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「イロメ」 草間さかえ

たてつづけに日曜企画も上げちゃうよ!!

今日の 「日曜コミックDAY」は某中古書店でもはや100円になっていた、
「イロメ」 草間さかえです。

つい先日発売されたばかりと思っていましたが、月日は矢のごとく早いですね〜…。

確立されたものをお持ちの個性派作家さんです。最大の特徴は「フリーハンド」
定規を使って描く直線は「ワク線」だけ。後は建物だろうが効果線だろうが徹底してフリーハンドです。この懐かしささえ感じる昭和的画法と画風。ここにタイトルに象徴される「詩情」と独特の切り口がうまく重なって「草間ワールド」を形成しています。

今回の短編は全部「学校」が舞台になっています。
不器用で一途な恋愛を通じて、それでもここまで来たんだという 彼らの力いっぱいの成長を賛美するような視点で作者はお話を描いているように感じます。この作品に「大人」はいません。誰もが「少年」。なんて甘酸っぱい。

…でもね、甘酸っぱいマンガはゴマンとあるのね。甘酸っぱさはたっぷりでも、せっかくの「草間ワールド」がこの本に限っては活かされてないの。
表題作『イロメ』の冒頭、
「えっ男前じゃ…ない?!」
このつかみがメチャメチャいいのにその後失速。
2作目『花いちもんめ』も、「成人してる高校生」で学年上の妹がいる、なんて設定素晴らしいのにまたも未消化で終わっちゃう。
もったいない!せっかく切り口に「草間ワールド」らしさが出てるのに、その後が続かない。

この本で1番面白かったのは「幕間まんが」ですが、こういう視点見てても、作家さんご本人はかなり人間観察長けた人だと思うんです。こういう人が「学園ラブ」書くなら短編は厳しいかな。「過去」を持ってる大人なら草間さんの切り口の鋭さが存分に活かされるんですけど、若いと「過去」が浅いので通り一遍で終わっちゃう。せめて1冊まるまる1話だったらもっと「らしさ」が出たかもしれません。
やっぱもったいない。

裏表紙イラスト、鏡に写った髭剃りが反転してないのはご愛嬌(笑)
 
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