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「極妻のススメ」1・2 甲山蓮子/タカツキノボル

先日、めでたく5箱目に突入してしまったドナドナ本を本気で何とかしなければなるまいと重い腰を浮かせたのですが、まあ、浮いただけでまた落ち着くってのはよくあることです。

とりあえず最下2段を整理して…と引っ張り出してみたのはいいのですがなんだか見覚え(読み覚え)のないものばかりで、これどんな話だっけ?とパラ見→ガン読みの繰り返し。まるで中古書店の店頭にいる気分(ははは)

大概はそのままBOXへ戻っていきますが、たま〜にあるんだよ、こういうのが。
 
…というわけで本日はドナドナ救済本、別名「好みが変わったのかしら、私?」本第1弾でございます。


 

◎イラストチェック /タカツキノボル
カラー★★★★4・0
出ました!明神翼さんと並んでアニメ化最適絵師さん、タカツキノボルさんです。私、実は(ばれてるか)アニメオタですのでこの手の絵、大好物なのでございます。
が。
申し訳ないのですがこのタイプの絵質が似合う作品っていうのは、え〜、つまりあれですよ、はっきりいってほとんど当たりがないのですよ。(トンチキとしてならあります)
鮮やかで人工的な色彩とオメメぱっちりのロリ系男子は、どう考えてもシリアスよりコメディの方がお似合い。感想欄で書きますがコメディの当たりはまず少ないので、結果、アニメ絵師さん=アイタタの図式がなんとなく出来上がってしまって…。(あくまでも私の中でです)
絵は好きなんです!ほんとに!
でも今回はイメージピッタリ。攻めの伊達(←名前からして見事)。紫のシルクシャツにごッついアクセジャラジャラで白いミンクコート…恥ずかしい(笑)お洒落センスが満喫できるステキな表紙です。
カット★★★★4.0
線にも絵にもごまかしがないのがアニメ絵の特徴です。潔くダイナミックなイラストは本作と相性とっても◎。
1巻ラストカットはいいかげんこの世界に慣れてきた私でも息をのむ大笑い大胆カットでした。ここ描きましたか…ぶははははは!!いや〜、すごいわ♪ プラス☆0.5!


◎本編感想
なにゆえ、私はこれを売ろうとしたのか。
すっごい面白いんですけど?


演劇論の通説通り、喜劇って悲劇より難しいです。悲を解ってないと喜が表現できないって意味ですが、本を書くのも同様と思います。
ですから一般小説でもマンガでもBLでも、失笑ではなく、ちゃんと「笑える」作品はごく稀。運よくあたったら取っとかないと!

受けの優介視点の、近頃新鮮なコミカルナラタージュ。
一歩間違うと独りよがりの単なるツッコミになってしまい、読む気が失せますがこれはうまい。
攻めの伊達にあれよあれよと巻き込まれていく優介の本音ダダもれナレーションが笑える笑える。他の人物ともどもとにかく絶妙のセリフまわし。喜劇の基本です。

タイトル通りヤクザものですが、出てくるヤクザがみんなヘン(笑)
特に優介パパ率いる和田組のトンチンカンぶりは絶品です。
ヤクザ組織を「互助会」と称し、会費をもらって運営している優良企業だと息子に説明するパパ。
「優ちゃん(※優介は26歳)、パパ心配で眠れないよ、早く帰っておいで♪」と、ネコなで声で息子をかわいがる一方、子分どもには容赦しない(のだが、あまりそのシーンは出てこない。もったいない)、豹変子煩悩パパに爆笑です。
パパの右腕・権藤がこれまたイイ。真顔で、
「坊ちゃん、オヤジと一緒にお風呂に入って下さい」
はあ? とそりゃ優介じゃなくてもいいますよ。
近頃構ってくれないから寂しいと半べそのパパを慰めるため、結局一緒にお風呂に入ってあげる孝行息子・優介。
わははははは!バカ親子!(血縁的にも任侠的にも)
そこへかかってくる伊達からの電話。
この後のやり取りも爆笑。全然本編に関係ないのに、た、たまらん…!


対する伊達率いる伊達組も負けてません。
ピーを「マO」と称し、あたかもオノマトペのごとく「OラマO」連呼された日にゃ、わが身が遠くに来たことを実感します。
伊達を支える神宮がこれまたずれた若思いの側近で、若の恋愛成就にそっと涙を拭いていそうでまたも爆笑です。
おかしなヤクザ同士のおかしな対立にはおかしな意味があったのですが、この着地点は正直「???」 パパが伊達に何をしてほしかったのかイマイチ判りませんが、おかしなパパが考えたことだからこれもアリです。

そもそも「和田組」「伊達組」って組名がBLにあるまじき単純さ。「龍OO会」とか「▲▲系××寺組」とかもっと「らしい」名前があるはずなのに、これじゃ「5年3組リョウタ組」みたいなもんです。山田とか田中とかいう姓だったらどうするんでしょう。でも今回はそこがいいんだけどね。


迎えるラスト8ページのバカっぷりが半端ない。ページ余ったから入れたのかしら?と訝しみたくなるアッケのエピソードを一つ放り込んで見事に大爆発、木端微塵です。
いや最後までほんとアッパレ。
重要ネタバレになるのでこれ以上言えませんが、おおざっぱなようでいて意外と(こら)細部まで考えられています。
どうしてこの良さが初見時にわからなかったんだろう…。
見る目がなかったのか、ハードルが下がったのか。まいっか。今回楽しかったから。


「極妻のススメ2」も面白いです。初見時「1」が全然面白くなかったので同時購入の「2」は読まずにドナドナBOXに入れたのでした。今回もちろん救済です。
パパ激怒&駆け落ち編ですが、パパの計画がそもそもおかしいんですよ?伊達にあんなこと頼んだらこうなるに決まってるじゃん。愛しすぎて見えなかったのね。
「ジェイ」なるおいしい当ても登場しましたが、出てきただけで終わっちゃったのが残念。

このシリーズ、なんと「4」まで続いていたんですね。読まねばなるまい。
BOX処理したら買えるハズ。うん。でもどうせ普通に買っちゃうんだろうな、いつものごとく。

◎イメージソング
 「恋のABO」 NEWS
PVは
http://www.youtube.com/watch?v=CKm3qsGi6k8
恋よ、来いよ、恋の、ABO〜♪

わはは、おバカな歌詞♪ PVも失笑ステキです。←1分20秒あたりがピークです。
「マジメに陽気、ちょっとずれてる」的イメ―ジで選んでみました。

血液型か…そうねえ、伊達はO型、優介はAB、パパはBってとこでしょうか?


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