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「今週のTOP1でBLイメソン」〜「ベンチマークに恋をして」井村仁美

ホントに1週間が早いですね。気がつけばいつも土曜企画を書いている気がします。なんでだろ。
 
今週のTOP1は某ドラマ主題歌が来ました。
月9についていけなくなったのはいつ頃からだろう。今回も全く見ておりません。

お恥ずかしい事にこれを書くまで、ドラマ原作は井上雄彦氏の宇宙バスケマンガだと信じていた…デス。舞台を地球、というか日常生活に置き換えて実写化したのか,チャレンジャーだなと。でも原作マンガの面白さ(異形である良さとかこっそり女性が入っていたりとか)が台なしじゃん、と勝手に納得し興味がなくなってしまいました。
けど、全然違ったのね…火9ならともかく月9だもんね、早合点してすみません。
でもやっぱり学生カプはきついので今後も拝見しないと思います。ごめんね、山ピー。(別に好きじゃないけど)


2009・8・30付 TOP1は


B’zの歌詞は耳に気持ちいいサウンドと裏腹に過激な歌詞がちょいちょい入ってますよね。
大人向けのビターなメッセージですが、ノリが良いだけについつい無意識に鼻歌で歌ってはどぎつい歌詞を口ずさんでしまっている事が良くあり、ふと我に返り「えらい事いってもた!、だ、誰も聞いてないよね?」と1人焦る事も。

今回の歌詞は過激とはいかないまでも、妄想が止まりません。

「アナタは私のほんのイチブしか知らない」
「人生のオカズになれるくらいです」

ここを重視したエロエロBLでもよかったんですが(笑)、やはり歌詞の目指すところに忠実に「愛し抜けるところが1つでもあればいい」生き方を実践している、このお2人の超本格ワーキングラブを。
以下ネタバレ感想、今日も長い。です。


  ◎イラストチェック/如月弘鷹
カラー★★★3・0(コミック派)
10年前の絵ですからお若い。
表紙の絵に顔汗「」を必要とする表情を描く方は珍しい…しかも1巻で。判断するまでもなくカンペキコミック派ですね。
この表紙から相当受けは嫌がってるけど強引に迫られてるのかと思ったらそうでもなかったです。
カラー表現としてはまだまだ自分探し真っ最中、というところでしょうか。
カット★★★3・0
今となっては懐かしいテイストです。勢いのある筆圧強めのペンタッチ。
新谷かおるさんとかに影響受けてらっしゃるんじゃないのかな〜、髪型とか顔の輪郭に面影が…。
この絵師様の方がずっとバランス取れてますけども(苦笑)
ホワイトハート(以下WH)の惜しみないイラスト枚数版(10枚)です。惜しみまくり版最少は4枚です。ムラありすぎ。
「許可証を下さい」イラストチェックでも書きましたが、1冊あたりのイラスト枚数がムラなく多いのはシャレード文庫です。パチパチパチ


◎本編感想
「アナリスト」をえ、下ネタ?と1人焦るぐらいの経済オンチでございます。「ベンチマーク」という言葉はまったく知りませんでした。
こちら10年前の作品ながら、ご主人がアナリストでいらっしゃるほぼその道の方と言っていい作家様が丹念に業界を描いていらっしゃるのでワーキングBLとしてはハイレベル、今読んでも教わることだらけです。
「ベンチマーク」からアナリストの内訳?とそれぞれの名称(アナリストは総称でもあるのです)、日経アナリストランキングなど「へ〜」「ほ〜」と、与作なみの感嘆詞しか出てこない。
勉強になるなあ、BL!(どっかでも書いたな、このセリフ)

本作の主役・邦彦は外資系の証券会社で働いて3年目のアナリスト、優秀だがまだまだ駆け出しです。業界描写もリアルなら当然職場描写もリアル、本当にある会社の日常の1シーンを見ているかのように同僚や上司がイキイキ描かれています。
多少表現にクセがあって、せっかくの作品の味わいが若干軽くなってしまっているのが惜しいですが、これはBLですからそこはしょうがないか。
逆に言えば文章表現がもうちょっとじっくりした味わいなら一般小説としてもそん色ないぐらいなんです。御木宏美さん作品のように業界部分だけをページが真っ黒になるまでゴリゴリ描いてるわけじゃなく、谷崎泉さんの「しあわせにできる」のように職場はイキイキでも仕事内容(特に攻め)が謎なわけでもない。秀さんのように攻め受け2人(だけ)で仕事してるのとも違うのよね。
ワタクシ的ワーキングBL最高峰「許可証を下さい」といい勝負かもしれません。ワーキング描写については。
※上記各作者様の感想ページへのリンクは当記事下に別記いたしました。

で、肝心のラブ部分。
攻め・鷲崎は超優秀なストラテジスト(アナリストの一種、詳しくは本編でどうぞ♪)、一瞬ヴァイオリンの名前かと錯覚する(あれ?しませんか?)難しいお仕事でランキングに個人名が載るほど実力のある業界のカリスマです。
彼と邦彦の馴れ初めも、邦彦が抱く気持ち(初め反発、その後心酔)もこじつけはさほど感じられずいい感じなのですが、攻めがねぇ。
バツ2で男盛りの37歳(ここでも「36の壁」が、笑い)。
37でバツ、お互い多忙すぎて数年で離婚の元妻がたとは今も友達って、この人私生活では読みが甘いんじゃないの?自分の事は分からないけど世界経済は読み切る男に少々苦笑です。

おまけに邦彦をほぼ強姦に近い状態でモノにしちゃうんですが、これだけ心酔させといて「下心」では、BLでいえば敵役、いやな当て馬上司のやり方そのまんま。
そしてMr.鷲崎?
またも同じ業界からパートナー選んだら「多忙」を理由に別れる事になるかも、とは思いませんの?2回も失敗してるくせに「慎重」という文字は浮かばない?ホント「思い立ったら吉日」タイプの困ったちゃんですね。(しかも毎日吉日、ぶはははは!)

その後も邦彦視点でグルグルしますが、実は振り回しているのは困ったちゃんの攻め。
ほとんど初交際に近い、駆けだしアナリスト邦彦クンが可哀想です。(ワハハ)
業界描写、職場描写に比べると2人の関係が軽くてどうしても浮いちゃう。ここが「許可証シリーズ」と違う所なんですよね、あっちはすべて完璧だもの。
でも攻めはこういう人なんだ、多分作者様は「カリスマ」だって悩める存在なんだと言いたくて、人間臭さを出すためにこんな困ったちゃんにしたと思えば、その方向性には「?」はあるものの面白く読めます。
特に攻めと受けとの仕事上の対決。
このシリーズは何年かかけての全5冊(今のところ)なのですが、1冊目でもはやワーキング天王山です。この時点で続編決定してなかったからかもしれませんが、早々と夢の対決で(といっても実力差がありすぎるから直接対決じゃないんだけど)盛り上がりが惜しみない。

早々対決してしまった2人が今後どうなるのか、邦彦は鷲崎の会社(彼は独立して、今は社長です)に移るのか。他もろもろとモテモテ邦彦クンのその後は続編でどうぞ。



←2作目・1999←3作目・2001 
 ←最新上下巻・でも2005

気の長いシリーズだこと…。
他にスピンオフ(というかこれがスピンオフ)、邦彦のお友達銀行マン編があります。←こちらは未読・読んだ方感想お聞かせくださ〜い


★下:講談社文庫版。
ビミョーにタイトル変えてあるし新シリーズかと思って買ってしまった…。
まさかWH版と同じだとは、サギでしょう!
しかもWH版よりいやらしげな改題、なんで?



でも文芸文庫昇格ってすごいよね。山藍せんせー以来じゃなくって?






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Comments

拍手下さった皆様、どうもありがとうございました♪

こよなくワーキングBLを愛する私、この作品の本気のお仕事部分大好きです。

実は長くなるので割愛してしまった部分があるんですけど、ここで書いてもいいですか(笑)

この作品の「女性像」についてなんですが…。
この作品では女はリアル、男はファンタジーです。作家様の作品創作基準がすべて「経験」から来ているゆえだと思います。

主役・邦彦の同期の女の子、攻めの元妻、ここに出てくる女性は気持ちいいほど仕事第一・上昇志向=男性思考です。
女性ゆえの悩みやハンディに対するグチの数々は、言い換えれば「同じ男だったら負けてないのに!」という想いの裏がえしです。
作者様か身近な誰かが実際に抱いていた想いと思いますが、ここまでBLで描くのも珍しい。

これに比べると邦彦はやっぱり頭で作った「架空の人物」、彼の性別を女に変えてもまったく同じ展開ができます。
作者様がお話を創る時、恋愛の女役を「受け」に投影しているからです。

だから極上ワーキングに比べると「恋愛」が「よくある」という評価になってしまうのです。
投影ばっかりだとネタなくなったら書けなくなっちゃうもの…。
そこが残念なんだよなあ…。
comment by: miru-ha | 2009/09/26 16:08
■このページに拍手下さった皆様、本当にありがとうございましたm(*・´ω`・*)m

エビスで大繁盛中の某デザイン事務所と同じくホモパンデミックス作品でありながら、読み応えが全然違うのは、今作のワーキング部分が光りまくっているからでございます。
たま〜に読み返すと時を忘れてイッキに5巻いっちゃうもんね♪

これが実社会だったら、鷲崎氏のような30代で3回も離婚してるベンチャー企業のカリスマなんて、怪しすぎて近寄りたくないですが、BL界だと純愛の証し=釣書並みのハクなのでございますよね。楽しいなぁBL♪

comment by: miru-ha | 2011/07/02 01:19

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