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土曜企画・「今週のTOP1でBLイメソン」〜「帝都万華鏡」鳩かなこ

◆以下、うざい前置きです。
土曜日が終わろうとしています。
今日の本はもっと推敲したかったんですが…諸事情で少々凹んでおり、記事作成がまったく進みません。不本意な形でUPするよりしない方がいいのではと今も迷うのですが、土曜更新だけは守ってきましたので一応上げます。
いつにもまして意味不明なヘッポコピーですので、ご覧いただくのはこのページだけ。を推奨いたします。
                                  
今週の「TOP1でBLイメソン」は、久々にがっつり取り組まねばならない骨太作品がきました。

2009・4・26付 TOP1は
 「空 ~美しい我の空」 剛 紫
PVは
http://www.youtube.com/watch?v=tvaxQRhcmP0
Kinki Kidsの剛の新ソロプロジェクト始動に伴って改名したのが今回の「剛紫(つよし)」、この曲は改名後第一弾です。作詞も作曲も全部ご自分で手掛けていますが、今までのソロ活動「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」に比べるとまたずいぶんと大人びた…。
故郷の古都・奈良をイメージしたそうで、心の空、目指す高みなど今後の活動姿勢も盛り込んだメッセージ性の高い歌詞は、もう悟りまで開けそうな枯れ達観ぶりです。
あまりの解脱ぶりに、なんかこの子もう結婚とかしないだろうなあ…などと下世話なオバちゃんは考えてしまうのでした。ここまで自分の世界出来てたら他人と暮らすのしんどいわ、きっと。理解してくれる人はいるでしょうが相手も同じ世界観ならなおの事、始終一緒はムリですよね。って大きなお世話ですけどね。

同じ「アイドル」の歌でも先週とはえらい違い。(笑)
というか草にゃぎ剛ポンもそうですけど、いつまで「アイドル」って呼ばれるんでしょう?歌手とか俳優とか、おおざっぱでいいんでいい加減違う呼び方してあげていいんじゃないかと思うんですけど…。


あわせる作品ももちろん先週とはえらい違い。
独特の世界で他の追随を許さない(というか追いかける人がいない)孤高の道をひた走る、鳩かなこさんのこちらを。



   ◎イラストチェック /今市子(←なんて潔いPN、といつも感心する)
★★★★4.0
文句なく美麗。手塗りアナログ万歳!言われなきゃ誰もBLとは思わんでしょう。
カット★★☆2.5
カラーが美麗すぎてイラストに過度の期待をしてしまう?さすが少女マンガ家。昔は多かったですよね、表紙と中身が違うじゃん!的マンガって。
飄々とした雰囲気はあってるんですけど、その中にある、やや桃色に傾いたねっとり感がイラストにないんです。え〜っと例えるなら使用前の生理用品?本編は使用後。どちらも肌触りはさらさらだけど決定的に違う、って最悪な例えだなこれ。でも他に浮かばない。
かと言って他に誰が…っていうとこれまた難しい。雪舟画聖か、大穴ほたか乱さんとか…?濃すぎるか。

◎本編感想
時代物は性別によって好みの時代がくっきり分かれますね。
女性に人気の時代は、西洋ならビクトリア時代、日本なら平安か「帝都」の大正時代。(「新撰組」は個人萌えだから除外ね。)
男性だと西洋は世界大戦の頃、日本なら江戸時代か戦国時代かな?(だから「幸村殿」は異色なのです。)
女性は「衣装・恋愛」に象徴されるように興味対象は「自己=内向的」ですが、男性の視点は「武器・権力」に象徴される「他者=外向的」に向いているからって事でしょうか。
好みが分かれるというよりは、幼い頃から上記のように区分された作品に触れ続ける事によって各々のジェンダーアイデンティティーが刷り込まれていっちゃう感じ?

そしてこのジェンダーアイデンティティーをとことん追求し続ける作家さんが本日の鳩かなこさんです。この方の追及は大正時代に限って深々と行われており、おそらく幼い頃より培われた筋金入りの探究心と思われます。
日本文化と西洋文化が手探りで融合し始めた独特の時代、活気にも満ち退廃的でもある社会の在り様に衆道(BLとは呼べません)の淫靡さはこの上なくお似合いです。

この世界観を余すところなく伝えようと言葉やカナ表記、改行まで気を配って連綿と書き連ねる琢磨と京介の関係は妖しく危うく妙にねっとり。
起伏のある起承転結もなく、淡々と過ごす日常生活の描写がどうしてこんなに意味ありげに漂うのか不思議です。あまりに意味ありげで少々息苦しかったりもしますが。

序章で琢磨の執着を描きながら、本章では一転・京介のより濃い執着から入る構成がひねり効いてます。序章と一章の間に何があったの?!とまんまと作者の手のうちです。
いわくありげなわき役を配しスピンオフを暗示させるのもうまいセールス法?(笑)

腕1つ分の距離をいつも開けて接する2人。
それ以上縮める事も離れる事もしないで人生の半分を共に過ごすのは幸せなのか不幸なのか。距離を縮めるきっかけが人の死とはありがちながらも残酷です。しんどい生き方してるなあ…

こういう作品きらいじゃないです。むしろ好物系。でも1冊なら美味しくいただけるんですけど連続となると…心酔するぞっと覚悟決めないと連続で頂くのは少々胃もたれ。
半年ほど前にシリーズまとめて読みましたが、いまだに新刊に手が出ません。間をあけて1冊ずつ丁寧に読むのが正解でした。


そうそう、このシリーズ最大の驚きは、この世界をあっかる〜いオーストラリアで書いていらっしゃるっていう事実ですね。







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Comments

こんばんは♪

>こういう作品きらいじゃないです。むしろ好物系。
>連続で頂くのは少々胃もたれ。
私もです。同感。
新シリーズが始まって…6月かな?その2巻目が出ますけど、私は1巻すらまだ読めない…ってか、買ってもいないです…。

ずっとこの路線が続くなら、読者層を限定してしまうだろうなあと思います。1回読んでオワリ、そういう人も出てきそう。だからと云って、たとえば鳩さんがBL超王道な学園ものやリーマンものを編集部の依頼やファンの希望で書く…だなんて、私にはまったく想像がつかないです。

読者が消化しきれず胃もたれになってしまっても、それは作家自身が悪いわけじゃない、読み手の持つ胃の問題なんだよ――鳩さんは読み手にそう思わせる作家さんだなと感じます…。
comment by: 秋林 瑞佳 | 2009/05/03 22:45
秋林さんこんばんわ、いつもありがとうございます♪♪

>新シリーズが始まって…6月かな?その2巻目が出ますけど、私は1巻すらまだ読めない…ってか、買ってもいないです…。

DITTO!「帝都〜」も後1作残っており新シリーズはチェックも未でした。
新シリーズってスピンオフとかじゃなくてまったく別のお話なんですか?でもやっぱり大正で今さんイラスト?
わあ、そうだったのか…

>1回読んでオワリ、
私もそうしてたかも(笑)
内緒にしてほしいんですが、ぶっちゃけ1巻末のお師匠の後書きがちょっとナンだったんで、がんばれ!のつもりで続き買っちゃったんですよね〜。


>鳩さんがBL超王道な学園ものやリーマンものを編集部の依頼やファンの希望で書く…だなんて、私にはまったく想像がつかないです。

そうなんです、勝手な事言いつつも鳩さんの変化を望んでいるわけでもないんです。
このままでいいとも言って差し上げられないのも本音なんですけど。

…あれ、やばい。
鳩さんが書く「学園もの」と「リーマンもの」の妄想に取りつかれてしまった(笑)

もー秋林さんたらパス絶妙すぎ♪

comment by: miru-ha | 2009/05/03 23:31
おはようございます…よろよろ(←ケーキ作って失敗してフテ寝してました)。

>新シリーズってスピンオフとかじゃなくてまったく別のお話なんですか?
なんかまったく別…みたいです。でもやっぱり大正浪漫、錆びない筋金入りの♪

>ぶっちゃけ1巻末のお師匠の後書き
私は普段あとがきから読まない人なのですが、「お師匠の推薦文」らしきものがあると知り、ついうっかりそっちを先に読んだら、すっかり本編を読んだ気になってしまい、本編を読み出したのがその2ヶ月後、ということをやらかしました。

>勝手な事言いつつも鳩さんの変化を望んでいるわけでもないんです。
>このままでいいとも言って差し上げられないのも本音
おっしゃる通りで、まったく同じことを私も思っています。

鳩さんご自身が「なにか別のものを」とお思いになって、初めてそっちに情熱が向けられたとき、書いていただければ…もう充分だろうなと。こちらから「なにか別のものを」とリクエストする作家さんじゃないような…そんな感じです。

お師匠さんが同じだからなのか、まったく同じタイプ(文体とかそういうのではなくて)の作家さんとして挙げるなら、柏枝真郷先生(足を向けて寝られない!)だろうな、と。柏枝先生はNY(しかも「柏枝先生のNY」)。鳩さんは大正浪漫。いい意味でガンコ作家だなあと、しみじみ思います・
comment by: 秋林 瑞佳 | 2009/05/05 14:24
秋林さんケーキ作り、プロ並みですよね〜
ご本家で拝見しました。私はどうやったらズボラできるかを研究するのが好きなので(笑)、ケーキはホットケーキミックス派、たまに炊飯器です(おいおい)

ご本家で薦めてらした18世紀の恋物語も実は今、読んでます。はっきり言って夢中です。
でも図書館では3ndシーズン目までしか置いてなくて…この後から買うのってA型としては許せない!ため、今1巻から少しずつ買っているのです。古本で集めてるからなかなかそろわなくてもう2ヶ月以上お預けです。ので、4,5thはまだ未読ですから絶対言わないで下さいね?!
ご本家ではお話できないのでここで言っちゃいました。場違いですみません…。

>柏枝真郷先生
この方も秋林さんの記事で教えていただきました。確かバトンで絶賛してらした方ですよね?
速効書店で探したのですがめっちゃロングシリーズ!だったためすぐには手が出せそうにないです…。

あのバトンも挑戦してみたかったんですけど、たまたまお題が拙記事「勝手にBLグラミー・キャラ部門」でほとんど書いてしまったものだったので涙をのんで諦めました。
次回はぜひ参加させて下さいマセ。(でも私がアンカーになる事は覚悟して下さい)
comment by: miru-ha | 2009/05/06 13:37

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