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真夏の祭典・萌え燃え華不魅様♪ 第5回〜「鉄錆廃園」

真夏の祭典・萌え燃え華不魅様

お待たせいたしました(自分に言ってます)、連載開始から18年の時を経て遂に完結!
愛蔵版で豪華に復刊された伝説の一大ファンタジーをお送りします。
まさか、この作品の完結感想が描ける日が来るなんて…。

あらすじは密林さんからいただき、少々手直ししております。(おこがましいですけど…だって読みにくいよ、これ!)
皆様ご協力のアンケート結果発表&カプ特別考察も次ページでご用意しております。

■第1巻あらすじ
九人の魔物に一族を殺され、双子の姉を連れ去られたハザは“外れの”魔法使い・ジェルソミーナと出会う。彼とともに鉄錆廃園へ向かうハザ。
そこで最後の古代王国「ヨナ・エリドゥ」の天人たちと、魔物の戦いに巻き込まれ……。

表紙チェック:アルセイデス



■第2巻あらすじ
幾千万の魔軍が人界を襲った 六百年年前の大災害〈マグナ・ディザスタ〉。
すべての元凶は、人にして魔法使いでありながら人界を裏切り魔物の王となった男―イーサ・メル。そのイーサ・メルが語りかける。ジェルソミーナ=ソダイに「戻っておいで、我が半身よ」と…。
長い戦いを続けるソダイは、ヨナ・エリドゥで「天の玉座」の本体に侵入する!?
 
表紙:ジェルソミーナ

■第3巻あらすじ
ハザの双子の姉・リイスが…!「トゥエの鍵」はハザのもとへ。
そしてハザの中に収まらず暴走し出した月闇姫の力は、すべてを喰らいつくさんと、サン・レートへ、世界へと流れ出す…!



表紙:カラ(ええっ?笑)                                                                    

                                                             

■第4巻あらすじ

サン・レートは滅ぶ。ソダイは、すべての者に撤退を呼びかける。そして、ヨナ・エリドゥでは、最終プログラム「エレシュキガル」が発動、天の玉座に取って代わり、天の丘は崩れていく。
ソダイとイーサ・メルの長い宿命は、どんな結末を選ぶのか。伝説のファンタジー、ついに完結!!


表紙:イ―サ・メル



◎表紙チェック
さすが1200円の豪華本、表紙の押し金装丁にうっとりです。
当初予定していた描下ろしが作者様体調不良のため実現しませんでしたので(残念!)、連載当時の絵です。
4人(4冊)しかない表紙人物なら既読の方ならまず、
「ハザ、ソダイ、イーサメル」は即答、あと一人をどうするかで意見が分かれる様に思うんですけど、なんと「アルセイデス・ソダイ・カラ・イーサメル」でした。
こ、これは予測できないわ(ぶっはは!) まさか、ハザが選外なんて!!
当時の絵でハザの「ピン」 がなかったのかもしれませんけど、びっくりしました。だって主役よ?
3巻がハザじゃなくカラなのはコミックス初収録の番外編のせいかも知れませんけど(大昔、雑誌で読んだな、コレ)、カラ大出世ですね!
でも1,2巻に比べると3,4巻は色も背景もイマイチな気がするんですが…。特に4巻のパープルはチト微妙。

◎本編感想
華不魅さんのデビューは1989年青磁ビブロス(現リブレ)からで、実は我らが?「BE−BOY」にも一本腐短編(←コミックス未収録の伝説の一作・なんと学生もの!)を描いていらっしゃる腐力漂う少女マンガ家様です。
☆この頃「BL」に全く目覚めておりませんでしたので、この伝説作「Lair」は未読です。今、とても読みたいのですが…。どなたかもし持っていらっしゃる方いらしたら是非お話をお聞かせ下さい…っていないよなあ…。

今回は地球?規模・世界創成編「鉄錆廃園」。
人界、魔界、狭間の界(トゥエの世界)、の3つの世界が複雑に関係しつつ広がっていくファンタジーです。
人界だけでも多数国家に民族、5大古代王国なる既に存在しない歴史上の国も出てきて、ゲーム界なら速攻「公式ガイドブック」が発売であろう入り組んだ世界設定。
いわゆる「ムウ」伝説のように超高度文明を営んでいた古代王国と古代人が「ヨナ」以外すべて滅び、残された遺跡や遺物と「魔力」を使って人々は生活しています。
最後の古代王国「ヨナ」でさえ「あるじ」である古代人はもういないのですが、遺された守護族「天人」が最後の砦・空中都市「ヨナ」を守りつつ地上の国々を監視と管理しているのです。

この世界の基本は「対」、有と無、人と魔物、炎と氷、海と空など相対するものが互いに支え合って世界を構成するのですが、「トゥエ」という異端子を含んで歪みが生じてきています。
人は人界を、魔物は魔界を救うために戦うのですが、最終的に到達する結論はどっちが勝った負けたではなく、そういった仕組まれた調和を壊した先にある真の自由・干渉のない本当の生命の謳歌を訴えて終わるのです。異端子(神)でさえ受け入れてしまう本当の「自然」の偉大さへの讃歌。

あ〜、相変わらずでっかいテーマだこと。
壮大すぎて矛盾にも気付けませんし、ツッコミも出来ません。
唯一のツッコミは髪をのばしたハザは帝釈天様(「一天四海」の)そのものじゃん!ぐらいでしょうか…。
この壮大な結末のために作者様はいろんな形の「愛」を作品にちりばめてきたわけですね。
そう、今回募集した「カップル投票」とは、どの形の愛から作品の深淵にアプローチするかを分析する際の貴重な資料なのです。(ウソつけ!)
 

華不魅さんの描く女性はどれも潔くてカッコイイです。かたや男性は歪みまくったクセ者ばっか(笑)
これはご本人の男女思想が多分に反映されている気がします。
肉体の不利がなければ本当に強い(潔い)のは「女」である、という思い?が根底にあるような。
「ホントに女かよ?」は多分作者様には褒め言葉と思います。

一方、クセ者で悩みまくり迷いまくりの麗しいオトコ達は、腕力に頼ってないでもっと頭使え!という現実男性への叱咤でしょうか。
腕力だけに頼るオトコ(というか、腕力しか自分には価値がないと思っている男)も嫌いじゃないのは「ヴァレリー」の存在でわかりますけどね(笑)


次ページでは「カップル投票」結果とあのカップルの気になる「その後」について色々と♪
各カップルへのコメントがすべて本編ラストに絡んできますので激ネタバレです。
ここから折らせていただきます。

未読の方はホントにご注意くださいませ、楽しみ半減いたします故…。




 
 
アンケート投票にご協力下さった皆様、本当にありがとうございました。
投票数は36票でした。
こちら一応BLブログですし、ブログ自体がマイナー、へたすりゃ1票も集まらないかも…と心配してましたのでこの票数は快挙!です。

それではまいりましょう

■1位…エリス&ヴァレリー 13票
後半ポイントを重ね、最後は本命らしく堂々の?ゴール。ヴァレリーの粘り勝ちです。
旧コミックス3巻のカラー口絵のロン毛ヴァレリー、今回ようやく謎が解けました。

「降り落ちる雪のように喜びを与え、降り積もる雪のように悲しみを与える―」

だから、雪の中抱きしめていたのね!あの時からこのエンディングは決まっていたのか!
エリス様は不老不死なので、体さえ復元できれば永遠に生きられるのです、限られた寿命のヴァレリーと違って…。
つまりヴァレリーは感情を持たないエリス様に、愛し愛される喜びと残されて寂しく生きる恐怖を教えてしまったわけです。「奪う愛し方しかできない」彼のツケは実は重いのです。
もっともあのまま玉座にする事が幸せとは思えないから奪って逃げるしかなかったんだけど。
そしてエリス様は全部わかっていて受け入れたんですよ、ううっ。
ここが一番「せつない愛」ですね

★1位記念・旧3巻(1993年発行)より画像特別掲載♪


■2位…カラ&シュ-サ- 10票
惜しくも届かずの2位。でも男女愛ですからBLブログでの投票だという事を考えると大健闘ですね!
好きな男が氷室で冬眠、彼が目覚めるたびに自分の方は年を重ねて遂には年上って女にとっては最悪(笑)
シュ−サーは復讐を果たした後、空っぽになってしまいました。残された空洞の自分を愛する人のために最大限に活かそうと彼女が選んだ道は、カラに自分を殺させて無関心を装うカラの心のよろいを剥ぐ、でした。そのためにカラを追い詰め力を使わせ、最期の際に心を伝えて逝く道を選びます。
逝ってしまう寸前、カラはやっとすべてを悟って彼女のために初めて「涙」を流します。その後カラはシュ−サーと共に自らを凍らせてしまいます。氷を溶かし、瀕死の彼女を助けてくれる人が現れるのを待つために。
果たして絶対零度の凍結を融かして、彼女を助けてくれる存在は現れるのか?

この後の展開は泣きますよ。この2人の「これ」を読むために完結編をずっと待っていたんですね、私は。だって私もこのカプに入れたも〜ん。(票数には入ってませんけど)
愛蔵版4巻読んだらそうなりますって。

カラおじさん、がんばって!

■3位…ジェル&ハザ 4票
ダブル主役ですのに票が伸び悩みましたね。
共生で身も心も結ばれた上(おいおい)、ハザ、プロポーズまでしてるのに(笑)

ハザはリイスの事が好きだったのですが、いつの間にこんなにジェル(ソダイ)命になったんでしょう。最後なんて窓から飛び降りて追いかけていこうとするぐらい逢いたがってます。そして逃げるジェル(ソダイ)、ヒドッ、あんなに助けてもらったクセに。

ハザと言えば。
まさかハザの「共生」が最後ああいった形で使われるとは思いませんでした。そうか、このために…なるほど。
「大戦」後のハザの生きる道と、その仲間が意外であらビックリ。髪型もビックリ。族名?もビックリ←笑える。
スミはともかく、サガンやソリュウ、サラと行動を共にしているたー思わなかったですが、気になる人達ばかりでしたのでその後が分かって嬉しいです。
どうやらサラとソリュウは無事結婚したのでしょう。良かったですね♪
あの2人に子供がいるのにこのカプにいないのが不思議だけど。おまけにソリュウは50近いと思うんですが(笑)

■4位同率…イーサ・メル&ソダイ 3票
ここも伸びませんでした、というよりこの2人最後融け合っちゃうのでカプも何もないのですね。
実はここだけが少々不満と言えば不満。取り込んで「両の物」になりたくなくてすったもんだしてたはずなので…。そうする覚悟があってソダイが挑む、なら意味もあるけど、迷った結果たまたまこうなった、ではソダイでなくても凹みます。有と無ではなく、太陽と月のようであれ、と初めの王は言ったのですし。

月は触を起こして太陽を無くすけれど、そう見えるだけで本当はどちらも存在する。
イ―サ・メルとソダイが一つになるのは月食の再現、月闇・狭間の世界がその時だけひらくのは「
対」の力が相殺されるから?
そして世界は「対」による干渉・「神代」の時代を終えて「人」の時代へ。「生めよ、増えよ、地に満ちよ」の祝福通りに種として栄えていくのです。朽ちた廃園は種の聖地となり、その象徴が「シュリ」ちゃんなのね。
う〜ん、壮大。
きっとソダイはずっとずーっと先、最後には「世界」を守るために「廃園」で眠るのでしょう。天秤を傾けないためには見なければ良いんだし。彼にそうさせないために「人」もがんばらなきゃいけないんです。
相変わらず、骨太メッセージだなあ。

■4位同率…ソダイ&ユーシス 3票
でた!「ネコ可愛がりの愛の嵐」(わはは!)
完結編で一番心配?なのがユーシスなんですが、この子だけどうしちゃったかわかんない。魔界にかえった…んですよね?ガーズや部下達と?
ソダイは魔界に顔を出すんでしょうか?じゃないとユーシス可哀そう。

■6位…ルー・マイル&リイス 2票
ここは上手くいって欲しかったです…。
最後はソダイが何とかしてくれるかと思ってましたがそんなに甘くなかった(笑)
ルー・マイルは今後、ドーマとどうにかなっちゃいそうで…ま、それはそれでいいです。

■7位…アルセイデス&ガーズ 1票
これはオチでいれたんですが、ノリを分かって下さる方がお1人いらっしゃった!
ありがとうございます(笑)



グラディスは結局誰ともカプにできませんでしたが、しいていえばソダイ?大穴でラウラ?
彼女もまた「対」の産物だった訳ですね、だから有の者にも無の者にも必要とされたのか、なるほど〜。

行方不明?のユーシス以外は全部納得の「その後」、ハザとソダイの関係もあれで終わっていいんですよね。出会ってしまったら後はどう考えても「ラブ」しかないもん、あの2人(笑)←断言する自分が腐りきった事にいいかげん気付け。

                                    
■総評
華不魅さん、お疲れさまでした。そして完結編を出して下さってありがとうございます!
この1週間、作品に夢中だった当時を懐かしむ自分と今の面白さを楽しむ自分が同在するという、不思議で貴重な体験をさせていただきました。
昔は良かった、という大人にはなりたくない、と子供心に思っておりましたが、あえてそこを曲げて言わせてもらえばやっぱり昔のマンガはイイ!です。
骨太、とでもいうのか、作者にも読者にも甘えを許さない作品がたくさんありました。もちろん今もいい作品はあるんですが、そういう場合は作家様がベテランだったりします。
若いマンガ家さんをあまり知らないので余計にそう思うのかもしれません。

華不魅様、どうぞお体を第一に考えていただいて、描けたら描く、ぐらいのお気持ちでお仕事なさって下さい。
ファンというのは希望があればいつまでも待てるものです。(なくても待ったもんね)


1週間、BLとは関係ない祭りにお付き合いいただいてありがとうございました。
「グラマラス・ゴシップ」完結編が出た時には、また開催しよう…かな。
その時までブログか私が生き延びております事を切に願います。




★お礼
わにこさん、「GG」情報ありがとうございました。
やっぱり5巻出てないですよねぇ、良かったです〜。もうびっくりさせるなよ、ブクオフうっ!






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Comments

萌え燃え華不魅様祭りへのたくさんの拍手、ありがとうございます。
本日はこちらからお礼を述べさせていただきます。

>8・22日 う○ら様。
初めまして。嬉しいお言葉ありがとうございます♪
拙ブログで愛蔵版の事をお知りになった、とのお言葉がとっても嬉しかったです。
いつも皆様に助けていただいてばかりの我が家ですので、ほんの少しでもお返しができたような…。

書店をめぐってのご購入はかなりご苦労されたのでは?
発売日には平積みでも1週間後には1冊残して返品、というお店は多いと聞きます。新刊がたくさん出る上に売り場が限られる以上、仕方ない事かもしれませんが買う方は大変ですよね。
私は前半は書店、後半はネットで予約買い、つい出無精してしまいました。だから太るのね(汗)

鉄錆・完結たっぷりご堪能されましたら、う○ら様の感想もぜひお聞かせ下さいませ♪私も伏せ字じゃないトークがしたいです(笑)

ブログへの温かい応援も嬉しかったです。燃えつきないよう調節しつつがんばります。
どうぞ時々のぞいてやって下さいませ。



>8・22 名のないお客様
拍手とコメントありがとうございます。
もったいないお言葉ありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです。
やっぱりカラ&シュ-サーですか!私も、私も♪
あの結末は全然知らなかったから、思わず叫んじゃいましたよ。これを読めただけでモト取れますよね〜♪




拍手下さった皆様、本当にありがとうございました。
また遊びに来て下さいませ♪
comment by: miru-ha | 2009/08/24 01:21
■このページに拍手下さった皆様、本当にありがとうございましたm(*・´ω`・*)m

この「総評」は、今も変わらず作者様に送るわたくしの謝辞でございます。
華不魅さん、お疲れさまでした。そして完結編を出して下さってありがとうございます!どうぞお体を第一に考えていただいて、描けたら描く、ぐらいのお気持ちでお仕事なさって下さい。
comment by: miru-ha | 2011/07/02 00:24

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