スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

 

励みになります、ありがとうございます♪ 拍手する
- | - | - |

『世界の果てで待っていて ~天使の傷跡~』 高遠 琉加/雪舟薫

世界の果てで待っていて~天使の傷跡~ (SHYノベルス) 高遠 琉加/雪舟薫
なんちゃってあらすじ
あの夜、私たちは手を取った。音さえも響かない深遠の闇底で。
翼をもがれこの世界が終わる時、私に差し伸べてくれる手はきっと同じであるといい。

3連休最終日の今日は、ごひいきの本屋さんに行って参りました。
レジに出せるぎりぎりの表紙の(←ココ大事)新刊とぉ、ついでにいくつか面白そうなレジに出せる(以下略)本でも…♪と思っていたら。驚愕!月末発刊本がない!!
え〜新書はあまり入ってこないからわかるけど、文庫は今頃来ても確実にあったのに〜ってBLコーナーで平積み新刊本を凝視しながらグルグルしていたワタクシは、同行した家人が素でヒく光景だったとか。そんな、まだまだ駆け出しなのに。諸先輩方に申し訳ないです(笑)
結局「おおきく振りかぶって11」しかゲットできませんでした。今更ながら近頃のBLのイキオイを実感。表紙見て決めようなんて甘かった!やはりネット予約するのが間違いないですね、レジで情熱を試されなくても済むし。

◎イラストチェック/雪舟薫 (2009・2月修正)
カラー★★★★☆4.5
表紙を見ただけで泣けてくる、入魂の1枚ですね。雪舟さんの最高傑作と思います。
手塗りの美しさここに極まれり。あの夜の事は2人と咲き乱れる藤だけが知っている、んです(泣)
カット★★★★☆4.5
これまた丁寧で素敵。ちょっと岡野玲子さんか内田善美さんを思わせるタッチ。画面構成(特に余白部分)を計算して描いてあるのがものすごくツボです。
澪子の敬礼。ここで泣かない人がいたらお目にかかりたい。わ〜また泣けてくる。

もちろんお話も素敵です ネタバレ感想とイメージソングは 以下に

  読めば読むほど今後が不安になります。黒澤がいつまで「こちら側」でいてくれるのか…。
警察を辞めて探偵になった事が、最終的な目的のための準備なんじゃないかと本気で心配です。

「ヤクザと警官は同じオーラ」といいます。(誰が?) 
存在理由は真逆ですが、どちらも自身を貫くという点において同じ強さをもっているからです。貫く信念が強ければ強いほど立派な警官にも立派な犯罪者にもなれるわけです。
兄に薄暗い一面があるのを知っていた妹は、自らが存在する事で彼を留めるストッパーになってくれていました。それが図らずもなくなって、いまや彼は望めばいつでも堕ちていけるのです。

ギリギリのところで踏みとどまっている彼が、読んでいて苦しい。
彼の言葉にこめられた無念と無常が破滅への憧れが全編とおして満ちています。

今回は櫂谷が身体をはって止めましたが、もし次何かあったら…?憎い犯人に出くわす、とか櫂谷になにか起きる、とか。彼を逮捕するのが櫂谷、なんて絶対いやですが、逮捕ならまだましか。この世にとどまる事を放棄しそうですもんね…。
そうなる前に「一夜限りの…」なんて悠長な事言ってないで、櫂谷にはガンガン身体使ってもらってトリコにさせて黒沢がバカな事考えないようにしていただきたい。
せめて好きな人と一緒にいる幸せを知ってほしい、「世界の果て」を夢見るのはもっと後でもいいはずです。澪子もそう思ってるはず。

主役2人のあり様のあまりの切なさについついほったらかしてしまうが、双子と水田氏もよく考えたらかなりしんどい関係です。
正直、水田氏の行動に共感がまったくできません。で、困ってます。
水田氏は何故律に自分が余命僅かな事を話したのでしょうか?幼い律にそんな話をしたら、こういう行動をとる事はわかるだろうに…。
そうして欲しかったの?
彼を「世界の果て」で待っていてくれる人はいるのに、自分も「果て」で誰かを待ちたくなった?
彼が今まで一人身だったならわからなくもないけど、子供いたんですからわかんないんです。自分の子が存命で、何もいわず律と同じ事をしたら彼はどんな行動を取るんでしょうか。せめて訳は言ってくれって思わないかなあ…あと少しだから、とは口が裂けても言えないと思うんだけど。結局母親に電話したのも律だし。言ってみれば「駆け落ち」だけど 律、中学生だからねえ…。
まいっか、フィクションだもんね

イメージソングは、舞い降る天使の羽が見えるような、
 「風の手紙」  alan(2008-09-10)
歌詞は
http://jp.youtube.com/watch?v=k9vb6FKCzKo

なんといっても岩里裕穂さんの歌詞が 驚くほどのシンクロ率!!
登場人物誰の歌でもおかしくない。アレンジもドラマチックでまさに表紙の黒澤です。騙されたと思って聴いてみて〜。

ボーカルのalanは日本人じゃありませんで、道理で英語の発音がむっちゃネイティブ(笑)



励みになります、ありがとうございます♪ 拍手する
[小説・作家名た行]高遠琉加 | comments(1) | trackbacks(0) |

スポンサーサイト

 

励みになります、ありがとうございます♪ 拍手する
- | - | - |
<<prev entry | main | next entry>>

Comments

■このページに拍手下さった皆様、本当にありがとうございましたm(*・´ω`・*)m

当初ブログを始めるのあたっての目標の一つとして、「短くてもキイてる文章を書く」がございました。
端的に、自分の伝えたいことを、真摯な言葉で伝えたい。

…な〜んて思ってたんですけど!どの口が言う?!

この作品は、恋愛部分もキャラクターも世界観も大好きですが、感想にも書きましたように、やはり「中学生」を中心に持ってきた「事件」が今読みなおしても辛いのですね。

その心残り?があるからこそ、奇跡の続編「嘘とナイフ」に一層感じ入ってしまったのかも…。
うん、あれは本当に傑作だよ、BL読みになってよかったと思ったもんな〜。

もし「BLカット10選」を選ぶとしたら、この作品の「敬礼」は必ず、何があっても、誰が止めても入れようと決めてます。←誰も止めないってσ(^_^;)

comment by: miru-ha | 2011/06/30 22:17

Leave a comment










TrackBack URL

http://imeson-bl.jugem.jp/trackback/4

TrackBacks