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「千〜長世の契り」 岡田屋鉄蔵

勝手にグラミー・コミック部門 2位作品 
「千〜長世の契」 岡田屋鉄蔵


下帯ブームの波を確信した作品。 じゃなくって☆
サイドバーコメントで書きました通り、BL・非BLとボーダーを引く意味を再考してしまう素晴らしい作品。

お名前からして時代劇〈幕末〉がお好きな方なのかなと思っておりましたが、お好きどころかこちらが本職?と今回初めて知りました。なるほどあの鬼気迫る殺陣シーン、キメもアクションももはや劇画の域です。名作「子連れ狼」を彷彿とさせるっていうか…。
デジタル画でもこれだけの迫力、1話のようにペン画だったら…となんとも口惜しい

迫力の画・この世ならざる夢の舞台(ストーリー設定)・アクション・センチメンタリズム(と萌え)、「マンガ」に求める剛・柔・強・弱のエレメンツがすべて揃っておりますね。

果たして千載はその名の通り、千の魂をその身に載り移らせなければ輪廻の輪に戻れないのでしょうか。
草薙は、神の用意した救いでしょうか。楔でしょうか。
じっくりと業と夢を練り上げながら、納得の終着点を見せていただきたいです。

先述したように2話目以降オールDG画になってしまい、ペン画だったらどんなにか…と思うシーン(殺陣や舞など)がちょいちょいあったことと、白鳥のジュンが浮かんでやまない某衣装デザインだけがちょこーっとだけ残念かな

             *          *

タイトル「長夜の契」は、無明長夜(むみょうじょうや)からくる長夜かな。
無知煩悩のために悟りが得られず、迷いさ迷って生きる人の業を、夜明けの来ない長い夜に見立てた仏教用語でございますが、魂が浄化転生されず、現世で苦行を積み続ける千載の人生もまさしく長夜です。
でも長夜の先にある光あふれる夜明け(救い)を称えるだけでなく、今この長夜でしか結べない契りを愛おしんでほしいという作者様の願いが千というキャラクターを産んだのではないかな〜という気がいたします。



 

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[BLコミック・あ行]岡田屋鉄蔵 | comments(0) | - |