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今週のTOP1でBLイメソン〜「パラダイスより不思議」 松前侑里

今週のTOP1でBLイメソン、7月第4週です。
今日から、通常スケジュールに戻りました。
 
どうぞよろしくお願いいたします。


2009.7.19付 TOP1は
「Everything」 嵐

   
拙ブログ土曜企画「今週のTOP1」最多出場アーティスト(=TOP1率が高い&リリースが頻繁)、「嵐」がまたもTOP1です。
ドラマも歌もコンサートもまめです。なんて働き者なんでしょう。でも好みじゃないのよねえ…。
一度ぐらいSMAPで書きたい、書かせて?



とっても前向きで元気の出る歌に合わせますのは、こんなカワイ子ちゃん(←あえて使った勇気に乾杯!)に囲まれてれば元気にも前向きにもなるよね、のこちらの一冊。


  
 

◎イラストチェック/麻々原絵里依(コミック派マスター。しかも少女系)
カラー★★★★☆4.5 *4.5以上は画像UPです←しかしデカイ。中庸という言葉を知らないのだろうか
カワイイ!絵もかわいいけどデザインが!
ロゴのコミック文字と円形のデザインがセンスいい。通常なら文字を足元に持ってくると思う。それでも問題ないんですがあえての黄色(ナイスセンス!)のアイキャッチ、しかもワンちゃんがアゴ乗せ!フリスビー感覚?(笑)
「フリスビー」の位置はもう少し下の方がほんとはいいですがワンちゃんとの兼ね合いでしょう。結局主要人物のカットをかなり隠しますので、出来そうで出来ない(相当勇気がいる)、デザインです。かなり場数踏まれていらっしゃる方のデザインと見た…!
こういうPOPなデザインはこの文庫、ホントにお上手です。花丸も見習ったらいいのに(ヒドイ)
動物5匹全部描いたのは素晴らしい!普通ならせいぜいネコ1匹です。
人物と動物の大きさに嘘がない。5匹の配置も巧みです。さすがマスター。口絵もキレイ。

カット★★★★4.0
人物、動物共に文句ないです。
表情が堅いのは昔からのこの方の個性なので全く問題ないです。でも、攻めにもう少しバリエーションがあると挿絵マスターなんだけどなあ。どの作品も全部同じ顔だから。
少女マンガ経験者だけあって「女性」がとても上手い。場合によっては男より(笑)
特筆はHシーンです。朝チュン精神が見事に表れています。(下半身をほとんど描かない)
これがコミック派のなかでも「少女系」と言われる所以です。(誰が言うんだ)
少女系&ストイックな絵柄なので本来BLと相性良くないのでは、と思いますが、ディアプラスかBBCならOKかと思います。
麻々原さんの「イレズミ」がリストに載る日はおそらくないでしょう(笑)


◎本編感想
これねえ…。

「惜しい」としか言えないんですよね。

「子供と動物はHITする」という広告業界の黄金律がありますよね?ドラマでもCMでも数字に困ったらこの二つ出せってぐらい間違いなく受けるアイテム(とあえて言う)です。

BL界で子供は必ずしも…ですが、動物はいけます。ケモミミファンタジーからわんこ攻め(笑)から、正統派ペットまで。

今回はペットを探す「ペット探偵」、しかも動物の言葉が分かる探偵です!
で、作者はパステルカラー作家・松前侑里さん。カワイ子ちゃん(動物)もたくさん出てきて、ハートがホカホカになる話を誰もが期待します。
でも、寒くはないですがなかなかあったまらない。
「惜しい」事に動物が生きてない=動物と話せる設定がムダ、なんです。

せっかく動物と話せる探偵なのに2人の恋に動物が全く絡まない。活かせてるのは仕事だけなんです。だから仕事のエピソードは面白くてもBLとして「?」なのです。

仕事で、逃げた犬を見つけたらその犬は拾ってくれた新しい飼い主宅の心身の弱い女の子の支えになっていて、犬は元の飼い主に「戻れない」と伝えてくれ、というんです。
元の飼い主が大好きだけど、この女の子をおいてはいけない…。
これにはさらに理由があって、それは間違いなく動物と話せないと分からない話だったのです。
これは泣かされます。ちょっと稲見一良「セントメリーのリボン」めいてますけど、すごくいいエピソード。
この調子でワーキングはいいのに、2人の恋愛に表紙の5匹もいる同居動物がただのペット、いいとこ冷やかしです。ここはこの子たちがキューピッドにならないとこの設定の意味がない。慰めて一緒に寝てくれるって、別に話せなくてもしてくれます、普通のカワイ子ちゃんは。


この話、受けが同棲していた恋人に逃げられ自殺を図るところから始まります。助けを呼んでくれたのは元彼の飼い猫ソラ。受けと一緒に捨てられたわけです。
本来、かなり衝撃のイントロ。
でも全然悲壮感がない。これはよくないです。松田美優さんや水原とおるさんのように吐くほど悩めとは言いませんが、直後の歓迎会でニコニコしてるのもいかがなものか。

一時の落ち込みやむしゃくしゃで自殺騒ぎを起こす短絡野郎として同情が出来なくなってしまいます。ヒロイン(?)にそんな印象を冒頭から与えてはあんまりです。
飛び降り自殺未遂じゃなくて、雨の中公園でずぶぬれ茫然自失、ぐらいにしておくべきでした。
攻めはいいのになあ。
シナモンロールのエピソードなんて1エピソードにしておくの惜しいです。もっとこのあたり(重要ネタバレなんで曖昧表現ですみません)をしっかり描いたらいい小説になるのに(でも非BLです)


脇役の美人秘書のキャラも良く、ワーキングはOK。BLとしてだけ「?」なんです。
発表場所を間違えた気がします。
ご本人が削ってしまったと言ってらしたワークエピソードを増やして(&掘り下げ)、攻めを主役にして一般小説にすべきでした。光文社文庫あたりならまったくイケると思います。
せめて続編があったならもう少し違ったんですが、1巻で終わるようにムリヤリ着地させてますから余計不自然ですね。

玉石ちりばめて、つなげるの忘れちゃった!でも終わり!みたいな読後感です。
「惜しい」としか言いようがない。


でもイメージソングに合わせて読むと不思議と全部許せるのであった…すごいぞ、嵐!(笑)



 


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当ブログ用語辞典
「さらってよ」渡海 奈穂 /麻々原絵里依


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[小説・作家名ま行]松前侑里 | comments(0) | trackbacks(0) |

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