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勝手にBLグラミー・2009  イラスト部門

やってまいりました、年の最後を飾る一大長編企画
「勝手にBLグラミー・2009」

昨日の事もあやふやなのに1年を思い起こしてランキングを書く…。
本当に毒素読書メーターには感謝しております。

前回の「勝手にBLグラミー」は拙ブログ初(で最後の予定だった)ランキングだった事もありこれまで読んだすべてのBLを対象にお送りいたしましたが、今年は、
2009年中に初読みしたBLの中から個人感情丸出しで選抜した作品を本日より4回に渡ってご紹介してまいります。←縮められませんでした…。

掲載予定
1回目・イラスト部門…27日
2回目・ストーリー部門…29日
3回目・コミック部門…30日
4回目・特別賞各種…年明けてからどこかで←おいおい!諦めろって(笑)

毎年一回これだけ書いたら事足りるんじゃないの?と自分でも思うぐらいの部門数に失笑を禁じ得ません。
そもそも、仮にも「グラミー」と名乗るなら事前に候補作を発表しとけよって話ですが、そんな時間はどこにもない(きっぱり) ゆえに、候補作発表と受賞作発表が同時というトンチンカングラミーでございます。
今年の締めってことで、どうぞ笑い収めて下さいませね。
1〜10位までのランキングにすれば分かりやすいのですが、私にはその方がキツイ…
完全な優劣がつけられないんだも〜ん、候補作から1作だけ選ぶ方がまだましです。
きちんとランク付けできる皆様を心から尊敬いたします…。 
                                 

本日はイラスト部門、部門賞は以下の通りです。
・「最優秀表紙絵賞」
・「最優秀口絵賞」
・「最優秀モノクロ賞」

◎発表要綱
・発表の見方
  1ページ目…ノミネート作発表
  次ページ目…受賞作発表と授賞理由・総評

・管理人が「今年読んだ作品」から選出、今年度発行とは限りません。
・申し訳ありませんが、一部敬称略とさせていただきます。

「最優秀表紙絵賞」
2009年読了本で★4.5以上評価をさせていただいた表紙絵全作を候補作といたします。
イラストチェックしていない作品にはコメントをつけてあります。
■イラストチェック済ノミネート作品 
(画面ポチで各記事に飛びます※ここだけです)
    
 絵師:高階 佑      絵師:小山田あみ   絵師:槇えびし    絵師:Ciel          
 絵師:彩         絵師:彩          絵師:志水ゆき    絵師:奈良千春

■未イラストチェック・ノミネート作

   
絵師:奈良千春★★★★☆
なんだかんだといいつつも、やはり奈良様なしにBLイラストは語れないですね。
諸行無常のお絵柄はともかく(おい!)、構図、ディテールの深さ・細かさ、カラーリング、どれもワンダホーです。
どんなに奈良様がコミック道を極めようと、アート精神をお忘れになっていないと感じるのはポスター並みのアイキャッチです。空間処理だったり、タバコだったり、花だったり?人物以外で目を引く何かを必ず描く=視線を導引する、まさしくポスター=アートっす。
導いた視線を無駄にしない構図もお見事。
上の「龍&Dr.」作品はいずれも、奥行きを感じるナナメと垂直の交差ラインが特徴ですが、視線の流れをナナメに意識させるのはかなりの専門的な上級テク、相当な画力(と、描き込む気力)がないと絶対完成させられないのです。
こうやって色々な絵師様の表紙絵を並べてみると、この作品群だけが生み出す特殊な「視線」の流れに気がつかれますでしょう?
観る人の感覚を巧みに使わせる=記憶に残る絵となるのですネ。
マイスター、おさすがっ!!

しかし、見事に誰も触れあってない(抱きしめあっていない)な〜、視線も絡んでませんよ(笑)
 
絵師:実相寺紫子 ★★★★☆

お話は哀しいぐらいの出来でしたがイラストは美しいんですよね…。
すべてのBL萌えを凝縮したかのような1枚。
洋×和 剛×柔 陽×隠 加虐×被虐。
美だけを徹底追求した不自然なポ―ジング、受けだけ半裸
典型的な直列(縦並び)抱きしめイラスト、まさにBLイラストでございましょう♪


余談:抱きしめイラスト
BL王道イラスト、メインカプが抱きしめあって描かれる表紙。
大きく分けて以下の2種。
・直列抱きしめ(縦並び。正面または背後からのハグ)
・並列抱きしめ(横並びのハグ。抱きしめるというより触れあうって感じ)
その名の通り、直列は情熱アツいバー二ングラブ、並列は柔らかで持久力ありの愛です。
愛は電流、豆電球の輝きの如しなのです(笑) 

絵師:佐々木久美子 ★★★★☆   

絵師様の時代衣装が珍しく、しかも黒髪長髪。
完全に表紙買い。お得意の抑えた色調が時代とあっている。
が、お話が時代に合っていないため、結果として作品とイメージが合わないイラストになってしまったのがお気の毒。




絵師:珠黎皐夕 ★★★★☆

あまりの美しさに言葉をなくします。
シリーズ4作品の中では1番地味だと思うのに、それでも画像をUPにしたくてしょうがない!
単純に青いわけではない衣装、思わず目を凝らしてしまう。
何の画材で塗ってあるんだろう…ああ〜原画が見たい!!


絵師:穂波ゆきね ★★★★☆

柔らかい色調とイラストがとてもあっております♪
「群青」「薄紅」と来て、3作目が「桜」とはまた区別がつけにくい色を…。そこを何とかするためにこうきたか!の1枚です。
受けのお着物一つとっても絵師様のご苦労がしのばれます。
画面をうまく締めてて、かつ前作「薄紅」ともしっかり区別できるよう相当練ったであろう色選択。(構図も)

貴重な並列抱きしめイラストですが、この2人はホントは直列で激しく抱き合いたいのを抑えに抑えて生きてる2人なのでこれで良いのです。

絵師:高階佑 ★★★★☆ 
なんてタイトルに忠実な構図(笑)
でも2人の立ち位置にひとクセありです。ギリギリ抱きしめイラストながら、イニシアティブの取り方が通常と逆なのです。たとえ温度低めの並列(横並び)抱きしめイラストでも、ゆきねさんイラストのように2人はどこかで求めあっているもの。
でも今作は攻めだけがすがるように抱きしめてる。ただでさえ並列抱きしめなのに抱き返すどころか肩に手もおかない受け(笑) この2人の真の力関係が分かろうというものです。

高階さんはカップルというより仲間意識の高さを強調するような構図を取る事が多い方です。「眠る劣情」・イラストチェックで書きましたように高階さんがBL界にとどまるのはもったいないと思うのは、このような、BL界に染まりきらない感性を生かしてほしいなと願うからです。いや、いなくなっては困るんだけどね。
               *         *         *
  
以上 16点(何か大事な作品を忘れてる気がするが…汗)
ここから独断と偏見で選びました、2009年度最優秀表紙絵賞は、次ページで。

                                

「イラスト賞」なのにここから先は該当画像がUP出来ないので、作品を未読のかたには全然楽しくないかもしれませんね、ごめんなさい…。
該当作の表紙だけでもあげておきますので、雰囲気だけでもお楽しみいただければ…と思います。

◆最優秀口絵賞
口絵カラーで表現されるのは、作品中の名シーンやサブテーマ、脇キャラなど、より焦点を読み手の期待(妄想?)に絞った1枚です。 読者に「期待」してもらいたいのはここだ!と絵師様や出版社が押しているポイントが表紙よりずっと明快に反映されています。

作品をより期待させる=記憶に残る「口絵カラー絵」に捧げる賞ですが、今年は後々も思いだせる様な作品になかなかあたらず…。よってノミネートは1作。
自動的に受賞決定です。発表は次ページで。

                       

◆最優秀モノクロ賞(ベストカット賞)

作品理解(妄想)の最大の助けともなる、「BL」の存在意義の一端を担う素晴らしい「挿絵」システム、その役目を最大限に果たしていると感じられるカットに贈る賞です。
■イラストチェック済ノミネート作品
 
    
左から
・麻生海「命いただきます!」
・志水ゆき「蛇とワルツ」
・槇えびし「妖しの剣」
・彩 「F&B」13巻 
・奈良千春「愛炎の檻」

■イラストチェック未・ノミネート作品
絵師:朝南かつみ

不安定なバランスが、作品のテイストに不思議とマッチ。
攻めに寄り添うようにして受けが泣くカット、とても綺麗でした。
今でもはっきり脳裏に浮かびます。
記憶にしっかり刻まれる「一枚」ってなかなかないのです。

初読み時はファンタジ―と思っていたけどよくよく読んでみたら「歴史小説」、歴史上実在した国を舞台にしたお話でした。
受けがここまで脱いじゃってたら何時代でも一緒だわね(笑)

絵師:夢花 李

2005年作品なので4年前作品ですが、懐かしい味わいの絵柄。
キチンとインクとペンで書いた絵。超好みです♪
カット1枚目の吸引力はすごいですね〜。
ところが肝心のお話が「???」だったので、絵の麗しさが空回り。
絵師様にはお気の毒な作品になってしまいました。
どっかで似たようなコメント書いたな(ははは)



絵師:実相寺紫子
2007年頃の実相寺様はどれも素晴らしいですが、この作品は中でも最高傑作かも。
攻め受け2人以外にも違うタイプの美形が2人。実相寺様ご担当作品はこの世に攻め受け2人だけ!の濃ゆ〜い愛の世界が多いので(笑)、色々な美形バリエが楽しめる作品は貴重&楽しいです♪
この時点でスピンオフを書こうと作家様が考えてなくてもあのイラスト見たら絶対書きたくなるに違いないです。実際書いた(笑)

苦悩する美人受けを描かせたらこの方の右にも左にも出る絵師様はいませんが、という事はイタしている時の表情もバツグンということです。(え?違う?) ですから実相寺様は実はH画マスターでもあるのですね♪

絵師:珠黎皐夕

実はこの作品、カットもワンダフリャ☆なのです。
1度見たらわかる!とにかく見て!でございます。←なんだそれ?コメントになってない(失笑)

P89の仁…ひゃー、カ、カッコイイ!!




絵師:奈良千春 

ホント、読むんじゃなかった(笑)。
ここ(12月半ば)に来て本編もカットも極上作品、ランキング大変動です。

ここで簡単にチェックするのが惜しい。
「エス」1巻時とあまりにお絵柄が変わられたし、(私にとって)前作の「龍の兄弟〜」のカットが絶句の異星人(グレイ化)だったので、この作品の絵を拝見するのが正直怖かったのです。
しかし…。杞憂をあざ笑うかの如く繰り出される極上カットの数々。
まいったな。

            
                            

それでは、この後(次ページ)から受賞作発表です。





 
「最優秀表紙絵賞」

13巻のご支持が多いのも分かっています。
もちろん13巻の光すらあふれる美しさ、大好きです。

が、私としては…やっぱりこっち!
「FLESH&BLOOD 12巻」限定版
絵師:彩
 

やっと発行された12巻を手にした時の気持ち、雪舟画聖への想いと共に今も蘇ってまいります。
12巻の「12」という数字の考えなしの位置がどうにも許せませんが…でもね、12巻の限定版はタイトルロゴの色が微妙に違うんだよ♪
  ←通常版

絵師様交代という大きなハンデがあるからこそ、一層感慨深い3人のカット。この1枚で3人のこれまでの軌跡と関係が鮮やかによみがえります。
そしてこの絵をもっとも優れた表紙にしているのはカイトが伸ばす「手」です。
こちらの絵、手を伸ばさなくてもステキな萌え画でしょう?でも3人を見ている私たちに向かってあえて伸ばされる「手」。
この時代に1番先に来たのはカイトの「手」でしたよね!その手が今度はどこへ、何をつかもうとしているのか。君たちも一緒に行こう!と誘っているようにも思えます。
初めて担当する作品の表紙絵でこういう「手」の表現をした意味、雪舟画聖の後を継ぐ絵師様の覚悟と決意に心底感服いたしました。

12巻(再会とスペイン脱出)だけでなく、過去11巻まで象徴する見事な1枚です。


もう一つの選考理由は個人的思い出。
従来のだらしなさと面倒くささで全サ応募もほとんどせず、ガーデン活動に参加した事もなく同人や小冊子をめったに手にする事もないワタクシにとって、小冊子抱合わせのこの12巻がどれだけ嬉しかったか…!!踊らされてもいい!と発売日書店開店と同時に購入したただ1冊のBL…。
この先、BLを買わなくなる日が来たとしてもこの思い出が色あせる事はないんです(笑)

やはり本というものは、中身だけではなく思い出に付随して価値が上昇するのですね。だから個人差があって面白いのです♪
そしてこここそが新春特別企画「表紙絵投票」と年間グラミー「最優秀表紙絵賞」の違いなんですね〜。
作品を読んでなくても絵だけで麗しい!大好き!と思える1枚が「新春企画」
作品を読み「私」の一部と化した作品の中で最も惹かれる1枚が「最優秀表紙絵賞」
なのでございます。

             *          *          *

「最優秀口絵賞」
これしか浮かびませんでした。
「愛しているにもほどがある」
絵師:奈良千春


期待通り(または以下)の口絵が多い中、期待以上で魅せてくれたのはこの作品だけ。しかも表紙とコンボで攻撃力倍増です。
(なのであえて表紙絵賞候補から外しました)

表紙絵賞の奈良様コメントでも書きました「視線の移動」効果がこの作品でも生きております。
表紙買いしたいほどのクオリティなのに本当に魅力を発揮するのは作品を読んだ後。口絵は更にその傾向が顕著です。
上の彩さんでも口絵は萌え中心なのに…この妥協のなさ、誰も真似できない。


◆最優秀モノクロ賞(ベストカット賞)

一番悩んだ賞です…。
結局結論が出ず、イレギュラーのダブル受賞です。 

「ドロップアウト 甘い爪痕」
絵師:実相寺紫子
「最果ての空」 
絵師:奈良千春

「最果ての空」を読むまでは実相寺様でほぼ決まりだったんですが…。
映画の様なカメラワーク、華麗な絵柄、ドラマティックな演出、すべてが作品イメージ(なんちゃってチャイナマフィア界)とピッタリ♪ 続編よりこの第一作の出来が断然いいです。ツッコミどころの多い本編を高い満足度に置き換える、挿絵の本髄を極めた作品と思います。
でもなぁ…「最果ての空」は本編にツッコミどころがほぼないのに、より満足度を高める出来栄え。
作品貢献度は異質ながら力はイーブンです。よってダブル受賞といたしました。

次点は「蛇とワルツ」「命いただきます!」「青銅の愛人」
特に珠黎皐夕さん「青銅の愛人」は挿絵でなくただの萌え画としてならば1位にしたいです(笑)
 
                              

ああ、終わった…終わらないかと思った…。
でもまだ初日なのよね(笑)

次回も激ナガです、ご覚悟下さい。










 

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Comments

>まOO様
拍手コメントありがとうございます♪
そしてお礼とお返事が大変遅くなった事、本当に申し訳ありません…。
自己管理の甘さで臥せってしまい、せっかく「楽しみ」といっていただいた2回目も遅くなってしまいました。

おかげ様で全快いたしましたので、本日中に3回目をUPいたします。お時間ある時に読んでいただければ嬉しいです。


>円陣様
私も気になって1年分の読書記録調べたんです(笑)
そこでようやく、2009年は円陣様ご担当作品を3冊しか読まなかった事に気付きました。なんでだろう…。

代わりといってはなんですが、ただ今鋭意制作中の(まだ終わらない自分に失笑)「グラミー・特別賞」のある部門で円陣様が1作入っております。
お察しの通りアレです(笑) 
でも、こちらの完成はもう少々(というかかなり?)お時間下さい…。


拍手ありがとうございました、ぜひまた遊びに来て下さいませ♪
comment by: miru-ha | 2010/01/03 14:51

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