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「獣の月隠り」 沙野風結子/実相寺紫子

◆あらすじ
銀色の人狼・月貴と一緒にいたいがために、過酷な検査や学習に耐え、懇命に生きようとしていた同じ人狼の睦月。ある時、特殊な力を持つ猟獣・朋と闘うことになった睦月は、一方的になぶられ、ひどく傷つけられる。ショックで人に戻ることもできず、廃棄寸前の睦月を救ってくれたのは、憧れの月貴だった。傷口を舐め、癒してくれる月貴から「俺を好きになって」と告げられた睦月は、気持ちを受け入れるが…。

ァォォオオ……ン!

どうしてこんなにおもしろいんでしょう。

今思い出しても、こみ上げてくる言葉にしがたいこの想い。
ああ、わたくしが猟獣でしたら皆様に首筋を晒し、匂いでこの想いお伝えできますのにっ!!

                        *

今さらでございますが、皆様こんばんは。
そしてのっけから、小学生読書感想以下の表現で幕開けいたしましたこと、どうぞお許しください。

本日は昨日(…じゃなくなっちゃったわね、ゴメンナサイ)お伝えいたしました通り、
はやぶさ☆ありがとう記念作品と題しまして、ナナメエロ探求作家・沙野風結子さん描く、「人の作った」「健気」な「命」が生み出すラブファンタジー・「獣の月隠り」感想への愛のトオボエを、全力で叫ばせていただきます☆

           *             *             *

前作「獣の妻乞い」からおよそ3年、わたくしの愛する猟獣の群れ(?)が再び帰ってくるとは思わなかった&再会できたことがはやぶさ並みに嬉しゅうございます。
実を申せば、わたくしの歴代沙野作品・TOP1は、爬虫類アングラシリーズでも白髪の上海幇でも天使憑きでもなく、このシリーズなのです。

も、好き。とにかく好き。 こういう「好き」って理屈じゃないのでございますね。


本編感想は萌えにまかせて話題がポンポン飛んでおります&ネタバレ回避も難しい作品です。
思考の切り替えジャンプにそなえ、今から念いり準備体操よろしくお願いいたしますね♪
  

  

◎イメージソング
既に今作をお読みになったお客様にお願いいたします。
どうかこの曲を聴きながら、今作をもう1度読んでみてくださいまし。

もう一回、泣かせちゃうぞっ

       
特別なものは何もないけど その手に掴むには 充分すぎる愛を
信じるものを持っている者は 揺るぎない愛の為に貫く想いを
運命に立ち向かえるなら この全て懸ける想いでゆく

愛し続けて疑わぬものへ 開かれてゆくだろう 未来への光
信じるものを持っている者は 揺るぎない愛の為に貫く想いを
人らしくあり続けるため この胸に掲げ続ける希望の光を

どこまでも駆けていってください。愛するものと共に。




   
 

◎イラストチェック/実相寺紫子(挿絵マスター)
■カラー
・表紙★★★★☆
前作「獣の妻乞い」と対になる美しい構図です。思わず2冊並べてしまったよ☆
求め抱きあう美しい「番い」の図。
が、彼ら猟獣は人であって人ではない存在、鉄鎖の掟に縛られております。「鎖」はどれほど美しくとも拘束と支配の道具でしかないのです。

鎖の先を誰が握っているのか。彼らが解き放たれることはあるのか。
解き放ち、人と切り離す「野生」は本当に幸せか。

深く重い問いを含んだ、素晴らしい表紙でございますね。

・口絵★★★★☆
前作の口絵は2008年度BLグラミー口絵部門にもノミネートした、衝撃シーン選択画でございましたが今回はわりと直球です。でも素晴らしい…!!

太陽神と見まごう美の化身に無垢な子犬が供物をささげる図は、ギリシャ神話のレリーフさながら。まさに神がかりの美しさでございます。
前作以上に衝撃的なエロシーンやら、萌えと涙の交尾シーンなども他にいくつもあった本編で、もっとも純粋な求愛場面を口絵に選ばれた絵師様のお気持ちにうるうるいたします。

少々生臭い(笑)睦月の精一杯の愛の贈り物、早いとこ受け取ってやって、月貴!
早くしないとしっぽが垂れちゃうよ〜っ←?

■カット
前半「獣の月陰り」と後半「獣の伽人」で、仲良くカット半分こ@3枚で計6枚です。
ちょっと〜、こりゃ少ないんじゃないのリンクシュさん?せめてあと2枚っ!!

・「〜月隠り」編 ★★★★★
出しました、久々の満点を。
P118。P118。とにかくP118です!!

この1枚で★5つけます。なんて寡黙で饒舌な1枚なんでしょう!!ぐるるる…と唸る睦月の声が聞こえてきそうです。

61枚目のパジャマはコレなんですね。
「汚すために買ったんだからいいよ」って笑う月貴。急所を晒して微笑む月貴。
なんかもう、堕ちてもいいなあ(笑)

本当はP120の行為を描いたシーンなので、厳密にいえばわたくしの大っきらいな「フライングイラスト」に該当するのですが、匂いを読みとらせた時に感極まった睦月が歯をたてたとも考えられますし、月貴にしても、一番の急所(喉)を晒すことで絶対の信頼を示す獣の習性そのままの愛の表現方と思えば納得でございます。
実相寺様描く受けの細腰(ウエストの超S字カーブ)が、とってもとっても好きだっ☆

ただ。

推定6歳のムーミンほっぺ☆睦月
推定10歳の半ズボン☆睦月
推定16歳のカエルパジャマ☆睦月
推定23歳の「とても長い髪をした」☆睦月

などなど、足りない睦月が多すぎます。←??
このうち一つでも実現できていたら、★7付けました。


・「〜伽人」編 ★★★★☆
P191、お顔の表情とされていること、「不機嫌そうな細面の三十路の男」とあまりに美しいヒップライン、すべてがギャップ萌えです。

P241、高位種の特性を活かしきったエロ交尾に感動のお口ポカン(笑)
オオカミ変化Hよりも、眼鏡装着Hに萌えを見出す絵師様の感覚が愛しゅうございます。
眼鏡ないと天井が見えないもんね〜。朋クンの細かな気遣いに感心する1枚です。←???

「〜伽人」編で残念なのは、「抱っこ。」カットがないことです。
文字通り「月」の二つ名、プロトタイプで怖いものなしの朋の「抱っこ。」に、鍛え抜かれたわたくしの妄想前頭葉が素晴らしい反応を見せてしまい、某所から吹き出る血潮が危うく致死量に達するところでした。
作家様、「成長してハグに変えた」なんて常識的な補足はらしくございませんよ、どうぞ本能の赴くままに♪

それにしても、見たかったなあ。抱っこ画☆


◎本編感想
※謙遜でも受け狙いでもなく、本当に話題が飛びまくってますが、まとめるにはあと1週間ぐらいかかりそうなのでこのままいっちゃいます☆ 
今後「*」マークが出てきたら、大きく思考跳躍&脳内リフレッシュお願いたしますです。←モノ書きのプロならば猟獣にかみ殺されそうな暴挙ですが、わたくしはステキな素人。おほほ、ごめんあそばせ♪

ストーリー、表現力、テーマジャンル、エロ萌え度、イラスト。すべてが最高級。 
こんな作品、年に何度も出会えるものではございません。
毎度大ごと企画、今年のBLライフ総決算・「2010年度BLグラミー」のあらゆる部門にこの作品が顔を出すであろうこと、今から予想できてしまいます(苦笑)
※余談的お詫び
先日掲示板でお知らせいたしました通り、多忙と個人的身勝手で、今年度の参加型企画「イラストアンケート」を断念いたしましたわたくしでございますが、その分BLグラミーには粉骨砕身で取り組む所存です。これをもってお詫びに代えさせていただきます…
                        
                         *
前作と同じく、死刑制度が廃止された今からOO年後の日本が舞台です。
増加一方の人口と凶悪犯を人知れず調整するために、野生動物に襲われたという形でケダモノ=社会のクズを粛清する極秘国家計画が「猟獣プロジェクト」、このために巨額の国税を投じて開発されたのがオオカミの遺伝子を持つ「猟獣」でございます。
作者様の冴えた筆が、このあたりを前作よりも数段「らしく」書いて下さるので、見ようと思えば見えるアラも見たくはならず、ただただ猟獣たちが哀しく愛しいまま先へと読み進められます。

ちなみに「猟獣」は日本だけのオリジナル生産です。
さすが「はやぶさ計画」を成功させた我が国、発想も技術も、っぱねぇ☆のでございます。


表題作・「獣の月隠り」は、月貴×睦月編。
体を繋げること=命の終わりであるという、生存本能と繁殖本能を真っ向から対立させられた、ある意味最も哀れな猟獣同士のカプのお話です。
前作では彼らの悲壮な覚悟がSSでチラと垣間見えただけですが、今回は冒頭1ページ目から章最後の読点に至るまで、一切の手抜きなく「番う」2人の過酷な運命を描いてくださっております。おかげで健気動物モノに弱いわたくしの感受回路はまんまと崩壊してしまいました。

この2人がどこで、なにをしていても(ピンク変換不可)、切なくって苦しくってしょうがない。改行やらページ余白にさえ胸が詰まるってのはどうなんでしょうf(^^;)

優秀すぎるわたくしの前頭葉が見せる、睦月のむにゃむにゃ着ぐるみ☆モーモーパジャマ(形容詞多すぎ)に身悶えながらも泣いているわたくし、堕ちるとはこういうことを言うのですね。←絶対違う

                                                *

この作品でわたくしに強く訴えてくるのは、「夢」という言葉です。
特に「〜月隠り」編では、「夢」が命と同じぐらいの重さで語られているように思います。

 夢のような出会い。
 共に駈ける未来の夢。
 夢にまでみた、愛の交合。
 夢だったらよかったのに…と思う現実。

まぶたに描く夢。手にする夢。見果てぬ夢。

夢を見るには深く眠り、意識を手放さなければなりません。
そして猟獣には、肉体的な死とは違う、「堕ちる」という現象があります。

人の意識を手放して完全な獣に堕ちること。永遠の夢に遊ぶこと。
これらが縁無いものには思えません。
彼らに名を最初に与えた人間は、どんなことを考えながら、夜に映える「月」の名を彼らにつけたのでしょうか…。

猟獣たちは、夢の終わりが生の終わりだと知っています。
人ならば一つの夢を失っても次の夢を(探そうと思えば)探せますが、彼ら猟獣には夢は一つ、番いは1人(頭?)です。本能が支配する「野生」では、生は性であり聖なのです。

野生と人意の板挟みとなりながら一途に駆け続ける彼ら、結果この作品は、BL(ボーイズのラブ)として極上のエロを必然としつつ、猟獣それぞれのリヴィング・ウィル=ただ一つの生と尊厳ある死への狂おしい決意の書となりました。
胸が詰まって当たり前、言葉にできなくて当たり前ですよ、生み出す感動が萌えレベルじゃないんだもの…。


どこを読んでも泣けてくると何度も書いておりますが、今作わたくしイチオシの滂沱シーンは、P118・下段11行目でございます。
月貴の匂いを読んで睦月が「…ぅ、ううーっ」と泣きだすシーン、実相寺様の神カットが彩りますあの場面です。

普通(の表現)だったら、ここに意味ある言葉を足して睦月を泣かせるように思うのです。
「嬉しい…」とか「月貴っ、月貴っ」と呼びかけるとか。
でも睦月は猟獣・オオカミなので、極まってしまった感情を「言葉」で表現出来なかった。だから作家様は唸るように、そして子供のように睦月を泣かせるだけの描写としたのですよね。
こんな時に本日のイメソンがかかってごらんなさいよ、翌朝はステキなおてもやん誕生ですよ。

「普通」でも困りゃしないが差をつければ格段に映える、微細なキャラ立てと細かな配慮。それを可能にする想像力。
観察力や経験を創造に反映させてこその「創作」です。
過去記事(小川いらさんだったかな…)で書きましたように、作家の力量とはかようなところで図らずも推し量れるものなのでございます。


余談:おてもやん 
こんなの売ってました。
さすが猟獣プロジェクトを考え付く国でございます。
わたくしはDXタイプを推奨いたします。

つか「口びるが含まれていない」のに、なんでつけた?<右





               
         **←要・切り替え大ジャンプ

この本への感動を一層強くするのは、作家様の彼らへの真摯な愛情でしょう。

2008年1月に猟獣たちと出会ってからおよそ3年。
作中でも、同じだけの時が流れております。
まだこのブログなどはじめてもいなかった3年前のあの時のわたくし、あれから今日まで過ごしてきた時間と同じ長さの間、猟獣たちは死のカウントダウンと戦ってきたと思うとまたも涙腺決壊です。
くしゃみ一つにも神経をすり減らす再発・再堕への恐怖。たとえ愛するものと共に過ごせても、これらの恐怖はまた別の話です。
ゆえに作者様が後書きに記した「そろそろ幸せにしてやりたい」の一文はわたくしの心にジャストミート、待ち望んだ真の救済と、作者にしか実現しえない「夢をかなえる」という行為にむせび泣いたのでした。

これほどの時と愛を注いで書かれた作品が面白くないわけがないのです。
この3年、大好き作品なのに再読がほとんどできなかったのはあの苦しくて綺麗なラストのせいでしたが、これでもう大丈夫。
新刊出たそばから「次はいつ?!!」って毎度叫んでしまう、基本せっかちなわたくしですが(凡例:「フレブラ」・「是」)、今作のように「間隔」が作品の質まで左右する(向上させる)作品もあるということを、今さらながら教えていただきました。

もし、この作品を未読でこれから読んでみようかな〜と思われているお客様がいらしたら、3年とは言わないが、「〜妻乞い」を読んでから出来うる限り間をあけて(数日でも数週間でもOK)、「〜月陰り」を読んでいただくとより感慨深いのではないかと思うのでございます。←めんどくさい読み方なのでオススメはしにくいf(^^;)

余談:
「幸せにしてやりたい」と思った作品を発表できる。このことがわたくしにはかなりの脅威です。
この作品って、人気度でいえば全沙野作品中さほど上位ではないように思うのですが、3年もたってから、しかもファンの声の反映というより(多分)作家様の自発的発案で続編を刊行するってのが感慨深い。
数年開けての続編と言えば、少女マンガ界で昨今流行りの様々な次世代シリーズがあげられますが、それとは意味も創作動機もまるで違いますもんね。
時に売り上げよりも大事にされるものがこの世界にはある、とでも申せばいいのでしょうか?BL界の柔軟性は出版界でも異質なのではないでしょうか。

書き手と読み手がなんとも近いよ。腐界とはまこと面白い世界だなあ…

                          *

ホップ・ステップ絶好調!皆様、だいじょぶですか〜?あともうちょっとついてきてね〜☆
でも次はホントにナナメ飛ばしで構いませんです。動物好きが高じてこんなことまで考えちゃった、考えちゃったからには書き残しておきたかっただけの一個人のヨタごとなので…。

                          *

さてさて。
朋×甲斐の異色カプ・「伽人」編で強く感じるのはエロ…じゃなくって!←いや、それもあるが      

このカプとストーリーから強く感じるメッセージは、「人と野生」についてです。

猟獣たちの哀しい運命が胸を打つ作品ですが、作家様は彼らを通して人の持つエゴや残忍性(だけ)を伝えたいのではなく、わたくしども「人」への援護と愛を同じ重さで語りたいように思えるのです。

※ここからこれまで以上にマジガチです。気分転換とスタミナ補充に、異例ながらイメソン再UPいたしますです。

     


かつてわたくしは、リョコウバトや日本オオカミなど過去に絶滅させた動物の存在を知る度に、人とはなんと身勝手で情けない…と思ってきました。
人さえいなければ、地球は野生動物の楽園だろう。野生を守るとは、人の手の届かないところで動物たちをありのまま生かすことだと思ってきました。

今作登場する「猟獣」は人のエゴの産物ではありますが、彼らを産み出す基盤となった行為・「研究」「努力」「技術」は人智の結晶、最高の美徳でもあります。(ただ目的が悪かった)

死刑廃止を決めたのも人。

猟獣プロジェクトを発案・実行したのも人。

致堕性ウイルスを開発したのも人なら、延命(延堕)ワクチンを開発したのも人です。


今の地球に人の未踏の地はございません。(南極の一部ぐらい?) 
それは真の「野生」は地球上にはもはや存在できないことを意味します。理想の野生=人界とまったく切り離して野生動物を守るという考えは、今の時代(地球)ではかえって動物の生態を歪ませるのです。

ブリーダーの甲斐は、猟獣の人権を認めさせるために自らも権力を持つことを決意します。
今後の彼は信念達成のために時に非道にならざるを得ず、結果、これまで猟獣だけに強いてきた悲惨な重荷を共に背負う初めての「人」になるでしょう。(正確には初めての「人」は尚季だが、彼は未成年=人として半人前)
彼はきっと、望む未来をつかむと思います。

望む未来。猟獣が人に使役されずにすむ未来。
でも、その後は?

たとえば、もしこの後、人のために人を殺さなくてもよい時代になったなら、哀れな猟獣はもういらないでしょうか?
これ以上猟獣を創らずに、その時生きている個体だけで彼らの存在を終わらせることが正しい道なんでしょうか?
もし、繁殖能力を持たない彼らが次代(子孫)を希望したなら、人の科学の干渉はいったいどこまで許されますか?
インテリジェント・デザインへの冒瀆とは、現実の野生動物の保護(遺伝子研究)とは違う線引きになりますか?

考えることは山積みです。
過去の所業を忘れてしまったり、力で他の生命を隷属させてはいけませんが、力の執行のすべてを「残酷」と切り捨てるようなことや力量差を認めないこと、必要以上の卑下もまたすべきではないとおっしゃっているように思うのは、あまりに人を擁護し過ぎな見方だろうかと少々悩みます。


でも望んで人の手を取る、または、人の手がなければ救えない命だってきっとあるはず。
人に飼われたペットがすべて哀れな生き物だとは思わない、思いたくないです。

歪ませ滅ぼしてきた生態系への懺悔や、過去の非道への糾弾で終わらせることはもうやめよう、そこからもう一歩進んで、人が手を貸すことで守ってやれる「現実の野生」との距離(干渉の必要性)というものをフラットな姿勢で考えてみようと、この作品は提案しているようにもわたくしには思えるのです。
「朋(とも)」という名の「人」と「獣」のいいとこどりの第3種生命に、甲斐というブリーダー(繁殖させる者)をせたのは、作者様の出した答えでもある気がいたします。
(匂いを嗅がせることで)心をすべて明け渡す…しかも一方的に。
人にとってこれほど恐ろしいことはないですよ、少なくともわたくしはようやらん…。甲斐がこの道を選べるとは思わなかったです。この勇気が未来を変えるのか…←違うかも知れんが、こう考えるとわたくしが楽しい
                        
                          *

猟獣(人以外の生物)の未来は、どうかこれからも人とともに。

彼らがそれをずっと望んでくれるように。
人が勇気を持ち続けられるように。

そのために変えるもの。変えないこと。


基本オカタイわたくしのジャンプ着地点はこんな感じですが、着地点は読み手の個々万別でございます。大切なことは、着地内容の良し悪しではなく「考えること」と思います。自己弁護かな(苦笑)

言葉を話す「獣」。黙して考える「人」。どうか、番いになれますように。

                      
           

はあ、楽しかった…。
わたくしだけ楽しんですみません、でも書きたいことはすべて書けました。
萌えもエロも堪能できて、考える喜びも与えられて、BLのアタリは一般小説のそれより美味しいですね♪

それにしても長いな。2回に分けた方が良かったかもしれません。
1冊感想を数度に分けることをF&B以外で検討しようとは…それだけ好きってことなのかf(^^;)
ご負担かけた割に大したこと書けてなくて、しかもUPも遅れて、心底すみません…。

                          
  
最後に。
P253〜259
3カプ中、「幸せな姿」が唯一確認できなかった月貴×睦月の最終着地SS。

ここまで書いて下さった感謝と感動と、はっきり渡された終わりの引導にこれまた言葉が出ません。
「Magical End」と表記した作家様の心中をお察しすると、さらに胸が詰まります。

時々…。
数年に一度でいいから、彼らの求愛ジャンプをSSなどでみせてくださらないかな〜。





最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
                             
                    Magical Dream End







                      〔絵師:実相寺紫子〕〔カラー:★★★★☆〕〔カット:★★★★★〕〔画:動物〕


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[小説・作家名さ行]沙野風結子 | comments(6) | - |

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Comments

■ゆOO様
わたくしの大好きなシリーズでございまして、ついつい熱く語ってしまいましたf(^^;)

作者様の魅力満載の面白い作品でございますよ♪
本編読まれましたら、こちらの記事も読んでやって&笑ってやってください、いつも以上に暑苦しいから(笑)
comment by: miru-ha | 2010/11/22 20:25

「なんだと?!liOOクンが沙野ダンシングアカデミー・オオカミオーディションにまだ来ないだと?!
おそらく池袋の某庭園で囚われの身になっているに違いない…(白目)
…聖!至急リムジンをまわせ、liOOクンを迎えに行くぞ!!我が大東ゲイ脳が推す‘紫のクリスタル戦士候補’はliOOクンしかいない!」

「はっ、ただいま!」

「…おやりなさいませ、真澄様…」

「おっと、その前にツOッタにつぶやいておこうか…。
(ケータイを取り出し)『抱・か・れ・枕・は受・け・で・す・ね。し・か・も・淫・行…』と。」

「…お買いなさいませ、真澄様…」        

  
    
comment by: 水城とmiru-haは似てませんか そうですか | 2010/11/22 20:54
■mOOO様

嬉しいお言葉ありがとうございます、この気持ちわかって下さって嬉しいですっ!!
もうおっしゃる通り、年寄りにはきつくって(笑)

こんなにも動物好きの秘孔を突く攻撃(?)を仕掛けられるとは、もしや、作者様も最愛のペットとのステキな出会いと別れをご経験をされたことがあるのではないかと思ってしまいました。
だから猟獣たちがずっと心に引っかかっていた、はっきりと「幸せにしてやりたい」って思われたのではないかな〜…などと考えていたらまた涙腺が…。

きゃ〜、明日おてもやん出勤になっちゃう〜っ(大汗)
comment by: miru-ha | 2010/11/22 21:08
■みOO様
深読みしようと思えばいくらでも、萌えようと思えばいくらでも、なんて作品は年に何度もアタリませんよね。出会えて幸せでございました。

>実相寺様
今年読んだご担当作品の中でも1,2の素晴らしさです。
本編が2段組で読みごたえのあるボリュームだっただけにもう少し枚数がほしかったところです…。

>番外編
そうか、沙野さんは同人活動されないのですね…残念。

そういえば以前、「赫蜥蜴〜」後書き(だったと思うが…)で、『サイトで「蜘蛛の褥」SSを載せる』とかなんとか書いてあったような気がするのですが、実現したかどうかってご存知ですか?
気にしていたけど確認するヒマがなくて、やっと時間できたらサイトがお休み(閉鎖)になってて…。
再開後(今)はSSは全くあがってませんし、そもそもSSのUPが実現したのかどうかもわからないままで…。
あのシリーズでは一番好きなカプ(蜘蛛)のお話だったので読みたかったのですよね〜。

猟獣SSもサイトUPして下さらないかしら…
comment by: miru-ha | 2010/11/22 21:31
残念ですが、私も「蜘蛛」の番外編は見てません・・・。
もしかしたら、見損ねたのかもしれません。
しばらく沙野さんのサイトに行かずにいたら、いつのまにかサイトがリニューアルされて、それまであったSSが全部消えていたので。
もっとちゃんとチェックしてれば良かった!と後から悔いたものですが。

私も「蜘蛛」はあのシリーズでは一番好きなCPでした。
話自体は、突っ込み処もありましたが、それを上回る萌えがありましたので♪

猟獣はあれで完結でしょうから、番外編が読みたいですね。
その後がとても気になる愛すべき猟獣達でした。
comment by: みずほ | 2010/11/23 15:33
■みずほ様
せっかくご返信いただきましたのに、こちらからのお返事が遅くなりまして大変大変申し訳ありませんでした…!!

沙野さん蜘蛛カプのSS、みずほ様の未読でいらっしゃいましたか、やっぱり掲載しなかったんでしょうかねぇ…残念。
みずほ様おっしゃる通り、諸々を凌駕するステキな萌えがございましたもんね。名人の手になる刺青を焼いてつぶしたのは沙野さんだけと思います。そこにホレたの♪←傷つけた…ぐらいははあったんだけどね

今後サイトSSをご復活してくださるとうれしいですね。猟獣が元気だって時々確認したいですよね♪

comment by: miru-ha | 2010/11/26 23:30

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