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勤労感謝週間 『傲慢君主の専属契約』 高尾 理一/実相寺紫子

「働くBLを特集する週間」4日目。快調です。

本日のお仕事は、
◎お仕事 <大富豪牧場主×ホースセラピスト> です。
 
先週の「G1〜」に続き、またも馬。
でも「ホースセラピスト」がツボで、どうしても取り上げたく。

お話もイイんだ、これが! 高尾さんの中で1番好きです。
感想とイメージソングは↓↓


 

◎イラストチェック
カラー★★★☆3.5
待っておりました。皆様もワタクシも。この方の登場を!
麗しの実相寺さまでございます
美人受ランキング 断トツ文句なし1位です。むちゃくちゃ美しい 
絵師買い作家さんのお一人で、追っかけて過去遡ってたら「花嫁のピジョンブラッド」で少々クールダウン、それより前の作品はおっかけるのやめました。
今回の表紙は、おとなしめです。タイトルに合わせて「傲慢」な攻めの雰囲気が良く出てますが、じつはこの人さほど傲慢じゃないのだった(笑)
口絵の肌色率高い上、裏表紙にもUPされています。店頭カバーは覚悟が必要です。

カット★★★★☆4・5
めっちゃいいですね。ポニーテール!素晴らしい!
ポニーテールの受けなんて見た事あります?!女装じゃないですよ、素です、素!
立ってるだけでものすごく色っぽい。あの腰と小指は反則だろう…ミナトくん。
P31のジョッシュ ちゃんと足挟んでます。こまかいぞ?(笑)
文字通り「当て馬」(わははははは)、ゴルディがもう少し出来ても良かったかな?


◎本編感想
「ホース・セラピー」 
ふつう「○○ セラピー」と名のつく行為はそれによって人間を癒す事が目的です。
例えば、受刑者が犬と触れる機会を設け心の安寧を図る「ドッグ・セラピー」が日本の民営管理刑務所(←この存在も画期的)で実施されてたりしますし、動物だけでなく植物に親しむ事でセラピー効果を図る園芸療法やフラワーセラピーなどもあります。

なので「ホース・セラピスト」ときいて、セラピスト・湊が心に傷を持つジョッシュを馬と触れ合わせる事で徐々に癒していき、そしてラヴも…みたいな話だと思ってました。
ジョッシュと馬が逆でした(笑)
                                 

湊には動物の気持ちが分かるという、非常に羨ましい特殊能力があります。念を読みとれる、というのかな?そしてアメリカではこれを「ホースウィスパラー」(馬のささやきを聞く人)といい、ちゃんと専門職がいるのです。動物、こと家畜に関してはアメリカは日本の数千倍進んでますね。
これは精霊の声を聞くインディアンのシャーマニズムと多分関係があると思うんですが、日本でも自然神信仰はあったのにこういう文化は育ちませんでした。
石や木に神を見るのに鳥や獣に神性を見出さなかったのは(神の使い、はありますけど)不思議と言えば不思議です。むしろ、妖怪などの負の方向に行ってますもんね。
このあたりの事は柳田國男氏や中沢新一氏なんて読むと面白いと思いますよん。

ただ、湊は気持ちが分かるだけで動物と「話をする」事はできません。それでホースウィスパラーとは名乗っていないのです。
そしてここまでの力を持っているからこそ日本で仕事をするのが大変だという事が良く分かります。日本では基本、馬の職業は「競走馬」しかないからです。湊が単身アメリカで勉強し続けてる意味もジョッシュと出会う意味も実に自然です。

作者様は激しい「馬」萌えの方でまず「萌え」ありき。話後付け。ぐらいの方ですから、モノによっては「で?萌えとH以外のお話はどこ?」な、エロマンガ的展開で1冊終わってしまうものもあり、当たりはずれがとーっても激しい方。
でもこれは、作者様の個性がすべていい方へ流れた名作と思います。

初めは鼻もちならない「オレ様」ジョッシュが湊にメロメロになって、自分の飼い犬や馬に嫉妬する可哀そうな男になり下がる様がどうしようもなくオモシロイ。
人間相手ならまだ勝つ自信もあったろうに、動物相手ではどう戦えばいいのか分かりませんよね。
馬力ではまけるし?(わはははは!)

しまいには、自分を馬にたとえれば湊に振り向いてもらえると思ったのか、
「黒鹿毛のオス35歳はどうだ?」
なる名セリフまで飛びだし、とにかく笑わせてくれます。

かたや湊は、自分の将来をちゃんと見つめられる自分をきちんと持ったいい子ですので、いったん好意を認めれば潔いです。黒鹿毛のオス馬の気持ちももちろん読みとれます(笑) 分かってあげて甘やかしてあげて折れてあげて、時にはしかってあげて。
なにせ、すべての動物は彼の味方、怖いもんなしです。そりゃ余裕もあるわね。
今やジョッシュは閨の中でしか主導権を握れない、ちっちゃい「オレ様」になってます。じぶんちなのにカワイソー(笑)

作者ご本人もおっしゃる通り「傲慢」でもないし「専属契約」もちょっと違います。
でも、もとタイトル「テキサスの恋人」も微妙です。これだったら、買ったかなあ…。買っただろうな。
タイトル付けって大変ですね。

高尾さんのサイトでゴルディ視線のSSが読めます。馬視点って画期的!
SSの方が より作家様の個性と湊の特技が活かされてます。面白すぎです。

「J庭で無料配布」されてるのか…ああ、「聖地」なのがわかります。
いつか巡礼の旅に出てしまいそうです。


余談:
本編読んでて、やたら「馬」映画を思い出して1人ニヤついてしまいました。
ここに出てくる「映画」とは間違いなくロバート=レッドフォード監督・主演の「モンタナの風に抱かれて」でしょう。(原題ズバリ「ホースウィスパラー」)
そして「シービスケット」を思わせる鮮やかなゴルディの変貌。ゴルディの美しさの描写は「黒馬物語」 (色違うけど) わ〜楽しい、懐かしい。

◎イメージソングは、力強く前向きな前途を祝して
 『オンリー ロンリー グローリー』 BUMP OF CHICKEN
PVは
http://www.youtube.com/watch?v=FoCXlSAZjEA
歌詞は
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=19363

さっすがBUMP  歌詞がこの上なく深い。曲もいいけどいつも歌詞に引っ張られます。
泥まみれの中から這い上がってくる、反骨の音と詩です。

2人と1頭で走り続けていってください。って感じ。


最後に、ごひいきのワキ役をこっそりご紹介。
今回の名ワキ役は「ウェイド先生」ではなく、「チャンス」でございます。
もー顔中舐めまわして欲しいです。「チャンス」で1本書いてください。


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[小説・作家名た行]高尾理一 | comments(1) | trackbacks(0) |

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Comments

■このページに拍手下さった皆様、本当にありがとうございましたm(*・´ω`・*)m

実はこれもわたくしのとーっても好きな作品=「MY BEST高尾」なのです♪
雑誌掲載SSが読みたくて読みたくて、苦手な電子図書に手を出してしまったほど好きです(笑)
イラストも、ストーリーも、キャラも、動物も(笑)、どれも一級品♪←感想から伝わってこないけど(失笑)

子猫シリーズだけでなく、後日談SSをガンガン書いていただきたいです。出来ればチャンス視点で1本お願いします

comment by: miru-ha | 2011/07/01 01:25

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