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「黒薔薇アリス」1・2 水城せとな 〜臨時便

FC2の拍手機能がバグり、7月分のコメントやページの記録が吹っ飛びました。
カウントも0に戻ってます。特設ページも消えてる…。

ページは作りなおせばいいけど、いただいたコメントはどうすればいいんですか!ひどい!
コメントはブロガー(になったんですね、私も)にとっての命なのに!!
もう、ホントショック…。です。
                               

気を取り直しきれませんが、本題へ。

本日「日曜コミックDAY」も臨時便です。
BLじゃないですけど、現在連載中の水城せとなさん作品の感想を軽く。

ヴァンパイア?黒薔薇?
今さら目新しくもない設定、さすがの水城さんもネタなし?
正直去年「プリンセス」紙上での新連載予告見た時はがっかり。
いくら少女マンガ誌掲載だからってここまでベタもってこなくても…まあ、水城さんらしく黒い切り口だろうけど所詮吸血鬼ものだし?。

な〜んて思いますよ、誰でも。
しかし仮にも少女マンガ王を名乗る以上、食わず嫌いはいけません。2巻発売を機に読んでみました。ら。

思った以上に黒かった。


舐めてました。水城さんの黒さを。このベタネタでここまで来ますか。
あ〜ちょっとヤられた感、なんだか悔しいなあ。←どんだけ負けず嫌い?

ネタバレ感想は次ページで。

  ファンタジーで設定もグロイ。でもホラーではなくオトメ路線を外しているわけではないところがさすが本家(少女マンガ)といったところでしょうか。

ご本人も初めはいやだったというリアルな蟲の描写。うま!
蜘蛛を多角的に描けるようになるには相当根性入れないと出来る事ではないのです。キモいから。
プロだわ。

ヴァンパイアが寿命が長いのはお約束ですが、これはそれを逆手にとってます。
1906年から始まる冒頭、ちょっと少女マンガを知っている方なら誰でも思い浮かぶ、
「ん?ポーの一族?」
ところがここから始まるグロくて純粋な愛の物語はさすが作者の真骨頂。
仮にも主役を、言い訳できないところまで追い詰める容赦の無さはさすがです。少女マンガなのに徹底してる(笑)

この妥協のない姿勢が人気の理由だという事を、もう少しBL界も考えてみてもいいんじゃないかと思います。エロい事をしているだけで思考は幼稚園児、ではブームは一過性ですよ。神代の時代からお色気物は不滅ですから、なくなりはしないけどね。


さて、黒い部分を隠さず徹底的に描く事で反転する想いの純粋さ・美しさを浮彫らせてきた作者の冴えは今作でも健在です。

梓の選ぶ道が憐れで健気で涙が出ます。
大人の方がずるくて弱い。傷つく前に遠ざけるのにホントに遠ざかるともっと傷つく。頭(理性)でかたをつけようとする恋愛に本能(感情)がついてこない。
そうやって自分可愛さで身を守っているうちに、本当に自分がなくなるのです。怖い設定。

新しい生では、本能を満たすために理性を酷使する羽目になりました。
ひたむきに想いをぶつける光哉とまっすぐ向き合えない彼女の姿はずるいのですが、そこそこの年を生きてきたが故の彼女の気持ちもわかるのです。
ディミトリが彼女を選んだのは同じ光と影を彼女の心のうちに見たからでしょう。

もう触れないと決めた彼女に腕を…あの時の表情。う〜ん、まいった!これぞ少女マンガ!
「…あなたは天使?」因縁の一言です。

この世に生きていてくれるだけでいい。
愛するために生きて恋心を殺す。何と刹那。 
少女マンガの醍醐味・4人のイケメンにかこまれて逆ハーレムでうはうは♪ で、単純に楽しむのもいいですけどね。いいね、このシチュ♪
ディミトリと光哉が似てるのは何か意味があるのでしょうか。

アリスを取り巻く人たちにも同様にドラマが。
その辺が明かされていくのはまだまだこれからなので、10巻ぐらいいきそうですね。


2巻の引きが…!!このカップリングもアリ?いいね、それも♪






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Comments

>わOO様
コメントありがとうございます♪
掲示板にお返事書いたんですが、今度は掲示板の記録が吹っ飛びました…。

ですので、こちらから再度お返事いたします

初期って言うと「ダイヤモンドヘッド」とか「少女人形」の頃でしょうか。私もこの辺はダメです。お話と言うより絵がね…

これは「失恋〜」が面白かったので、逆に同時連載のこちらは期待できず、ほとんどネタで読んだら思いのほか面白かったというメッケモノです(なにげにヒドイ)

「窮鼠〜」以降一皮ムケタ感がありますね、わOOさんおっしゃる通り「黒」の魅力がわかる年になっちゃったとも言える(苦笑)
comment by: miru-ha | 2009/07/14 22:36
読みましたよ〜
すっごく黒くて面白かったw
これ少女漫画でいいの?ってくらい、最初からハピエンが見えない見えないw
でも、2巻のファッションとかインテリアは紛れも無く少女漫画向けってとこが、さすがに作者様はベテランですね。

低年齢化する作品に嫌気がさして、プリンセスを買わなくなって20年以上。
今のプリンセスってこんな面白い作品が掲載されてるんですね。
昔は秋田書店系の少女マンガ誌が一番好きでした。
りぼん派でもなかよし派でもなく、ひとみ派だったw
comment by: わにこ | 2009/07/22 15:30
わあ、わにこさん、読んで下さったのね♪

愛の嵐に翻弄されまくってる最中でしたでしょうに(「F&B」の事デス)、コメントまで下さって嬉しいです♪

>これ少女漫画でいいの?ってくらい、最初からハピエンが見えない見えないw
>でも、2巻のファッションとかインテリアは紛れも無く少女漫画向けってとこが、さすがに作者様はベテランですね
うんうん!
ガン黒(頑固なまでの黒さ)少女マンガというジャンルを確立された感すらあります。
そうだ、同じジャンルでおススメ作品あるんですよ!わにこさんなら既に読んでるかもしれません。
感想書いてあるので今度のコミックDAYでUPしますね〜



>低年齢化する作品に嫌気がさして、プリンセスを買わなくなって20年以上。
>今のプリンセスってこんな面白い作品が掲載されてるんですね。
私もプリンセスは立ち読みです(しかも気になる作品だけ)
これは「王家の紋章」を立ち読みしていてみつけたのです。
ちょうど「放課後保健室」(←これはダメでした)が終わったばかりだったから、次の連載これかあ〜って。
水城さんの「プリンセス」は合わない、と決めつけてたのでチェックが遅れました…(笑)



>昔は秋田書店系の少女マンガ誌が一番好きでした。
>りぼん派でもなかよし派でもなく、ひとみ派だったw

「ひとみ」!
「ひとみ」を好きという方にこのブログで会えるとは!!
奥友志津子の「ドリーマー」は個人的歴代少女マンガランキング10位内に多分入ります!
(よくこれ「ひとみ」に連載してたよね)
忠津陽子、しらいしあいもすきだったなあ…。(忠津陽子はりぼんにも載ってたけど)
山岸涼子が突然登場したりして、あの頃の秋田書店は楽しかったです…(遠い目)

そういえが星合操とか中村知里とか、ハーレクインコミックでよく見かけるマンガ家さんって「ひとみ」に描いてた方が多いですよね。(ハーレクインはさすがに読んでませんが、笑)



はっ、この手の話になると止まりません。ひとまずこの辺で。
comment by: miru-ha | 2009/07/23 13:01

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