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真夏の祭典・萌え燃え華不魅様♪ 第3回〜「一天四海」

第3回目は、世界創世記・一国編「一天四海」をお送りします。

 ←華不魅さんサイトから拝借させていただきました。
1巻あらすじ
死者の国におとされた盗賊カラスは、女王の娘テンガに出会った。自己を求めて脱皮しようとするテンガと共に地上へと旅立つカラス。滅びゆく旧神の力を借りるべく「倭」国を旅する2人を追う者、狙う者。彼らの目的は…。

2巻あらすじ
旧神イザナギを捜すカラスとテンガ。西海の港で出会った旧神イソラと共に彼らは倭国の帝都・蓬莱へと渡って行く。彼らを導くように聞こえる声は国の長・帝(みかど)の…。

3巻あらすじ
新神の思惑、旧神の思惑。
世界再生の鍵を握るテンガは、新たなる「一天四海」創造のため行動を起こす。旧世界に生きる人々は滅ぶしかないのか、テンガの選択は?カラスの正体は?
「一天四海」は古代日本神話をベースにした架空の国「倭」を舞台に、八百万の神=旧神と仏神=新神の勢力交代を中心としながら、神と人・人と人との在り様を描いた人間愛あふれるファンタジーです。
日本神話は今でこそゲームなどでよく見かける題材ですが、15年以上前にここまで本格的に扱った少女マンガは「イティハ―サ」か山岸涼子作品群ぐらいしかなかった様に思います。

余談:
日本神話絡みのコソッと大傑作が西谷 祥子「日の輪月の輪」です。
御大・手塚治「火の鳥」に勝るとも劣らない世界観、エジプト神話と日本神話と魏志倭人伝をMIXしたアッケの設定(でもムチャじゃない)ながら王道ラブコメでもあります。おまけに一巻完結!
目に星の入ったいわゆる「少女マンガ」しか描かないマンガ家さんと思っていたので、新鮮に驚きました。あれはもっとじっくり描いて欲しかったわ。


実際の日本でも須佐之男命と牛頭天王が同一視されたりする「神仏習合」はよく見られ、神社仏閣や仏像鑑賞時の楽しみともなっておりますが、そのあたりをインドのヒンドゥー教から来た仏神、梵天や吉祥天などと絡めてファンタジックに掘り下げ、最後は古事記の伝承に沿わせてしまう柔軟かつ果てしない創造力。
日本(倭)に仏教が浸透していった理由を、マンガらしく華やかに解いて下さいます。煩悩を抱き人と変わらぬ悩みや願いを持ちながら不老不死・至高の存在であらねばならない新神の苦悩と同じ神ながら成りたちのまったく違う「旧神」。
気付かないほど優しい支配と厳しくて時にはつぶれてしまうほど重い自立。どちらが幸せなのか結論は出さないけれど作者はこう願う、という形で結末を迎えます。若干のラブを加えながら(笑)
これをコミック3冊でやってしまうんですから恐れ入りますよ。

伏線の張り方と回収が絶妙で、特に新神(仏神)間の想愛?関係にはある種の「萌え」まで投入して下さいます(笑)
帝釈天の弥勒への黒い愛情は必見です。




本当は創成?規模からいうと次作は「鉄錆廃園」の方が流れがよいのですが、この作品の完結記念の祭りですのでこれはトリに。
次回は「グラマラス・ゴシップ」を取り上げます。






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Comments

■このページに拍手下さった皆様、本当にありがとうございましたm(*・´ω`・*)m

今でも時々読み返す、私の大好きな作品です。
八百万の神と仏神の転生…壮大でカッコ良過ぎて涙が出る。
衣装デザインも素敵だったんだよな〜♪

comment by: miru-ha | 2011/07/02 00:12

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