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「蛇恋の楔」 沙野風結子/奈良千春

なんちゃってあらすじ
平凡な大学生でいたかった…宿命は凪人に蛇であれと迫ってくる。
角能に愛される1人の人間でありたいと願う事はこの身には罪なのか。迷いの代償とばかりに傷ついていく大切な人。心身ともに傷つく凪人はやがて…

おはよーございます。ピーカンです。
「ビューティフルサンデー」の歌詞偽りなしの朝に、蛇とか淫とか踊るタイトル。家人にばれたら言い訳できません。ご本人いわく「斜めにがんばっている」沙野風結子さんの傾斜角度が好みなので、バレても悔いなし、ですが。

こういったオドロオドロ系って実はイメージソング付けにくい、ということに今更ながら気付いてしまいました。早くもブログ閉鎖の危機?いえいえネタは数百あるのです、負けないぞ!…数百はないって。
 
という事でライトな感想とイメージソングは コチラ!
  ◎イラストチェック
カラー★★★★4.0
奈良千春さんBL読み始めて初めて知った絵師さんです。自称・少女マンガ王には縁のないお方でした。もったいない事です。
妖艶な蛇に抱かれた表紙も黒々と素敵な本作。蛇のヌニュルル〜ッとした質感が伝わってくるようです。1作目「蛇淫の血」とは少々絵柄が変わって若返って見えます。特に角能。
「爬虫類のうまさは実力に比例する。」が私の持論でございます。哺乳類までは描けても爬虫類や昆虫を多角度で描くのは本当にむずかしいのです。奈良さんの力量の凄さがはっきり判る素晴らしい絵です。口絵も凄いアングル。覚悟の象徴・「初恋」を「ピー」で汚す凄まじさ。角能、鬼です。
カット★★★★4.0
若返った画風が、重い本書ではちょっと浮き気味かな?表情は豊なんですけどね。相変わらず素晴らしい刺青。いつか奈良さん刺青ランキングをやってみたいです。P213のカットはまさに奈良さんって感じ。もう1点、奈良さんが素晴らしいのは、シーン。絶対にノーマルポジションじゃ描かないぞ!と決めているかのように、様々なアングルからの激しいマグワイ(という表現につきる)
しっかも…ご立派…いやいや。

◎本編感想
「蛇淫の血」で自分のもう1つの顔に気づかされた凪人。
今回は2つ(2人?)を1つにするための試練=脱皮の章です。
「とことん堕ちないと脱皮は出来ない」と凪パパがのたまったとおり、凪人に降りかかる不幸は半端ありません。絶命以外の思いつく限りの不幸の連続で、通常の人間なら発狂してもおかしくないところ。(実際人格分離してますし、後1歩でビリーミリガンです)でも凪人には、それを乗り越えより大きく深く生まれ変わる事しか許されない。出来なければ死ね、といわんばかりの凪パパ。さすが子育ても哺乳類離れしてます。周囲まで巻き込むのも蛇の性?

角能は望んで共にある確信犯なので、自身の「禊」もやむなしですが、折原とかお祖母様とかの痛い目っぷりはワリにあわね〜って感じです。病気だったから遅かれ早かれって、むしろつらいでしょう?

これだけ『サンタフェ』並(古っ)に大胆に脱いだのですから、凪人にはぜひとも伝説の大親分になっていただきたいと思います。


凪人があっさり攫われたり、壮絶な復讐をした数井の動機が単純な誤解だったり、ところどころ詰めの甘さを感じてしまいますが、角能が素朴な凪人を探してしまう理屈で割り切れない恋情や凪人を生かす為己を焼く激しさはさすがの迫力です。

「蛇」の角能にしても、「蜘蛛」の久隅にしても、「赫蜥蜴」の熾津にしても、このシリーズの攻めは必ず愛の証しに身体の一部を差し出すんですよね。もしやエンゲージリングの代わり?(笑)なまなましい誓いだな〜さすが爬虫類。

◎イメージソング
 「Daydream」 MAY’S
PVは 
http://www.youtube.com/watch?v=-d7UngNgup8
これすぐ消されてしまうので早めに見てくださいね。

かっこいいですこの曲!イントロ尺八と三味線でビートを刻んで、ボーカルはシャウトしたりしないのに、力強い。
前作『蛇淫の血』よりも脱皮し終わった本編のほうがこの曲には合うかな。ぜひ『赤蜥蜴』のラストまで想像しつつ「ながら」読みしてみて下さい


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[小説・作家名さ行]沙野風結子 | comments(5) | trackbacks(0) |

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Comments

■このページに拍手下さった皆様、本当にありがとうございましたm(*・´ω`・*)m

このシリーズ(虫シリーズ)は「獣〜」シリーズの次に好きです。イラストと世界観の融合がすっばらしいんだもの!!
特にイレズミ!イレズミ!!
これ以上のイレズミイラストにはきっともうお目にかかれないでしょう。

このシリーズでは、どの虫(攻様)も純愛の証しとして、体の一部を捧げるんだよね。それも必ず炎で清めるのです。焼きゴテしかり、銃弾(火器)しかり…。
暗陰なる闇に融け込む純愛を、業火で浄化し結晶化するってことなのかな。凄まじいエンゲージリング(ボディ?)でございますね。
BLヤクザは愛を語るのも大変です。


初めてご紹介したイメソン MAY’Sの「Daydream」、今でも大っ好きな曲です、PVもかっこいいんです。騙されたと思って一度聞いてみてくだしまし♪

comment by: miru-ha | 2011/06/30 21:42
こんにちは。miru-haさん。

今日は意外なページから失礼します。
先日はお返事ありがとうございました!
あと何枚か写真が残っているのでメール便?でお届けいたしますね(笑)

少し前のみるはさんの読みかけBL本。
『蛇淫の血』?『契』?でしたか??
見ていたんですけど・・・ボケ頭にはインプットされず、

先日また書店を徘徊していて

おっっ!!
沙野さんの新刊だ〜!
と思い、表紙イラスト絵師さまの名前が帯で封印されていたので確認もせず購入したのですが

開けてビックリ!

奈良画伯ぅぅぅ?

う?と慌てて 裏表紙捲ったら 初出2006年モノだったのですよ 再版だったんですね。

そこでようやくこの表紙が みるはさんの読みかけ中としてUPされていたことと≒結びついた次第。
このアルツハイマー脳もはや発酵してますよ。トホホ・・・

発酵脳をいいわけするにしても この奈良画伯のイラスト、
みるはさんのおっしゃる 激変過程そのものって感じですね。

う〜ん。。。。参りました!

続き(契)が28日にガッシュ文庫から出るそうなので
この記事の 蛇ヌニュルル〜 私ももうすぐお目にかかれると思うと今からたのしみです!

このシリーズはまだ想像範囲内のモノみたいなので(笑)沙野ワールドにナンとか喰らい付いていけそうデス!
ちょっと 触手 搾乳 とかのキーワードは息切れしちゃいます。まだまだ修行が足りませんね ハァ。。
comment by: iku | 2011/11/18 17:01
■iku様
お恥ずかしいファーストレビューにコメントいただき恐縮というか赤面というか…(大汗)
誰も読んでないと確信して書いていた1人上手時代(2009年6月頃まで)の記事は、もうもう全部非公開とさせていただきたいぐらいなんですの!
このような意味分からん文章をよく読んでくださいました、申し訳なくもありがとう…!

でもってですね、ただ今書店であたかも新刊のように陣取っております「蛇淫の血」は、新装版でございますですよ。

このシリーズは蛇・蜘蛛・蜥蜴とタイトルに虫偏のキモい小生物がつく、通称「虫」シリーズと呼ばれているものでして、先月出た「蛇淫の血」と今月出る「蜘蛛の褥」は、長らく絶版となっていたシリーズ第1作とスピンオフ的第2作の新装版なのですね。つまり、書きおろしがつくってことなのよ、ゆえに購入=手のひらダンス踊りまくり

元レーベル・ラピス文庫が休刊になって、その後、どういう経緯か不明ながらリンクスからでた第3弾がコレ「蛇恋の楔」なのです。

タイトルに「蛇」がつく通り、1作目・子蛇組長ナギトの続編で、「蜘蛛」や「蜥蜴」は主役が代わるスピンオフとなっております。
わたくしはこのシリーズでは蜘蛛カプのお話が好きでして、「蜘蛛」出版直後、作者様サイトで公開予定だったが叶わなかった幻の蜘蛛カプSSを、今回小冊子に収録してくれるのではないかとの読みから、全4巻持ってるにもかかわらず、この度の新装版を買うことにしたのです。

でもってこのシリーズ1作目から3作目間でもかなりのお絵柄変化が見られるけど(上の感想でもそこを書いています)、それも可愛い範疇だった…と思うぐらい現在は方向性が全っ然違います☆
今の絵師様画が嫌いなわけではありませんが、この作品のイラスト描き下ろしはわたくしも望まない…σ(^_^;)

機会がございましたら、観てみてくださいませ♪


comment by: 触手はOKだが、搾乳(爆)はご勘弁☆なmiru-ha  | 2011/11/19 16:16
こんにちは。
この記事がみるはさんのお初レビューだったんですか?
それはスゴイ!!!なんかうれしい〜!

”意外な”というのは散々高階さんネタばかり送っていたので そういう意味の 意外 ってことで・・・(笑)


『血』、面白かったです!
ちょっと催淫剤使用のくだりはお手軽かな?とは思いましたが・・・
単純に続編が読みたいなぁと思ったんですが、ガッシュ文庫から28日に出るのは『蜘蛛』のほうでしたね。でも、みるはさんお奨めシリーズとのことなのできっと買いますよ(笑)なにせ私の水先案内さまですもの〜!

『契』のほうはBoo○ offさんあたりに検索かけましょう。


そろそろ夏に申し込んだキャラ小冊子が届く頃ですね。忘れかけてましたが、内容変更があるらしく・・・はがきが届いて大慌て!娘の目に触れる前でたすかった。。

そしてリンクスさんの小冊子情報はまだみたいですね。。
今からドキドキ〜です。

それでは、気温差変動の激しい毎日ですが、お身体ご自愛くださいませ。

comment by: iku | 2011/11/20 18:14
■iku様
>みるはさんのお初レビュー
そうなのです、はじゅかし〜(/ω\) なんせ記事ナンバー「3」でございますからね。(1と2はご挨拶とご案内)
最新記事のナンバーが700超えてますので、もうどんだけ前なのかって感じです。
でもこんな風に恥ずかしがるのは当人(わたくし)だけで、はたから見たら今も昔も文才の無さは変わんないってことも重々承知しておるのですけどもね(笑)

意外の意味、もちろん了承しておりますですよ♪高階さんも奈良様もイラストスキーなら惹かれてやまない絵師様ですよね。

>水先案内人
もったいない重役を仰せつかり光栄です!でもとてもじゃないが、この広大な腐海をご案内できる器量がございませんので、ご一緒にぐるぐる迷い散歩を楽しむつもりで道中ご一緒してくださいませね。

>『血』
ぜひぜひ、蛇淫→蜘蛛→蛇恋→赫蜥蜴の順で読んでみてください。最終巻がよりグッときます。

>夏に申し込んだキャラ小冊子
お〜危ない危ない(笑)←お嬢様←うちはカミングアウトしました(汗)
このハガキ、萌え友様に「届いた」とお伺いしてから我が家にハガキが届くまで2日ほど時差がありまして、もうその間若干パニック☆もしや応募が上手くいかなかったのか?!とかなりやきもきしました。
ユギさんご病気とのことですが、心配ですね。お早いご快癒をお祈りしつつ、来月の新刊を買おうと思います。

>リンクスさんの小冊子情報
2011年最終号がこの間出たので、たぶん次の号(2012年2月号)に載ると思います。私もこれだけは買い漏らさないようにしないとな!


明日(もう今日か)はかなりの冷え込みだとか。お互い風邪など召さぬよう気をつけてまいりましょうね

comment by: miru−ha | 2011/11/21 01:19

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