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BLCD「少年四景〜小野塚カホリ作品集」 

ドラマCD,森川智之,堀内賢雄,成田剣,櫻井孝宏,三木眞一郎,緑川光,岸尾大輔,神谷浩史
(2003-10-24)

・あらすじ
青年誌、女性誌で幅広く活躍する小野塚カホリの伝説的ボーイズ・ラブ作品の中から、人気の高い4作品をドラマCD化。
各作品ごとのキャラクターは森川智之、堀内賢雄ほか豪華声優陣が担当。

読書の秋、音楽の秋、秋は芸術を楽しむべしですね♪
というわけで、連休3日目の本日はドラマCD感想です。←年中読んだり聴いたりしてるクセに

たびたびお伝えしておりますように、わたくし「BLCD」はまったくの初心者でございます。
そして今、わたくしの手元には萌え友様方からお薦めいただいた数々の名作CDが…しあわせ♪
これらをすべて堪能し、立派なキキミミストにお成りなさいという愛のお思し召し、ありがとう、わたくしガンバリマス

貴重な作品をお貸しくださった萌え友様への真なる感謝も込めまして、不定期ながら拝聴させていただいた全タイトルの感想を書いていく所存でございます。
原作の未読・既読、小説orコミックかなどなど、新旧織り交ぜ入門編から上級編まで、CD大先輩方がプッシュしてくださった=ハズレなし&バラエティに富んだ作品群となっております。
わたくしの拙い激ナガ感想はどーでもいいんで、どうぞ皆様、魅惑のタイトルラインナップにご注目くださいまし♪




本日は「少年四景〜小野塚カホリ作品集」をお送りいたします。
まさか、この方のドラマCDがあるなんて想像もしてませんでした。つか、BL畑ご出身だと知ったのですら最近で…f(^^;)
 
こちらオムニバス形式で4話それぞれ独立短編になっており、「少年四景」というタイトルの作品があるわけじゃなかったのでした。どうりで聴いたことな作品名だな〜と。なるほどね〜。
でも面白い企画ですね、短編でもCDにできるという一つの試金石だよね。

主役カプが4組出てくる贅沢さがたまりません。しかもキャストトークも4回入っているのですよ!!
デビュー間もない初心者&声優様萌えがほぼない(これから萌える予定、笑)わたくしでも、キャストトークは楽しみです、今まで知らなかったCD創作上の舞台裏が会話からわかったりするので♪


前置き長くなって申し訳ないっす、全4話の感想は次ページで♪





 
◆「少年四景」
■原作・イラスト: 小野塚カホリ
■キャスト:
【僕は天使ぢゃないよ。】: (セキ) 三木眞一郎×緑川光 (ポチ)
緑川光×三木眞一郎
 
佐藤晴男 (パパ)/ 吉田裕秋 (男A)/ 中野大樹 (男B)/ 前川建志 (男C)/ 松木伸仁 (男D)/ 大塚智則 (男E)/ 新井里美 (女子A)/ 桜川朝恵 (女子B)

【花:(透) 森川智之×櫻井孝宏 (旭)
利田優子 (透の母親)/ 佐藤晴男 (旭の祖父)/ 斉藤恵理 (雑炊食堂の女房)

【LOGOS】: (橘) 成田剣×岸尾大輔 (縹、田島)
サエキトモ (子供時代の橘)/ 木下沙華 (子供時代の縹)/ 吉田裕秋 (車の男)/ 高森奈緒 (宿の人)

【セルロイドパラダイス】: (男) 堀内賢雄×神谷浩史 (アツ)
サエキトモ (アツの姉)/ 岸尾大輔 (田島)/ 高森奈緒 (女性客)/ 桜川朝恵 (子供)/ 吉田裕秋 (男性店員)
■発売日: 2003年10月24日    ■発売元: マリン・エンタテイメント
■脚本監修:小野塚カホリ ■演出:亀山俊樹 ■効果:高梨絵美(ena) ■音楽:高瀬ゆい

※感想部分は1〜2か月前に書いてますので、前ページとダブる表現がいくつかあったりします、どうかお許しを。

【僕は天使ぢゃないよ。】 
(セキ) 三木眞一郎×緑川光 (ポチ)  緑川光×三木眞一郎 
■あらすじ
「なあポチ。こいつらにケツ振ってみせな」
想い人は俺様主義。僕は隷属する犬。青い性を描き切った超傑作。

緑川さん受け編。
…と思ったらリバでした。
み、三木さんが受け?!CD初心者なのでよくわかりませんが、これってそう珍しいことでもないわけなの?私は大層驚いたんですが…。                        
                 
                       *
輪姦されながらのポチ(緑川さん)のモノローグイントロ 「僕は犬である。16歳2カ月だ。」 

いきなりヘビーな幕開けです。
ポチがセキの「犬」になっている理由、「犬」でいなければいけない理由などが緑川さんボイスで淡々と語られます。合間合間にあえぎ声入りで…。←やられてる最中の回想だから
目が合えば殴りつけちゃうようなバイオレンスオラオラ攻めの三木さんが、あれやこれやでリバられてしまうなんてとこに着地するとはよもや思わなかったですが、あえいでいる緑川さんより攻めている緑川さんの方がカッコイイ!と思ってしまいました(照)

ラスト、手をそっとつなぐ2人。踏切音が、遮断された2人だけの世界をいい感じに表現しています。
てっきりドラッグとエロにまみれたカタストロフ青春ストーリーかと思いましたが、リバっちゃいるけど結構な純愛です。
「好き」のたった一言がどうしても言えない純情と、お互いの愛情を確認するために仕掛けられる残虐性とのギャップというのはまさにBLの醍醐味であります。
早い段階でコクっておけばこんな悲惨な目にお互い合わなくて済むのに、何やっとんじゃこの2人、ご相伴にあずかったパーティ参加者が一番おいしいやないか、とか考えていては立派なBLerとは言えないのです。

短編&CD(音で聴くだけ)なので、ことがサクサク進みすぎて途中余韻不足に感じられなくもないですが、そこを小野塚さんのお絵柄が脳内補完してくれます。多分こんなコマ割りだろうな〜と。
これは実際にマンガを読んでみたら全然違うイメージかもしれません、確認してみたい…。

残念なのは音楽。ちょ〜っとあってない気がするんだが…。
やられちゃってるシーンで重厚な音楽だと悲愴になりすぎるとの演出判断で、あのようなスタイリッシュBGMをセレクトされたと思いますが、その狙いが見え見えすぎてかえって軽い。
開き直った深い音のほうがかえってサラッと流せたように思います。

シーン>
やられちゃってる現実と回想とのミックスストーリーなので全編エロと言えばエロですが、そこはマンガの雰囲気を大切にした透明感重視の演出がなされており、暴力的ではありません。すぐ殴るというセキにしても実際バキッとかゴキッとか言わせてるわけではありませんし、やってばっかなの水分性も少ない。
貴重な三木さんのあえぎ声をもっと聴きたいところでしたが、緑川さんのステキ攻めボイスにうっとりしているうちに終わっちゃいました。何回聞いてもこうなる…(笑)

<キャストトーク>
緑川さんが推す聴きどころは、「大勢にやられてるところ」だそうです(笑)


【花】 
(透) 森川智之×櫻井孝宏 (旭)
■あらすじ
大戦末期、時代に翻弄される青年たちの愛を描いた傑作『花』 

アニメ界ではおなじみですが、こちらの世界では初めまして、森川さん、櫻井さん♪
…ん?櫻井さん?!BLCDはご卒業されたと伺っておりましたが、この頃は現役だったのですね〜。会えて嬉しい♪
                      *          
足の不自由な華族の坊ちゃん(軍人さん)と、下働きのハーフの青年のこれまた好きの一言が言えないラブですが、ひとつの小説を読んで(聴いて)いるかのような、閉じた世界観にちょっと感じいってしまいました。
悲しい愛を滲ませつつ底意地悪くいじめる、屈折した軍人さんが凄すぎます<森川さん
時折見せる不器用な優しさも、これまたたまらん。

最後に旭(櫻井さん)に向かって初めて笑いかける透、やっと素直になったのかと思ったら…。
おいおいおいおい…しまった〜っ、戦時中、しかもJUNEコミックだった〜っ!
うわ〜ん、この終わりはなかろうよ!!!

シーン>
森川さんのH時の攻め声がものすっごくいいのです!でもって受けてる櫻井さんの演技もすごい。違和感ない?あえぎというものを初めて聴かせていただきました。
このお2人のH演技は今まで聴いた中で好みかも…(注:上手い下手じゃなくて好き嫌いね)

<キャストトーク>
森川さんのトークがお上手で櫻井さんも楽しそうでした。社交性あるな〜っ!
トーク中自然に「櫻井って」と呼び捨てにする森川さん。お2人の関係性に萌えます。←??
スタジオにおやつが毎度たくさん置いてあるのは、おなかが鳴るのを防ぐためだという裏話は大変勉強になりました


【LOGOS】 
 (橘) 成田剣×岸尾大輔 (縹、田島)
■あらすじ
父親を殺して親友と逃亡する少年。14歳の少年たちの目指す先は…

4話中、もっとも凹むお話。
14歳とは思えない凄まじいロードムービー(?)でした。<成田×岸雄
これは音声だけではちょっと補えないですね、絵や文字がないとかなりつらいです。
この作品のもっとも大事なキモが、セリフ聴いてただけでは分からんかった…。←マンガのレビューを探して読んでやっと意味がわかりました。
発表されたのが10年以上前なので、当時はきっとセンセーショナルだったと思います。

成田さんのお声は初めて聴きました。14歳にはちと思えないが演技うまっ!和也(フレブラ)との絡み中の苦悩したお顔が浮かんできましたよ…。←注:「和也」…初CDがフレブラだったため、すべての判断基準の中心になってしまっている。今後も同様例がわんさか出てきます

シーン>
この作品では、H行為は本編に影響する重要シーンとして扱われていることが多いです。
最中の極まった感情にかこつけて本音を暴露するというか…。
なので、あえぎがどうのとか、なかなか萌え専用聴き耳がたてられないのです。これは特にそうなのよ…なんせ14歳同士の行為ですから…おまけにこの後、えらいことになるもんですから…

<キャストトーク>
なんか面白いことをお話になってらっしゃるんですが、声がササヤキボイスで聞き取りにくいの…。



【セルロイドパラダイス】 
 (男) 堀内賢雄×神谷浩史 (アツ)
■あらすじ
校門前で待ち伏せていた男から、息子として旅に付き合ってくれないかと商談を持ちかけられたアツ。なぜ男はこんな奇妙な行動を望むのか…


校門前で品定めした16歳の少年(アツ)を多額の現金で買いあげて、速攻ヤリまくって連れまわすというかなりアブナイおやじをフレブラ・ドレイク役の堀内様が熱怪演してました。
が、4話目ともなれば慣れてきましたよ、どうせまたわけあり&きっついエンディングなんじゃないの?と思ったら、うへえやっぱり…。

死を前にした男のわがままに付き合わされる、生命力あふれる16歳の青年。
いつでもどこでもヤラレまくっちゃうアツが、次第に男との行為に馴染み心まで馴染んでくる様子はストックホルム症候群と言えないこともないですが、男とのつかの間の非日常はこれからのアツの日常(人生)を確実に変えたに違いなく、また、男の最大の救いは最後に愛する者に巡り合えたことではなく、愛する者の心の中で永遠に生きていることと思うのです。

本当はたとえどんな事情があろうともこの男のやったこと(病名を隠して未成年とセッOスしまくる行為)に賛同できないんですが、あんな風にあんなセリフを言われたらこう思うしかあるまいよ…!←堀内さんの名演技
これはマンガじゃなくてCDの方がいいかもと、とこのセリフを聴いて感じました。←絵と文字だけでは嫌悪感が勝ったまま終わったと思う

シーン>
4話中唯一のお互い納得した、継続的なエロ行為。
回を重ねるごとに馴染みつつも悲壮感が増していくのが分かります。神谷さんのつぶやき「あの男より…いい?」はトリハダでした。
ラスト、堀内さん演じる男の最中ただ一度のストレートな愛の告白(まさに「吐露」するって感じ!)は言葉が出ません。いまだに脳内にくっきりよみがえる…。

<フリートーク>
このお2人が一番面白かったです!すいません、何回聴いたかわかりません(笑)
キャストトークで言葉に詰まるほど爆笑するってあまりないように思いますが、してました<神谷さん
無理もないです、面白すぎるよ堀内さん!

「賢さんが初めてのオトコです」って神谷さんおっしゃってましたが、そうなの?!ラァッキー!!←?
神谷さんは、かつてわたくしがどうしてもCDを聴いてみたいと思い、購入を本気で検討していた唯一つのCD・「罪の褥も濡れる夜」の冬貴パパなんだよね。←未聴ですが今手元にあります♪中級編までマスターしたら聴こうと思ってとってある(笑)
あのようなインラン妖精受けを演じきった(とのお噂はかねがね)神谷さんの初受け作品に巡り合えた僥倖…。萌え友・OOO様、ありがとうナイスセレクト!!

「LOGOS」に出演されていた成田さんが、堀内さんの演技にうっとりして(?)本番中太ももを触ってきたので触り返したという衝撃の裏話に爆笑しました。


    

【まとめ感想】
◎本編
こうやって4話全部聴き終わると、作家様の目指す世界が浮き彫りですね。
カール・ブッセとか寺山修司とかの詩にインスパイアされた「文学四景」でもあるのかな〜。

この作品での性行為とはまさに「生」そのもの、「性」という文字が生きる心(りっしんべん)と書きあらわされるように、死によって幕を閉じる人生とこれからも続いていく人生のほんの一時の交わり=生の喜びを肉体の交わりと悦びを通して描いているのですね。
結果、女とならば子が遺せますが、男(同士)だから想いしか遺せない。だからカプ2人ともが儚くなってはいけないのです。作者は生を賛美しています。
ゆえに「末永く幸せに暮らしました」な、BLハッピーエンドではないけれど、バッドエンドでもないのです。

短編なので設定などに若干の無理やり感はありますが、本来一般小説で扱うようなテーマ、BLでは珍しいかな。演出するには面白いと思います。
この方のマンガは少々苦手なのですが、短編でエッセンスを凝縮させた上に声の演技でさらに圧縮されるので、オムニバスCDとの相性が良い=とっても楽しめました。

                       
◎CD構成
全く独立した、短編が4話収録されている珍しい(…と思うんだけど)タイプのドラマCD。
しかも原作者ご本人が脚本に手を入れています。ナニゲにすごいね!
(本編&キャストトーク)×4話=2枚組です。4話入ってるからキャストトークも4回。これがまたおもしろかった…!
ドラマCD聴く前は、キャストトークは役者様ファン向けのサービストラックだと思いこんでましたが、実際いくつか拝聴するとこのトークを聴くことで作品に新たな発見があったりして、小説本編のあとがきに近い性質(プラス役者様の個性でおもしろさ倍増)なんだな〜と目からウロコでした。
奥が深いな、CD!!こりゃフレブラ・キャストトークも早いとこ聴かなかん!

最後に。
タイトルコールがない!!
そうか、タイトルコールがある作品て結構最近の作品なんですね〜。


【オススメ対象】
初級…BLCD5枚ほどご経験された方
エロ度…ソフト・ただしなんちゃって輪姦・リバあり
※注意…死亡フラグあり。苦手な方はご注意くださいまし。




 

…短編とはいえ4話の感想って、4冊分の感想と変わらないんだと今気づきました。
だからこんなに長いのか…



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[腐海航海記]BLCD | comments(0) | - |

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