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「妖しの剣」 剛しいら/槇えびし

皆様、こんばんは。本日2度目のmiru-haです。

おまたせしました、新刊エントリー。
激忙時秘儀!「出来あがったパーツからUP」第2弾です。(第1弾は11/10UP「桜の下の欲情」

本日は剛しいらさんの「妖しの剣」のイラストチェックのみです。
すみません、今週は多分これが精一杯…。
そ、そのかわりがっつり書きましたから!

絵師様アンケート開催中ゆえ、いつもより数倍気合入ってます(うそです、単に好みなだけです)
本日も汁気満載、防水対策よろしくお願いいたします。


  イラストチェック/槇えびし(アート派極上マスター)
カラー★★★★☆4.5
毎月ドンドコ発行されるBL本。平台には常に新刊が山盛りです。
その中ではっきりと異彩を放つ、どうしても目をそらせなかった「絵」、それが槇さんの今回のイラストです。こんなに引きつけられたら、表紙買い、そりゃするわよね〜。
「黄昏に花」ご担当時はそこまでの吸引力を感じなかったですが、最近の作品はいずれも素晴らしい!です(4冊ほどしか知らないが…)

今回はこれまた…。
抑えた、というよりほぼない色調にクセありのアングル、「カラー」を逆手に取った実に勇気のある1枚です。余白の使い方も…イイ。
アート性に長けていれば多少の狂いなんぞ気にならないものですが、こちらはその典型です。
アート系マスターの最高峰を彩さんと2分しております。挿絵マスターに押したいくらいなんですが…押せない理由はカット編で。
タイトルが剛さんらしい、というか、ベタなのがまったくもって残念。ロゴデザイン自体はいいんですけども…。でも、ちゃんとご本人がしっかり考えたタイトル(に違いない)ですから◎!

口絵、この文庫での絵師様の(多分)前作「箱庭」と同系統の1色濃淡の色使いです。
もともと多色な色使いされる方ではありませんが、この「色」…。
これはおそらく文庫名「もえぎ」に敬意を表して絵師様が選んだ表現、だから萌葱(もえぎ)色一色で描いてらっしゃるのでは…と思います。
全く的外れの分析かもしれませんが私にはそう思えるのです。そしてこの絵師様のお人柄に惚れたのです。
だって誰1人いないよ?もえぎ文庫でお仕事されてる絵師様で本当に「萌葱色」で描いた方は。
この文庫でのご担当作品に残念系が多いだけに(お好きな方ごめんなさい!)、なんとももったいないです。

横溝正史の世界とかガツッと描いて下さったら素晴らしく見ごたえがあるだろうな〜、なんて思います。

カット★★★★
普通カットで鳥肌が立つ…こんなことは久しぶりです。

ぁ、意味わかりにくいですね、え〜っと、BLというジャンルで必然&特徴的なカットはやはり春画、いわゆるエロシーンなんですね。
ですからどんな絵師様の作品でもH画こそ、絵師様がもっともアツく描くところ、言い換えれば、無意識下の個性がはっきり反映されるところでもあるのです。
画面処理や表現はもちろん、以前書きました「続・笹上嬢を探せ!」での最終判断ポイント「ちOび」のように、絡み方や局部描写方(ひーっ、なんてツツシミのない…!!)に絵師様の好みや性格、考え方等がガツッとでます。
何に「萌え」るかでその方の人となりが分かるのは小説でもイラストでも同じですね。こんな事書いてる私もどんなやつか大体お分かりでしょう?わはははは。
その他H画はイロイロと楽しい傾向や分析が出来るので、これだけで前回のイラスト考察を軽く超える長さになるのは間違いないです。(前回は4回に分けましたが、それより長いって…失笑)
以前どこかで、「イラスト考察で最大のネタがあるが、人格を疑われそうなのでとても書けない」とぼやいた事があるのですが、実はこの最大ネタ、とはずばりH画のことでした。

話が脱線しましたが「普通のカット」とは、Hシーンではない、純粋に小説の1シーンを描いたカット、という意味です。
H画やイチャイチャ画に入魂・鳥肌するのはBLならば当たり前と言えば当たり前(実際は少ないけどね)、でも普通のカットで「鳥肌もの」はめったに来ないのです。


今作のカットは作品すべてに一貫した思想があり、イラスト全体で一つの絵巻になってます。
後半に行けばいくほど、妖しの剣に魅入られるがごとく絵の凄味が増すのです。数々の濡れ場をほっといて(ホントに1枚もない)「最も妖刀の力が強い時」が「最も絵にキハクをこめる」なんて演出、誰が考えるんだ。
音楽でいえばcrescendo(クレッシェンド)「だんだん強く!」です。まいったな、おい。(最近「のだめ」を読んだのがバレバレ?笑)
P161の鳥肌度はもう千秋の弾き振りコンサート並みです。まさに総立ちの世界(笑)
ぼちぼち準備中の「年間ランキング・イラスト部門」のベストカット賞候補作です。

「アート派マスター」と申しましたようにイラスト=1枚絵の絵力抜群なんですが、コミックも近年描いてらっしゃる方と思うんです。お顔の表情がドンドン豊かになってますので…。
でもそれが良くも悪くもあるんだな〜、重厚で芸術的なアート表現とコミックチックな軽めの顔の表情がアンバランスでどうにも違和感。
特にP27、「妖し」の化身、今後続く妖刀の悲劇の源である「鬼」のカットが、もう…痛恨の一撃。節分のお面でももうちょっと怖いと思うの…。
※余談:「
今後続く妖刀の悲劇」
この作品は某レーベルから出て現在絶版の剛さん作品「古都の紅」「古都の紫陽花」にでてくる対の妖刀二振り「紅」と「白」の誕生秘話?となっています。5百年の時を超えたスピンオフって事ですね〜。読んでみるまでわからなかったです。
「古都の紅」は剛さん作品中、上位ランクイン作品(あくまでも私の好み)なので、出会えて嬉しい♪けど妖刀の凄味は「古都の〜」の方が数段上です。
……ってことは本編感想で書くつもりだったがここで書いちゃったな、ははは。

この振り幅のでかさが挿絵マスターに押しきれない理由でして…。
★4評価は★6と★2.5の平均なのです。
これが「個性」ならこれでもいいんですが、多分まだアートとコミックと表現法(デジタル処理)の融合の模索段階、今後どんどん洗練されていかれると思うんですよね〜。
もう少し振り幅が落ち着きましたら挿絵マスターに認定させていただきたいと思います。←おいおい何様よアンタ






※本編感想とイメージソングは後日追記いたします。

 





     
〔絵師:槇えびし〕 〔カラー:★★★★☆〕〔カット:★★★★〕〔画:レアアート〕

                                  

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