといいよって言って、何やら穴のあいた丸い板←こんなヤツ を、おいていってくれました。
わ〜、沙紗様と同じキラキラの虹色だ〜 

        

とある竜が語る「恋」の物語だから、この歌ですか。なるほど☆

ではでは、本編感想とイラストチェックは次ページでっす♪



  ◎本編感想
ボク達の国・侈才邏(いざいら)は、虹霓教(こうげいきょう)という虹の神様をご信奉する穏やかな国です。
ボク達竜はこの世界に何種か生息していますがいずれも侈才邏でしか生まれず、中でも空を飛べるエリート「飛竜」は大変貴重です。
だからボク達はほとんど軍用として育てられ、訓練を重ねた精鋭部隊しか竜には乗れず、一般国民はボク達をまじかに見る事などまずないのです。

でもボク達、他国から狙われることなどほとんどありません。
今わが国には、500年ぶりに現世に降臨された虹の神の御子・冴紗様(さしゃさま)がいらっしゃるからです。
冴紗様はそれはもうお美しい方なんです。虹の髪、虹の瞳、あまねく輝きで全世界を照らしたもう光の御子様なんですよ!!ボクのご主人様、『荒ぶる黒騎士』羅剛王(らごうおう)が狂うほど愛しちゃうのも無理からぬことなんです。

冴紗様ははじめ、王様付きの兵士になるためにお父様と一緒に田舎から出てこられました。それからいろいろいろいろ文庫3冊分の出来事があって、今は王様の「銀の月」(正妃の別称)と大神殿の「虹の使い」(生き神様)の二足のわらじでがんばっておられます。
国民はみんな冴紗様が男だと知っているのですが、虹の御子が王妃となられたことに大満足です。おおらかな国民性で、ボクも鼻が高いデス☆

現在、冴紗様は、2日を「銀の月」として王様と花の宮殿で過ごした後、次の2日を「神の使い」として大神殿でお仕事をなさいます。

でもぉ、ここだけの話、この移動の時が大変でぇ…。

お2人ともそれはもう愛し合っておられますから、本当は片時も離れたくないでしょう?でも離れなければならないってんで、ボクの背中の上で名残惜しさを解消されるっていうか、ギリギリまでいちゃいちゃらぶらぶ…?
王様ったらボクには一度も聴かせたことのない声色で、「わしに食ろうてほしいのか?」とか「ほんに可愛いのう…」とか、おまけになんだか荒い息遣いによくわかんない水音まで聞こえてきちゃって、もー、ボク人語わかるんだっつーの、落としちゃっても知らないからねっ☆

おまけに王様ったら送り届けたその日に会いたくなって、夜中にまた神殿にお戻りになったりなさるので、ボクほとんど不眠不休デス。肉食にならないとやっていけない、なんて思う時が時々あったりなかったり…。えへ。
こんなに尽くしているのに王様ってボクの名前なんて呼んでくれたことがない、っていうかボク、名前すらつけてもらってないんじゃね? な〜んてことに気づいちゃっても、グれたりなんかしませんとも☆温和だからね!

                            *

このたびの「神官は王を悩ませる」はシリーズ4冊目、王様と冴紗様の愛の絆はますますゴンぶとです。今回はお2人が離れ離れでいたころ、ちょうど1巻のごたごたの舞台裏がいろいろと明かされて、王様がちょっと大人になられたお話になっています。

13歳で叔父を差し置き王位を継承した王様、「早ようせい」とか「狂うておるわ」などのあの独特の時代劇調語り口は子供のころからだったみたいですよ。他には、大嫌いな父王しかこの物言いはしないはずだから、こんなところで知らずに親子の絆が刻まれてたんですねぇ。

お若いころは(今もお若いけど)、なんでも悪い方悪い方へと考えるぐるぐる天然冴紗様と真っ向からぶつかり合って、時にご無体もなさっていた王様ですが、今は冴紗様の笑顔を引き出すために女官たちと小芝居をしたりして(むろん天然冴紗様は王のお心遣いをお気づきになってません)、並々ならぬ深い愛と包容力を感じさせます。こうして公私ともに名君になっていかれるのですね。

後半は、2巻に出てきた敵国で今は同盟国となった萋葩(さいは)国への旅物語、冴紗様の「銀の月」としての初めての公的訪問譚です。
ここでの我らが羅剛王へのあまりにひどい仕打ち、さすがの温和なボクも怒り心頭です。もしボクがあの場にいたら火炎をはいて、萋葩王を火の海に沈めてやったのに!!←できません

昔の王様だったら即座に首を落としていますが、今回の王は冴紗様の名誉を守るためにご自身のプライドを捨てます。かっこいい…!こんなにいい男だったなんて、ボクほれちゃいそうです。

王のかわりにブチぎれたのは、なんと冴紗様です。
なんやかやと冴紗様の勇姿を拝んだ後、たった一言(と美貌)で国を5,6こ落としてしまいました。
ま、まさに傾国…。「世界を統べる者」という冴紗様の真名の真意が、今ここに…!!

こんなスーパーサイヤ人王妃を持ってしまった王様の今後の苦労がしのばれます。
王の真名「虹に狂う者」の意味するところは、当初3巻で語られてきた「恋(色)狂い」だけではなく、冴紗様の笑顔と誇りを守るための「気狂い」になってまいりました。
そっかぁ、毎度お約束の「公開H」になだれ込むのは、王様のちょっとしたストレス解消なんですね。
じゃあしょうがない☆

今回は気持ちが通じ合ったがゆえにそれぞれがご成長なされて、そんなお2人の新たな魅力を堪能する巻になっておりましたねぇ。
まだまだ麗しの冴紗様を狙う怪しい国々はたくさんあります。ボクももっと訓練しなくっちゃ☆

次の続編では、ボクに名前がついていることを皆さん、願っていて下さいね。
それでは!!

バサッ バサッ バサッ バサッ ←遠ざかる翼音


  
      

◎イラストチェック/高永ひなこ(コミック派マスター)
カラー★★★★
3年ぶりでも変わらぬ美しさです。安定感のある画力、いいですね!
お久しぶりのシリーズ・ミニギャラリー♪
神官は王に愛される (ガッシュ文庫) 神官は王を狂わせる (KAIOHSHAガッシュ文庫) 
↑1巻(2005)         ↑2巻(2007)         ↑4巻(本作・2010)
神官は王を恋い慕う (ガッシュ文庫)
←シリーズ3作目(2007)が最もゴージャスです。花嫁衣装だからね!

1巻では王と向き合うこともできなかったさしゃしゃま、4巻でようやく両手で王を抱きしめることができました。でもまだ、視線は合わせられないの、愛しすぎちゃってますので。

一方王様は、
1巻で愛を奪い、
2巻で愛を守り、
3巻で愛を噛みしめ、
4巻はネコかわいがりです、あ〜あ(笑)

ひなこ嬢を追いかけていて出会った作品ですが、言い換えれば、絵師様がひなこ嬢でなければ手に取ることもなかった作品だったろうとも思います。この作家様の作品はコレしか読んでおりませんし。
やっぱりイラストの力って大事よねぇ。

口絵は毎度ハダ色モモ色ですが、この作品ではまってましたってところです♪

カット★★★★☆
シリーズものにはわたくし独特だけのお楽しみ「鼻噛みティッシュポイント」「交渉人は諦めない」記事参照)が毎度なぜか自動設定されてしまいますが、この作品でももちろんあります。「さしゃしゃまのファンタジック(女装)コスプレ」と「王の公開Hなだれこみプロセス」の2点です。

1巻は大神官衣裳、2巻は正妃衣装(女装)、3巻は下々の衣装(しゃしゃ様が一般女性に変装して宮殿を抜け出すお話なので)、4巻は正妃衣装でお膝抱っこと、大変華やかな衣装バリエーション。楽しい。
欲を言えば萋葩国の正装イラストが見たかったですが、さしゃしゃまは「大っ嫌いでございます」と言っていたので、姿を残すのも酷なことですね。←珍しく負の感情をあらわにするさしゃしゃま、かわいい♪

ムロン、我らが王様もカッコイイです。本編でオトコを数倍あげていらっしゃいますから、P183での公開エロシーンでもなんでか理知的に見えてしまいます(笑)

画力の確かな絵師様の描くファンタジーラブちっくイラスト、BLを読む醍醐味とも申せましょう。
眼福



  

皆様、お疲れさまでした。腐の魂を高らかに唄う、さまよえる吟遊詩人miru−haです。

王様と冴紗様のラブストリーム、楽しんでくださいましたか?
でもでも、わたくしの拙い文章力では、この作品の持つ魅力を半分もお伝えできてないんです。

そ・こ・で・
明日は本作付録のミニドラマCD感想で、引き続きお2人の激しい愛に溺れちゃっていただきます。

インターさんへのオマージュで選んだ作品だったのに、お2人への愛の賛歌とどっちがメインなんだかよくわからなくなってしまいました。ま。いいか☆





 
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