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連動コミック企画・マンガしりとり「す」〜「スケバン刑事」和田慎二

■マンガしりとり・ルール
・偶数月第3日曜担当:わにこ 奇数月第3日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音は有る無しどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム

■前回までの流れ(題名ポチでブログを超えて記事にジャンプ)
「真空融接」→「月に狼」「ミルキーウェイ」「イティハ―サ「サラデナーサ」「櫻狩り」「リターン「探偵青猫」「この手でよければ」「パパがも一度恋をした」「太陽と月人」 「とめはねっ!鈴里高校書道部」「ファンタジウム「ムーン・ライティング」 →「クロノクルセイド」→ 「トラ兄さんとワンコさん」「サバス・カフェ」「エマ」「まっすぐに行こう。」「兎オトコ虎オトコ」「ご主人さまとよくできた執事」「失恋ショコラティエ」→「永遠のボーイフレンド」→「となりの怪物くん」 →「空中庭園」「equus−エクウス」「SUPER LOVERS」 
 

皆様、こんばんは。本日は、恒例「マンガしりとり」開催日です。
「北の主腐から」のわにこさんとの連動コミック企画「マンガしりとり」も、息の長い名物企画となってまいりました。
このような試みを長期&定期に続けてこられましたのは、お付き合いくださるわにこさん始め、ご訪問くださるお客様のマンガ愛あってこそでございます。ありがとうございます!

もちろんわたくしにも、尽きぬマンガ愛がございます。
思い起こせばわたくしのマンガ史は、大ざっぱながら、子供時代、思春期時代、成人(?)時代、暗黒時代(マンガを絶っていた時期がありました)、復活(オタク)時代、と分別できそうです。

そして本日は、わたくしのマンガ史始まり・「子供時代」にそれはもう夢中になった和田慎二さん作品を、想い出と共に取り上げていきたく思います。

                          *                 
                           
2011年7月5日、漫画家・和田慎二さんが虚血性心疾患のため亡くなられました。
まだ61歳と、早すぎるお別れでした。

忙しさにかまけていた私がこの訃報を知ったのは恥ずかしながら1週間前、絶賛ブログ工事中のさなかでしたが、あまりにお早いお別れに心と頭がついていけず、お悔やみをすぐにお伝えすることが出来ませんでした。
大袈裟かもしれませんが、私のなにか一部も終わった気がしたのです。それほど和田作品は私のマンガ史・人生に影響があったものですから…。


実を言えば、今回のしりとりお題「す」は別作品でほぼ完成させておりました。
が、もともとこの企画はマンガへの愛が高じて始まった、マンガスキーのための企画です。ならばこの企画をきっかけに私の今の心と向き合うことが、今回はふさわしいような気がします。

あらためまして。
謹んで和田先生のご冥福をお祈りさせていただくとともに、わたくしのもてるマンガ愛を精一杯込めまして、しりとりお題「す」〜「スケバン刑事」感想記事を上梓させていただきます。

今はもう17日です。感謝と追悼の心を、そのまま綴ります。
表現、構成等の拙さは、どうかお目こぼしください。


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[腐海航海記]マンガしりとり | comments(8) | - |

連動コミック企画・マンガしりとり「と」
〜「となりの怪物くん」 ろびこ

 ■マンガしりとり・ルール
・奇数月第3日曜担当:わにこ 偶数月第3日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音は有る無しどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム

 ■前回までの流れ(題名ポチでブログを超えて記事にジャンプ)
「真空融接」→「月に狼」「ミルキーウェイ」「イティハ―サ「サラデナーサ」「櫻狩り」「リターン「探偵青猫」「この手でよければ」「パパがも一度恋をした」「太陽と月人」 「とめはねっ!鈴里高校書道部」「ファンタジウム「ムーン・ライティング」 →「クロノクルセイド」→ 「トラ兄さんとワンコさん」>「サバス・カフェ」「エマ」「まっすぐに行こう。」「兎オトコ虎オトコ」「ご主人さまとよくできた執事」「失恋ショコラティエ」→「永遠のボーイフレンド」 


連動コミック企画・マンガしりとり ついに2年目突入でございま〜すノ^∇^)ノ☆.。.:*・
2年目からは毎月第3日曜、奇数月が『北の主腐から』・わにこさん、偶数月がわたくしの担当と、更新期に少々変更がございます。
今後も大切に末長く続けていく所存でございますので、どうぞ変わらぬごひいきの程よろしくお願いいたします♪

さて、今回わにこさんからいただいたお題は「と(ど)」でございます。うお☆3回目だ(笑)

1回目…「とめはねっ」(少年マンガ)
2回目…「トラ兄さんとワンコさん」(BL)
ときておりますので、ならば今回は「少女マンガ」から選ばねば♪

ってことで本日は、まさかろびこなんてペンネームのマンガ家さん作品が、おばちゃん(わたくし)のツボにヒットするとは夢にも思わんかった☆不覚!な胸きゅん少女マンガ、
「となりの怪物くん」でいってみたいと思います。       
 


ネタバレが少々きついので、ページ折らせていただきますね。





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[腐海航海記]マンガしりとり | comments(3) | - |

連動コミック企画・マンガしりとり「え」〜「エマ」森薫

■マンガしりとり・ルール
・第2日曜担当:わにこ 第4日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音は有る無しどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム

 ■前回までの流れ(題名ポチでブログを超えて記事にジャンプ)
「真空融接」→「月に狼」「ミルキーウェイ」「イティハ―サ「サラデナーサ」「櫻狩り」「リターン「探偵青猫」「この手でよければ」「パパがも一度恋をした」「太陽と月人」 「とめはねっ!鈴里高校書道部」「ファンタジウム」「ムーン・ライティング」 →「クロノクルセイド」→ 「トラ兄さんとワンコさん」「サバス・カフェ」
「北の主腐から」わにこさんとの恒例おたのしみ企画・「マンガしりとり」、今回のお題は「え」でございます。

「え」か…。それならば☆

2010年読書メーター上半期ランキング・コミック編で「乙嫁語り」が発売後1カ月にも拘らず堂々入賞、いまや少女マンガファンでお名前を知らない人はいないでしょうという大作家様になられました、森薫さんのデビュー作「エマ」で行ってみたいと思います!

しかしながらこちら、最終的には好きな作品なんですが、3巻ぐらいまでは良さがよくわからなかったりしたのでした。
ゆえにその辺りをご説明した甘辛混合感想となっておりますので、ところどころ不快な表現があると思われます。どうか諸事ご理解の上、お気をつけてお進みくださいましね。

それでもいいよ〜と先に進んでくださるお客様、よろしければ、アニメ「英国戀物語・エマ」の素晴らしいオープニングテーマを聴きながら、お心なごませつつ次ページへお進みくださいまし♪
1期と2期で別アレンジになっておりますので、聴き比べてみてね〜♪
 
    








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[腐海航海記]マンガしりとり | comments(2) | - |

連動コミック企画・マンガしりとり「む」
〜「ムーン・ライティング」三原順

■マンガしりとり・ルール
・第2日曜担当:わにこ 第4日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音は有る無しどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム

 ■前回までの流れ(題名ポチでブログを超えて記事にジャンプ)
「真空融接」→「月に狼」「ミルキーウェイ」「イティハ―サ「サラデナーサ」「櫻狩り」「リターン「探偵青猫」「この手でよければ」「パパがも一度恋をした」「太陽と月人」 「とめはねっ!鈴里高校書道部」「ファンタジウム」

今月もやってまいりました、『北の主腐から』・わにこさんとの連動コミック企画「マンガしりとり」、今回のお題は「む」でございます。

「む」…今までで一番の難題でございました…。
作品はすぐに決まったんですけど、まったく書けない…!
だって三原作品なんだもの、考えても考えても正解に辿りつける気がしないんだもの。白石一文や梁石日作品の書評を書く方がずっとラクです…。

私にとってのブログ感想とは、読後浮かぶ漠然とした想いを自分なりに見つめ掘り下げて、拙い語彙を駆使して「形」を与えていく作業ということになりますが、三原作品に限っては何も浮かんでこない、真っ白です。強いていえば浮かぶ想いは、「まだ足りない!もっともっと読まなきゃ感想書く資格なんかない!」という自責と焦燥でしょうか。それでも何とかひねり出してみましたが…。

大好きな作品なのに再読が出来ない。
そんなマンガは「はみだしっ子」と「BANANA FISH」だけです。リアルタイムで見つめていたからこそ、余計にそう感じるのだと思いますが、でもそれは幸運な事だったのですよね、きっと。
あの多感な10代にイッキ読みしてたらエライことになっていたと思いますから。


今回取りあげた「ムーン・ライティング」シリーズは、再読は可能ですがそれでも重厚すぎて軽々とは手を伸ばせない作品ではあります。しかもかなり特殊な構成をされている作品群なので、シリーズの相関説明だけでも膨大なページ数に。
なので、今回感想は文庫版「ムーン・ライティング」1話分だけの感想とそこから派生する作者様像、ぐらいにとどめておこうと思います。出来るだけ短めで。←それでも相当濃い作業 

そんなに書けないなら他の「む」作品にすればいいのでは?なんてことは、一度三原作品を思い浮かべてしまったが最後、決して実行できないこと、少女マンガ界の猶興の士たらんとされる皆様ならきっとご理解いただけると、わたくし確信しております。





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[腐海航海記]マンガしりとり | comments(3) | - |

連動コミック企画・マンガしりとり「と」
〜「とめはねっ!鈴里高校書道部」河合克敏

■マンガしりとり・ルール
・第2日曜担当:わにこ 第4日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
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・同上理由で 濁音・拗音は有る無しどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム

 ■前回までの流れ(題名ポチでブログを超えて記事にジャンプ)
「真空融接」→「月に狼」「ミルキーウェイ」「イティハ―サ「サラデナーサ」「櫻狩り」「リターン「探偵青猫」「この手でよければ」「パパがも一度恋をした」「太陽と月人」

『北の主腐から』・わにこさんとのガチンココミック企画「マンガしりとり」、作品数も10を超え、記事一覧もなかなか壮観な眺めでございますね♪

本日のお題「と」は、夏休みにふさわしい、超がつくメジャー作をセレクトいたしました。
今年の1月にドラマ化もされた、「とめはねっ!鈴里高校書道部」でいってみたいと思います。
夏休みの課題に「書道」は欠かせませんから、タイミング的にもいいよね♪

さほど激しいネタバレはないかと思いますので、ページは折らずにまいります。


 

「文化系部活マンガ」という新語まで出来るほど、昨今大人気のマンガジャンル。今作はその代表作でございます。2007年に連載スタート、現在6巻まで発行です。
1巻早々に「青春アミーゴ」歌詞の書が登場。なつかしい(笑)
週刊誌の連載で、3年で6巻はかなりのごゆるりペースですが、これだけ手間がかかるマンガを「週間」ってのが、そもそもチャレンジャーなのですよね。

どう考えても文化系のわたくし、この手のマンガ、もちろん嫌いじゃありません。つか好物♪
過去作だと、なんといっても「ヒカルの碁」、狙いはよかったがお話が残念だった「ロボットボーイズ」なんてのもあったし、「ガラスの仮面」も、大雑把に分けたらこのジャンルになるのかな〜。

ちなみに、現在愛読しております「文化系〜」は今作「とめはねっ!」の他、下の3点。
それぞれ何部かおわかりでしょうか?

               
 ↑一番好きな太一で(笑)  ↑アホアホだが勉強にもなる    私もやったことがある♪↑
 
 
 
さてさて、「とめはねっ!」感想に入ります前に、まずはYOUTUBEからいただいてきたこちらの動画をご覧いただけますか?。

        

かっこいい…!!
観終わった時、思わず拍手をしてしまいました。もうこれだけで終わってもいいぐらいだ…!

この動画を見ていると、「崩し過ぎて読めない字」に思える「書」の作品は、基本(の楷書)を完璧にしてからでないと取り組めない、崩し方にもルールがあるのだということがよく分かります。
「自由」書だからといって、決して自由に書いていいということではないのですよね。
自由は束縛の上に成り立つ。う〜ん、深いなあ…。

書はまさしく「道(どう)」だということを、しっかりしたうんちくやギャグや少々のラブと共に、楽しんで理解できるのがこのマンガです。
この動画を見て感動した、でも「とめはねっ!」は未読という皆様、どうぞ一度本編を読んでみて下さいませ。きっともっと感動できますとも♪


それにしても、こういう動画を見ていると、人類みなアーティストって気がするよなあ。
RAD、しかも「ソクラティックラブ」を選ぶことが、これまた素晴らしいじゃないの…。

誰もが作品を発表出来る場って一見カオスに思えますが、評価がはっきり反応となって現れるので、それなりの芸術登竜門になっているのですよね。見る側の目も肥えてくるし。
ジャンル問わず、プロであり続ける事って昔よりずっと大変だな〜と、こういう作品を見ていると思います。

とっと、YOUTUBEとRADとエンタメ論になっちゃいそうだ、いかんいかん。
 
           *          *         *

プリンスエドワード島からの帰国子女(笑)で、日本文化がイマイチわからないウスぼんやり男子高校生と、インターハイ優勝できるほどのすご腕柔道少女のダブル主役。
男子だけだと花がなく、女子だけだと既存文化系との差別化がイマイチになるので、主役を男女2人にしたのが勝因の一つと思います。

このマンガのおかげで、「書道パフォーマンス」や「書の甲子園」もメジャーになりました。
私も筆を持ちたくなったもんなあ〜(単純?) いやいや、きっかけはなんでもいい、続けりゃ本物ですよ☆ 
先輩部員のキャラ、ライバル校とのまさかの団体戦や、パンチみたいなワンちゃんも(←作者自身がそう言ってる、笑)、鎌倉が舞台になっていることも、どれも美味しくいただけます。


さらに、わたくしが毎度楽しみにしているのは、作中に出てくる「書」そのもの。
このマンガでは、主人公はもちろん、超上手い学生・そこそこ上手い大人・大会優秀作・惜しいけど選もれ作などなど、程度も性格もまったく違う「書」を作中ですべて実物掲載しているのですよね。

どんな読者でも納得できるような明快な差」をつけつつ、膨大な「書」を原稿ごとに用意することは、原稿を描くこととはまた違ったご苦労です。←だから「週刊」はチャレンジャーだと申し上げた
画家や作家が主役の作品でも、当人が創作したとされる「絵」やら「詩」やらを毎回掲載する作品はまずない(できない)ので、これだけでもかなりの見応え。←合宿編だけでも21人分全部用意してある
これだけの手間をかけるから、このマンガは「文化系部活」を代表する作品になったのだと思います。

もちろん、作者ご本人が全部書いているわけではなく、専門家から現役高校生、一般読者の応募作まで、様々な作品をテイストに合わせて選んでいらっしゃるわけです。
作品提供者名も欄外に記載されているので、どれとどれが同じ手蹟(て)になるものか、なんて見比べてみるのも楽しくなってきます。

表紙にも、毎度美しい1字書が書かれています。それぞれのキャライメージの漢字ってことになるのかな。
1巻…「永」←運筆の基本・永字八方から
2巻…「母」←男子表紙なのに(笑) でも、意味がある
3巻…「聖」←なんと気高い存在
4巻…「風」
5巻…「花」←この字がまた美しい…
6巻…「星」←裏表紙で文字だけ見ると、一層素晴らしい

とすると次の7巻はなんだろう…京都のあの子かな?とすると…「流」とかかしら?
       
 
 

ではでは、わにこさん次回は「ぶ」、または「ふ」「ぷ」でもOKで〜す。
お盆明けだけど、ご都合大丈夫かな?






 

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連動コミック企画・マンガしりとり『ぱ』
〜「パパがも一度恋をした」/阿部潤

■マンガしりとり・ルール
・第2日曜担当:わにこ 第4日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音は有る無しどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム

 ■前回までの流れ(題名ポチでブログを超えて記事にジャンプ)
「真空融接」→「月に狼」「ミルキーウェイ」「イティハ―サ「サラデナーサ」「櫻狩り」「リターン「探偵青猫」「この手でよければ」


『北の主腐から』・わにこさんとのガチンココミック企画「マンガしりとり」も早9回め、着々と歴史を刻んでおりますね♪
今回いただいたお題は『ば』、濁音特例で『は』 『ぱ』もOKなので、めったに当たらない半濁音・『ぱ(PA)』でいってみたいと思います。

でもね、今回ご紹介するマンガ、鬼才・阿部潤氏が放つ衝撃作『パパがも一度恋をした』は、誰にもオススメは難しい、いわゆるイロモノマンガでございまして…。
緊迫のF&B15巻を前に(これ書いてる今は、まだ未読)、これはどーかなーっとも思いましたが、わたくしは好きなのです。 どうか皆様ついてきて下さいましー!←いや、ムリよね
きっと既読の方は少ないだろうと思いますので、画像はいつもより多めにしておきます。

              *         *          *

●あらすじ
亡くなった母が帰ってきた…ただし、見知らぬオッサンの姿で!!
 “彼女"の作る手料理、服の隙間から覗く肌、そして2人きりのデート。悲しみに暮れていたはずの父に、まさかの2度目の思春期が。伝説のギャグ漫画家・阿部潤がスピリッツに初見参!!

3年前に、超可憐な愛妻を亡くしたパパは、それ以来仕事も行かずに引きこもり続けています。

「パパがも一度〜」というタイトル通り、この作品の主役はムスメのトモちゃん(中3)なのですが、メインはパパ。
このパパ、とばしてます。3年引きこもってニート生活って、どうやら、同居しているおもちゃみたいな(笑)おじい様の財産で、この家族は暮らしているみたいです。
部屋中に亡き妻の写真を貼りまくり(普通の写真ではない)、しまいにゃ、辛いからもう死ぬ、とドアノブに紐をかけ、しゃがみ込んで首をつろうとするパパ。
積極的だか消極的だかわからない方法で自殺しかけたところ、突然家に上がり込んできた謎のびしょぬれおっさんに助けられてします。
でもって、彼は、自分はこの家の妻・多恵子だというのです。

ふざけんな!と誰もが思う中、おっさんは母の味の料理を作り、夫婦しか知らない秘密を言い当て、なんだかんだで、結局一緒に暮らし始めてしまう家族。


…と、ここまでが、相当ハチャメチャに展開されてると思って下さい(笑)


この謎のおっさんが、半端なく「おっさん」なんだよね、わはは♪                             参考画像:1巻裏表紙〜ママ&おっさん カラーなのでまだましプッ

ハゲでデブで毛深くて、たぽたぽビールっ腹と、強烈加齢臭のリアルおっさんを表現する筆に妥協が一切ありません。
あまりにリアルすぎて、この先どう料理したら、彼が恋愛対象に思えるほどかわいくなるのか、まったくもって想像がつかず、ついつい読んでしまうのです。
※キモい、読んでられないとの気持ちの方が勝ってしまう女性読者様(連載誌はスピリッツ)もきっと多いと思うので、第1話が楽しく読めれば1冊いけますよ☆と、買ってみなきゃ分かんねーじゃん的役に立たないアドバイスを記しておきます。


暮らし始めるうちに、おっさんがときどき妻と重なって、ドキドキしてしまうパパ。←私らには無論感情移入はしにくい(笑)

挙句の果てに、脱衣所のおっさんをうっかりのぞいてしまい、

多恵子にしか反応しない、自慢の、オレの清らか棒が…激しくそそり立っている…!!
だの、
股間でボディービルダーが、わいわいしちゃってる感じだ…!
だのと名セリフ連発で、大パニック。わはははっは!

男性向けギャグ漫画にありがちな、ワヤくちゃと紙一重の個性的お絵柄でこんなことになってたら読む気も失せますが、この方は、先日まで公開していた映画「アリス」をコミック化できるほど、アートイラストちっくなマンガ力を持った方なので、感覚が合いさえすれば、マンガとしては不安なく読み進めていけるのです。

参考:コミック版「アリス イン ワンダーランド」

自分の「かわいい」センサーがどっかおかしいんじゃないかと、可愛いものを訪ねて歩くプチジャーニーを敢行するパパ。「あるぱかわいい」生き物に出会うまでのくだりは、膝を叩いて笑っちゃいます。←フレブラ15読んだ後ではきっと笑えないから、今のうちに笑っとく。

が、この大笑い後に、この地上で最もあるぱかわいい動物よりも、あのおっさんの方がかわいく思えてしまうのだ…とパパのつぶやきで締めくくられるのには、ちときます。
決してシュールなだけではないのですよねぇ…←でも8割シュール

この時点でパパは、ひきこもりから地味に卒業しています。思えば、おっさんがこの家に来たのはパパが命を(笑える方法で)断とうとした日。
あのおっさんは、間違いなくパパを救うためにこの家に来て、その後も、彼に(彼女に?)出来うる最善を尽くして続けているのです。内助の功…とはちょっと違うけど、尽くすことには変わりない。

これが恋愛まで発展して、希望と安らぎまで与えられるのか?そもそも(肉体の)おっさんの正体も良く分かってない。

これは恋?誰に?「幸せな未来」って?

よく考えれば、かなり深いテーマです。でもね、ほんとにほんとにホンットーによく読まないとわかんない
仮に2人が上手くいったとしても、魂が妻(確定してない)なだけで、肉体はおっさん。
つまりは、昨今流行りのオヤジ受けってことに…。
わはははは、みとめらんねー。


前半は怒涛のショーゲキで飽きさせませんが、後半、トモの友人の霊感少女とか、分かりやすいサブキャラの小話でもたついて来ているのが、ちょっと不満かな。
今月末に出る2巻では、あるぱかわいいパパと、これは「かわいい」んだ、「かわいい」んだ…と自分に言い聞かせる感が近頃楽しいおっさんとの、ハジけた絡みがもっと見たいです。←作者も読者も主役ほったらかし(笑)


最後に。
この記事を読んで、このマンガを読んでみたいと思って下さった、お優しい、奇特な貴方様へ。

あのね、私は面白いと思ったけど、それでも、オススメだから読んでみて☆とか、買って損なし!などの、積極的表現はとても出来ないのf(^^;)

トンキワ腕試し☆ぐらいのお気持ちで、挑戦なされてみてくださいまし。ごめ〜ん、こんな表現で。



しっかし、これとF&B15巻、(ほぼ)同時発売って…何の拷問であろうか。

          
             *           *            *


ではでは、わにこさん、次回は「た」ですぅ。
二度めの「た」だし、濁音なかなか出てこないので、「だ」もOKにいたしましょう?
よろしくです〜♪









 

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連動コミック企画・マンガしりとり「さ」〜「櫻狩り」/渡瀬結宇

■マンガしりとり・ルール
・第2日曜担当:わにこ 第4日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音はあるなしどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム(後日発表、笑)

 ■前回までの流れ(タイトルポチでブログを超えて記事にジャンプ)
「真空融接」→「月に狼」「ミルキーウェイ」「イティハ―サ「サラディナーサ」


本日は第4日曜、暗黒萌え友「北の主腐から」わにこさんとのガチンココラボ企画・「マンガしりとり」開催日です。今回いただいたお題は「さ」です。

本日、私のすまう地方はとてもよいお天気。桜(ソメイヨシノ)は散ってしまいましたがヤマザクラ、八重桜系は今が盛りです。
ギリギリ季節に間に合った!と皆様と自分への言い訳をたっぷり含んだご挨拶はこのへんにして、早速本題にまいりましょう。

今回わたくしの用意したマンガはこちら

    

わにこさん、次回のお題は「り」です!ちょっと難しいお題になっちゃいました、ごめ〜ん
でもわにこさんなら絶対大丈夫だよ♪(byカードキャプターなさくらちゃん)

             
             *         *         *

こちら、去年の春に「上」・「中」と感想書かせていただいています。
もちろん「下」もいずれ書くつもりでしたが、しばらく予定一杯だからこの際季節無視してもいいや、書ける時に書こう、な〜んて思っていたら今回のお題が「さ」
ああ、BLの神様がまたも今書けとおっしゃってます。←疲れから来る電波

毎年1回、桜の季節に刊行、足掛け3年かけて完結した作者入魂の作品です。
が、正直申しますとこの作品の感想は大変書きづらい。
かなり考えこまされた作品であることは確かですが、何について考えたかを書くには、作者様の意図とは違う、私自身が今まで避けていたシンプルかつ究極の命題について考察しなければならないからです。
真剣にマジガチで書かせていただきましたが、結果楽しい事は一つも書いていない、かなりの辛口&結論がない感想になってしまっています。
私自身も書いてて相当気が滅入りましたので、なんでしたら読み飛ばしてくださいませ。(わにこさんへのお願いバトンをしょっぱなから書いているのもそのためです)


作者様が少女マンガ界の重鎮様ですので、『腐のつく方』(本作後書きより)以外の方もここを読まれることがあるかもしれません。その場合、更にしんどいと思いますので本当に本当にご納得のうえお進みくださいませね。



※作者様のこの作品にかけた熱い想いに敬意を評して、「桜吹雪」を2日間限定復活いたします。記憶の中の満開の「桜」の情景を思い浮かべていただければ…せめてもの癒しに。





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連動コミック企画・マンガしりとり「い」
〜イティハ―サ/水樹和佳子

■マンガしりとり・ルール
・第2日曜担当:わにこ 第4日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音はあるなしどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム(後日発表、笑)

 ■前回までの流れ(タイトルポチでブログを超えて(笑)記事にジャンプ)
「真空融接」→「月に狼」「ミルキーウェイ」


連動コミック企画「マンガしりとり」、今回「北の主腐から」わにこさんからいただいたお題は「い」です。

「い」…そりゃもう華不魅さんの「一天四海」!…といいたいところですが既にがっつり書いておりますので、今回は私にとって思い出深い少女マンガ・「イティハ―サ」水樹和佳子:著を選ばせていただきました。

名作とか伝説とかの言葉が虚しく感じるほどの壮大なスケール。
なにせこのマンガのコピーは「読んだ後 人生観が変わる」です。
ページを折りませんのでネタバレご注意下さいませね。


      
いくら自社マンガを売り込みたいからと言って、仮にもその道のプロが「人生観が変わる」まで言う?少々大げさだろう、と誰もが思う一文ですがこれがちっとも大げさではないのですね。
だって私も人生観が変わっちゃった、というか影響されたのですから(笑)


「イティハーサ」は水樹和佳子(連載時・水樹和佳)さんが1986年から10年以上に渡って「ぶ〜け」に連載したライフワーク的作品です。
作者様の作画法に起因する大変特殊な連載形式で(2ヶ月に1回、後半は1年に3回)、掲載雑誌の勢いの衰えと共に最終巻分を残して連載終了になってしまい、最終巻は描きき下ろしで発行されたのでした。
※このあたりの裏事情は文庫版最終7巻に詳しくご本人がご事情を語って下さってますの、でご興味のある方はそちらをどうぞ♪

「星雲賞」のコミックSF部門を何度も受賞されたマジガチSFコミックの大家が神と人に真っ向から挑んだとてつもない大作、作者様を支えて下さった早川書房に敬意を表してハヤカワ文庫版でご紹介いたします。
この文庫の表紙が素晴らしいんだな!
このために作者様が描き下ろされた、美麗で深い意味のこめられた表紙絵です。

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 この2人からすべては始まったのでした。
森の中に捨てられていた赤ん坊を拾う少年、鷹野(たかや)。天涯孤独だった彼はその女の子を村人の助けもた借りながら自分の妹「透祜(とおこ)」として1人で育てていく。
「え?ホントのお兄ちゃんじゃないの?が〜ん」的少女マンガお約束にはせず、第1回目から血の繋がらない兄妹を描く。これだけでもこのマンガの狙いが単なる恋愛マンガではないことはよく分かります。
2人が住む國は古代日本を彷彿とさせる國、しかもこの2人が育つ村は他の村とは少々事情が違うのです。2巻で「2人を引き裂く運命の刃」とある通り2人は引き裂かれるのですが、引き裂かれ方が容赦ない…。そして単なる権力争いとはわけが違う戦(いくさ)の理由。
運命に翻弄される2人を描く、のではなく、翻弄される2人描くマンガであることがだんだんわかってきます。しかも1巻で描かれている女の子は誰なのか、全巻を読んだら分からなくなるおまけつきです。とんでもないマンガだよ、まったく。

  
よくここまで凝った人間関係を設定できるよな、と鳥肌もののキャラクターばかりなのですが、この3人の関係は特に号泣モノです…。
成人まで心が持たない(廃人になる)遺伝を持つ青比古(3巻)。いつ来るか分からない自己崩壊を待つしかないのに彼の感性は人一倍鋭いのです(鋭い故に壊れる、とも言える)、こんなムゴイ設定があるだろうか…。これぞ真のブラック。
かたや桂(4巻)は女だてらに戦士(戎士)とて剣をふるう。これにはまたもやしんどい理由が。
5巻の、桂しか見たくないのに抗えない理由で桂の側にいられない一狼太(那智)
最終章でこの3人が起こす嵐と言ったらもう…。
櫛が…。櫛がぁ。

キーパーソン・夜彲王(やちおう)。
ストーリー上の鍵だけでなく大きな意味でも鍵なお人ですが、この人自身にもしっかり背景があるんだよね、
本当は透祜の横に並べてあげたかった…。
でもこの他にも重要なキャラはいるのに6巻でこの人出しちゃったら後困るんじゃ?と思わせておいて…





 
最終巻7巻の表紙絵がコレですよ…。
6巻まででも十二分に噛みしめられる素晴らしい表紙なのに、最終巻ときたら…。次元が違う。

この作品はマンガという表現で語る一種の宗教論でもあります。
マクロ・ミクロ・空・是・コスモス。
古代日本の神話思想からキリスト教、果ては偶像崇拝から無神論まで徹底的に描いて語って、しかも作者様はそれらのいずれにも甲乙をつけません。様々な神にすがる人、神を欲する心の在り様を贔屓目なく解いてゆくのみです。
神でさえ栄枯盛衰、万能の存在などない事と語りながら、人が言葉=言霊=想いを絶えることなく紡ぎ続けて行く事で不死の存在になれるとも語ります。
この絵は壮大で衝撃的なメインストーリー(人間ドラマ)と同時に作者様がずっと繙いてきた哲学的思想と世界観を表した一枚・大極図なのですね。

「人類は進化する反調和である。」
小学生も読むようなマンガ雑誌でここを目指したのかと、当時の少女マンガの気高さには尊敬の念を禁じ得ません。まさに少女マンガカンブリア!
本作が2000年星雲賞(SFコミック部門)を受賞したのは納得です。(賞自体の意味はよくわからんが)

たかがマンガを読み終わっただけなのに、今、日本に生きている事に不思議な灌漑を抱いている自分に愕然とします。この話は日本でなければ成しえない。これを他国向けに翻訳しても底流に流れるテーマまで読みとらせるような訳は無理でしょう。
でもって、これを読んだ後で世界史を振り返ると、これまた何と面白い事か!
今でも歴史や宗教などについて考える時、このマンガのことをつい思い出してしまいます。このマンガの思想が私に与えた影響は大きいのです。


更に言えば、これはマンガでしか描き得ないお話です。
小説では複雑すぎて読者に伝えきれない。アニメですべて(音やイメージ)をはっきりとを再現したらそれも台なし。(何より作画が狂う事を作者様は許さないと思う) 

この作品における「絵」とはマンガであること以上に意味があります。
目に見えぬ神々と目に映る神々とが同時に存在する世界のお話なので、目に映ること=絵へのこだわりを捨ててはいけないという作者様の信念のもと、驚異の作画が施されている。
先に述べた「作者様の特殊な作画法」とは、下絵を完成原稿と同じぐらいまで描きこむ作画法のことです。このため、このマンガに絵の狂いはほとんどなく、10年以上も描いてきたのに絵柄がほとんど変わらない。何度も紙に興し考えに考えた画面構成のため構図も効果も芸術的なんですね。
しかも目に見えぬ神々は形の残らない「音=言葉」を残す、という本編内容に沿うように「色(の音)」にただならぬ意味を持たせるので、カラー原稿へのこだわりもこれまたすごい。雑誌掲載が2ヶ月に1回→年に数回になっていくはずです。

この、妥協を許さない作者様の作品とファンへの熱い思いが、長期連載を追いかけきれなくなったファンも生むという何とも皮肉な現象も招いてしまいました。連載当初はかなりの話題作でしたが、この作品をラストまで読んだ方は案外少ないような気もします。

真のラスト…これだけのことを語っておいて少女マンガの鉄板セリフ「OOOOO」で締めるんだもんなあ、あれほど重くて深くて感動的な「OOOOO」はないですよ、しかも表現方が憎い!
音にすること、眼に見えないことがここでもまた!
「イティ」を知っていてこのラストを知らずにいるのはもったいないです。


新装文庫は最終巻まで述べ10年以上かかったコミックスとはまた違い、終了した作品を俯瞰しながら全巻構成できます。だからこの表紙絵に凝縮されたメッセージは半端がないのですねぇ…。



この表紙には更におまけが。
しかも7冊全部買ってもわからなかったおまけなんだよ!ヒドイ(笑)
そちらは次ページで。








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連動コミック企画・マンガしりとり「つ」
〜月に狼/カメイ 与五郎太

皆様こんばんは♪

グラミーも無事4回終了、後顧の憂いなく新年度ロング新企画を発動させていただきます。
先日お知らせいたしました、北の主腐から・わにこさんとのガチンコ連動コミック企画
「マンガしりとり」
本日からスタートです♪ わ〜ドンドン!パフ〜
■マンガしりとり・ルール
・第2日曜担当:わにこ 第4日曜担当:miru-ha マンガのタイトルでひたすらしりとる。
・必ず自分が読んだマンガとする。ジャンルは不問(雑誌・同人は不可)
・続けることが目的なので最後が「ん」でもよし。(例:「ドラえもん」⇒次回「も」)
・同上理由で 濁音・拗音はあるなしどちらもOK。(例:「しょうこうじょ」⇒次回「しょ」か「じょ」か「よ」)
・同作家の作品は各人1回ずつ。2回目は罰ゲーム(後日発表、笑)

 ■前回までの流れ
「真空融接」
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本日のお題は先日予告記事の通り「つ」でございます。

「日曜コミックDAY」をお休みしてから早半年、自称・少女マンガ王をうたっておきながらコミック企画は久しぶりです。記念すべき第1回目ですので、ここはぜひともBL界から傑作を!…と思ったのですが、ないのですねぇ「つ」のつく傑作って。←初回からもはや手詰まり

次善策としまして「傑作」ではないですが、「ある意味ケッサク( ̄m ̄*)オススメできないけど私は好き」作品をご紹介いたします。

なにやらふっきれた感すらある不思議PN・カメイ与五郎太さんの「月に狼」
いやもう対象読者層は何歳なんだろうと不思議でしょうがない、キャワイイだけのコミックでして…。
とりあえず世界観をご理解いただくために「あらすじ」から。

◆あらすじ
妾の子として親に疎まれて育った月代は、狩りの最中助けた人狼・狼焔に狼の里へと攫われる。帰るところもなく里で暮らすことになった月代だけど、気紛れに拾われて優しくされることに次第に耐えられなくなって…?


ううむ、超不親切な「あらすじ」に失笑です。これじゃ全然分かんないって!
妾の子として親に疎まれるって表現が難解すぎないか?とか、月代って何よ?とか?
なにより最大の疑問は、あらすじ、タイトル、表紙イラストすべてが人と狼のラブストーリーなのに、コミック1話目の
主人公はスズメ。
読み切り短編集ですが表紙&表題作は2番目掲載作品という、腐界か山本周五郎短編集でしかまずお目にかかれない掲載ルールにしょっぱなからしょっぱい気分がこみ上げます。
絵がきゃわゆいから、まあ許せますけどね…。

ショタ&ケモミミ萌えで有名(?)な作家様とはいえ暗黙ルール満載の独特の世界観、一見さんお断りのかなり高敷居なイントロです。

「雀ヶ宿」なるお宿での噂話から本編1話目スタート。
周防様なるイケメンをお客様としてご来店、それを見た店子ちゃんズが噂に花を咲かせます。

「イイ男ね〜」チュンチュン
「1度でいいからお相手した〜い♪」チュンチュン
「私たち下級遊雀には縁遠い話ね」チュン

いやいやいやいや!
「下級遊雀」
自体が縁遠いから!っていうか下級遊雀ってナニ?!
この宿がどんな宿なのか、合間合間のチュンチュンも何の説明もなく突如繰り広げる噂話。
そしてその他大勢と全く区別が出来ないノーオーラのショタロリなドジっ子主人公。しっぽを触られて「ビクン」と感じてしまう、分かるような分からんような独自性感帯をお持ちです。
おまけに「雀に化けられる一族」だとぅ?人に化けられる雀じゃないんかい!この能力にきゃわゆい以外の何の意味が?わははははは、まさにカオス!

他にもしゃべる人参(!)を肩にのせたウサちゃんやら、よ〜く見たら角生えてるじゃん!な人間やらもうなにが人間で何が化身なのかさっぱり分からん ┐(´∀`)┌ 
しつこいが絵がきゃわゆいから、まあ許せますけどね…。←絵は本当にきゃわゆいしお上手です。

まあ、なんちゃって時代劇風ショタ&ケモミミファンタジー、エロほぼなしってことか〜、と何とか学習しながら読み進めていると最後でまたもやΣΣ(゚д゚lll) 
え?スーツ?!
どうも最後の短編はファンタジーでもショタでもない人間界のラブコメの様ですが、海賊のような眼帯したネコ出てくるし、こいつはネコなのかネコ族なのか(苦笑)

もう縦横無尽っていうか、天衣無縫っていうか、寄せ集めっていうか…。どのお話も例外なく絵がきゃわゆいから、まあ許せるだけで中身さっぱりなし。
「?」は感じてもまともに考えこむ方がどうかしてるような、きっぱりと萌えだけでできたコミックです。「U15BL」が倫理的に存在を許されるとしたら、本作はちょうど良いかもしれません。

などと少々スパイシーに考えつつ、あっさり5分で読み終わって後書きにたどり着いた時、これまでの「やれやれ…」を払しょくする衝撃のコメントが。


「何にも心に残らないようなもの」を描こう(としてきた)


これには絶句。

通常創作に携わる99%の人間は、実現の可不可は別として「心に残るようなもの」を目指して作品に取り組むものです。これは人としての本能のようなもの。それを…。
こういう心づもりで作品を描いていたなら、絵がきゃわゆいだけの意味が全く違ってくるのです。心に残らないお話だけど作画には手を抜かない=膨大な量の練習を積んできたってことですが、これは萌えの力で作画だけが発達したあまたの同人的コミックとは立ち位置がまるで違います。

そして読後、私の心にはまんまときゃわゆい絵しか心に残りませんでした。まさに作者様の思うツボ、手のひらダンスではないですか!!ああ、なんてこったい…(笑)

ちなみに上のコメントは、「(読者に)やっぱり楽しんで、感じてもらえるものが描きたい」と続きます。つまり、読者が読んだその時にふわっと楽しければ心(記憶)に残らなくてもいい、という基本ポリシーはお変りになっていないのです。

気合を込めて気迫のないゆるふわ作品を産みだす、その心意気や尋常ならず。

与五郎太さん、アンタすごいよ!

…ってことでわたくしはコレ以来、与五郎太さんのファンになったのでした。後書きって大事よね。


おまけ余談:「与五郎太さんとの運命」
このマンガに出会うずっと前にわたくしは全然違うところでこの方(の絵)とお会いしておりました。
次ページで2人の運命の出会いをアツくご披露しておりますが、これは本編に全く関係ないイラストオタ話です。もしご興味とお時間がありましたら覗いてみて下さいまし。

 
                                     

というわけで、わにこさん、
次回お題は「み」です!!
3月14日(あ、ホワイトデーだ!)、よろしくお願いしま〜す♪






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